これは洋犬と日本犬の違いなのかも知れませんが、どうも茶々は他の犬と遊ぶことが苦手なようです。元々マイペースな子だけに、他の子が眼中に入らないようで…そこが悩みのタネだったりしますね。
家族でお出かけする際、茶々は決まって「私も連れてってくれるの?」という感じで目を輝かせます。「今からドッグラン行くんだよ。茶々も行くよね?」と問いかけると尻尾をフリフリさせて喜びを爆発させるのです。
汚れないようにちゃんと服を着せて、近隣のドッグランに着くと、早く降ろせと言わんばかりに暴れます。もう大興奮な様子でグイグイと引っ張るほど。
家族が受付してる間に茶々は芝生広場に向かおうとするほどですから、よほど楽しみだったのでしょうね。宙を泳がんばかりに前足が浮くほどです。
ところがドッグラン内を楽しそうに走り回るばかりで、他のワンちゃんたちと遊ぼうとはしません。たまに近づいて挨拶しに来る子がいると、低く唸って威嚇するのです。
かといって他の子を追いかけるわけでもなく、「近づいてこないでよ!」とひたすら孤高に振舞うばかり。どうやら茶々にとって広い芝生で飼い主と遊ぶことが楽しく、他の子たちがまったく眼中に入っていないことがだんだんわかってきました。
実は茶々が3歳になる頃までドッグランへ行くたびに、他の子たちと元気に走り回っていたのです。それがいつしか遊ばなくなって、まるで他の子に興味がなくなってしまった感じに…そこで理由を考えてみたのです。
一般的なドッグランでは犬の大きさを制限している施設はあまりないように思います。小型犬はチワワ、大型犬はバーニーズマウンテンドッグに至るまで大きさはさまざま。
そういえば思い出しました。かなり以前、バーニーズに横合いから突っ込まれて転倒し、ひっくり返されて噛まれたことを。もしかするとトラウマになったのかも知れません。
たしかに大型犬が近くにやってくると、まるで逃げるようにベンチの上に乗ったり、陰に隠れたり。以前に比べたら弱気になったような気がしますね。
免疫介在性疾患を患って治療を続けてきた茶々ですから、その期間中はドッグランへ行く機会はまったくありませんでした。そのためドッグランの楽しさを忘れてしまったのかも?と感じることがあります。
その当時の辛さを覚えている茶々は、飼い主と遊ぶのがちょうどいい。くらいに考えているのかも知れません。
そんな茶々ですが、たまに茶々と仲良くしてくれるワンちゃんもいますね。茶々と同じ体格か、それ以下の大きさをした性格のおとなしい子であれば唸ることもなく、ちゃんと挨拶もさせてくれるのです。
むしろ茶々が積極的に絡んでいくくらいなので、おそらくフィーリングが合うのでしょうね。
茶々は人間は大好きなのに、なぜ他の犬が苦手なのか?柴犬特有の性格もあるのでしょうが、考えてみて思い当たるフシはけっこうあるものです。
あまり無理のない程度に、これからもドッグランを楽しんでいきたいと思います。
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