同じ柴犬でもトップコートの長さや密集度、抜けやすさなどが違ってくるのではないでしょうか。
よく散歩の時に出会う他の柴さんも被毛の感じはさまざま。硬かったり柔らかかったり、感触も違ってくるので面白いですね。
茶々の被毛の特徴は、触った感じは少しゴワッとしています。それでいて太陽の光に透けるとキラキラ光る感じでしょうか。少し光沢があります。
また毛足が長くてトップコートはあまり密集しているという感じではありません。ちょうど筆先を想像してみると良いのかも。
アンダーコートは柴犬らしくびっしりと密集しています。毛をかき分けてみると地肌が見えないほどです。さすが寒さに強い犬種なだけありますね。
これも柴犬の特徴なのでしょうか。1年中だらだらと毛が抜けます。そして換毛期になると、その量がとたんに増大します。
特に換毛期には、ごっそり抜けるアンダーコートに混じってトップコートの毛も落ちていますから、体全体の毛が生え変わるんじゃないか?というほどの勢いです。
長さを測ってみると4センチほどですから、茶々がかなり長毛なのがわかります。
換毛期には、毎日床の掃除が欠かせないくらいの抜け毛が出ます。掃除し終わったと思ったら、もう至る所に毛が落ちていたり…
まさに毎日が抜け毛との戦いとなります。どうしても掃除とブラッシングは日々のルーティンとなってしまいますね。
抜け毛を出さないために、とにかく毎日のブラッシングは欠かせません。我が家ではファーミネーターを使って余分なアンダーコートを取り除き、その後ブラシで優しく撫でつつ、取り切れなかった被毛を除去しています。
ブラッシング1回に付き、ごみ箱が満杯になるほどの抜け毛が出ます。抜け毛を再利用すれば、茶々のぬいぐるみが出来ちゃうかも。
ある程度はブラッシングで抜け毛を防止するものの、毎日の掃除は絶対に欠かせません。我が家ではフローリング・カーペット・ソファに抜け毛が付きやすいので、それぞれに合わせて掃除道具を使い分けています。
フローリングには掃除機だけで十分です。ただ狭い場所にも抜け毛が入り込みやすいので、ヘッドを細いノズルに付け替えて掃除します。
カーペットは抜け毛クリーナーという優れモノを使います。こすると繊維の奥に入り込んだ毛を掻き出すことができるんです。
ソファに対して抜け毛クリーナーは通用しないため、ひたすら粘着ローラーでコロコロするしかありません。あまりコロコロすると生地が傷んでくるので、ソファカバーは欠かせませんね。
抜け毛を出さないようにするため、他にも対処法が考えられます。2つほど紹介してみましょう。
茶々がブルブルッとするだけで四方八方に抜け毛が飛び散ります。そこで服を着せて飛び散りを防ぐ方法も効果的です。
とはいえ茶々は意外に服を着るのが苦手ですので、着せるまでが一苦労です。逃げたり嫌がったり、なかなか大変なんです。
ブラッシングをした後にシャンプーする方法も効果があります。そもそも体が濡れていると抜け毛が飛び散りませんし、後の処理も楽です。
排水溝に抜け毛が大量に溜まっているはずなので、簡単にポイッとするだけで済みます。
実は柴犬は毛が短いので、ほとんど抜け毛はないと思っていました。ところが一緒に暮らし始めると、その考えの誤りに大きく気付かされたのです。
とにかく今は、毎日の抜け毛と上手に付き合っていくしかないと思っていますよ。
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