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ゴールデンレトリバーのセナ、アンディ、ディロン
連載 / ブログ

2020.11.19

ブログ|君たちは私の太陽|海辺でゴールデンレトリバーと暮らす日々

みんなとは違う?我が家の愛犬ゴールデンのストレス発散方法

我が家の愛犬ディロン、元気に9歳を迎えました。ゴールデンレトリバーは9歳にもなると、散歩もゆっくりのんびり、家では寝てばかり、とすっかり“ご隠居さん”の生活になると聞きますが、我が家のセナ、アンディ、ディロンと3代の犬たちは全く違います。え?本当に9歳?6〜7歳にしか見えないね〜〜と主治医に言わしめる若さの秘訣は、もしかするとストレスフリーの生活なのかもしれません。

#ゴールデンレトリバー / #人生を変えたゴールデン

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

愛犬のストレス解消法はなんですか?

芝生の上のゴールデンレトリーバー

犬にもストレスが溜まる時代。みなさんはどのように愛犬のストレスを解消させていますか?最近では、お留守番の時に活用できるおもちゃやご褒美のおやつも充実していますね。20年以上前から、ゴールデンレトリバーと暮らしている私にとっては、最近の多彩な犬グッズには驚くばかりです。

ペットショップなどもなく、ドラッグストアの片隅におやつらしきものが売っていた時代から犬と暮らしていたおかげで、おやつをあげるという概念も習慣もなかった私は、犬たちのストレスに真正面から向き合うことが最大のテーマだったのです。

犬にも人にもストレスは大敵

犬にとって一番のストレスはなんだと思いますか?私は、どんなことよりもお留守番だと考えています。特に、飼い主と一緒にいること、何かを一緒にして遊ぶことが大好きなゴールデンにとって、お留守番は最大のストレスではないかと思うのです。

幸いなことに、私は自宅で仕事ができる職業のため、通勤はありません。反対に、通勤がない、お留守番が少ないことから、ゴールデンと暮らすことを選んだとも言えます。「お留守番お願いね」と、お留守番風景をカメラでチェック!とSNSに投稿している方をよく見かけますが、私は留守番メインの生活で犬を飼うことに反対する一人です。

誰もがうらやむ環境で犬たちと暮らしているのに

芝生の上のゴールデンレトリーバーとラブラドールレトリーバー

海まで歩いて10分足らず。ウチのコたちは毎朝、毎夕海までお散歩するのが日課です。海に行けば、犬のお友達はたくさん、どの子もしっかりとしつけをされたお行儀のいい子ばかり。一緒におもちゃを引っ張りっこしたり、順番にボールで遊んだり。ふらふら歩きたい時は、砂浜をのんびりお散歩。暑い日には、海で泳ぐ。

海で出会う他所から来た犬連れの人達に、「うらやましい生活!」といわれる日々は、ストレスなど一切無いはず。でも、それは飼い主の勝手な想像・願望だったことが分かります。

犬だってルーティーンは飽きる?

毎日毎日、同じ場所に行き、同じお友達と遊ぶこと。素晴らしい環境で生活しているのだから、ストレスなどあるはずが無い、それは飼い主の勝手な思い込みだったことに、ある日気がつきました。

週末や休みの日に「五感を刺激する」お出かけをした時の半端ない喜び方を見ていると、もしかしてストレス溜まってた?と思わず聞いてしまうほど。犬は、どんなに素晴らしい環境にで暮らしていても、ストレスは溜まるものなのだとそのとき初めて気がつき、人間の勝手な思い込みで犬を同じ環境に閉じ込めておくことは、一種の虐待に値するのではと気がついたのはアンディが5歳の頃でした。

2代目犬“アンディ”に教えられたストレス解消法

2代目犬“アンディ”が海ではしゃぐ姿

アンディは、多くの人がイメージするゴールデンレトリバーとはかなりタイプが異なるコでした。ゴールデンの皮を着たラブと言われるほどの活発さが彼の魅力。風に舞う葉っぱ、鳥への興味は狩猟犬そのもの。走らせれば、1日中でも砂浜を走っていられる体力の持ち主。

そんなアンディが、ルーティーンのお散歩で満足できるはずもなく、気が付けば時間を見つけてはお出かけするようになっていたのです。山嫌いの飼い主が山へ行くようになったのも、アンディからの暗黙のプレッシャーがあったと言っても過言ではないのかもしれません。

やっぱり犬は自然の中が一番!

私の仕事が忙しかった当時、もしかすると犬たちのストレスには気がついていなかったのかもしれません。自分のことに手一杯のときは、皆さんも愛犬の様子に気がつかないことも多いのではないでしょうか?

仕事がひと段落したある日、当時10歳のセナとアンディを連れて湖畔にあるドッグランに行きました。当時は、今のように整備されたドッグランなどなく、敷地の一部を金網で囲った簡易的なドッグランでした。誰もいないドッグランは、落ち葉の絨毯が敷き詰められ、冬の気配が漂います。

若いアンディは、初めて見るアジリティに目を輝かせ、繰り返し挑戦。すっかり落ち着いてしまったセナは、と見れば、枯葉の絨毯で嬉しそうに小走りしているではありませんか!え?セナが走るの?そんな姿を見ていて、犬たちにストレスが溜まっていたことに気がついたのです。

紅葉を見に行ったはずの飼い主も、犬たちの嬉しそうな姿になんだかとてもほっとした気持ちになったことを覚えています。ドッグカフェやショッピングに連れて行った時とは、まるで別の顔をしている2頭を見て、やっぱり犬は自然の中が一番好きなんだと改めて思ったのでした。

時間は作るもの

ゴールデンレトリーバーが芝生の上でフセしている様子

そんな犬たちを見て、こまめに自然の中へ連れて行ってあげようと固く決心した私。その考えは、ディロンを迎えるとさらにパワーアップ。以前は時間が空くと連れて行っていたのに、今では時間を空けて連れて行く日々。春夏秋冬、犬たちを自然の中に連れていくことは、実は自分にとってもストレス発散になっていたんだと気が付いたのはつい最近のことです。そのせいか、ディロンはお天気のいい朝はそわそわ、玄関にスタンバイするという悪しき慣習がついてしまいました。

今日は行きませんよ?と言った時の、がっかりした顔と言ったら、意味もなく申し訳ないと思ってしまうほど。でも、山嫌いだった私が、気がつけば今度はどの森へ行こうか、小さな山に登ってみようかと思うようになったのは、犬たちのおかげ以外の何物でもありません。

犬もヒトもストレス解消できる大自然。みなさんも、かけがえのない愛犬の笑顔を見るために、ちょっとだけ重い腰をあげてストレス解消に出かけてみてはいかがですか?“時間は作るもの”ですからね!

  • 更新日:

    2020.11.19

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ライター・監修者プロフィール
  • ライター:西村 百合子
  • ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士、犬の東洋医学生活管理士2級
  • ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。 現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。