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犬にまつわる雑学

2020.10.07

犬が登場する有名な絵画!15世紀から20世紀までの国内外の名画たち

犬が登場する絵画を知りたい!犬は様々な有名な絵画に登場しており、犬が昔から身近な存在だったことがわかります。ここでは、犬が登場する有名な絵画を世紀ごとに紹介していきます。また、最後に犬が登場する日本画もいくつか紹介します。

Author :ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

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犬が登場する有名な絵画2選【15世紀~16世紀】

犬は15~16世紀ごろから絵画に登場することが増えました。ここでは、15~16世紀ごろの犬が登場する有名な絵画を紹介していきます。

「アルノルフィーニ夫婦像」ヤン・ファン・エイク

手をつなぐ男女の風景画描かれている絵画です。絵画の下の方にはブリュッセル・グリファンのもとになった犬が描かれており、夫への貞節を象徴していると言われています。

「雪中の狩人」ピーテル・ブリューゲル

狩人が猟犬を引き連れて村を見下ろしている絵画です。ブリューゲルはルネサンス後期の風景画で、農村の何気ない日常を描いていたことで知られています。その何気ない日常の1シーンに猟犬が描かれていたということは、犬の存在が身近にあったということなのでしょうね。

犬が登場する有名な絵画3選【17世紀】

17世紀ごろには犬が登場する有名な絵画がたくさんあります。ここでは、厳選した絵画を3つ紹介していきます。

「キリスト昇架」ピーテル・パウル・ルーベンス

「キリストの昇架」はルーベンスの代表作品の一つとも言われる有名な絵画で、左下角にスパニエルのような犬が登場します。また、「キリストの昇架」は「フランダースの犬」に登場していることでも知られており、犬と関わりの深い作品です。

「夜警」レンブラント・ファン・レイン

「夜警」は左下角に吠えている犬が登場するオランダの絵画です。この絵画を描いたレンブラント・ファン・レインはプードルを連れた自画像も残しています。

「ディアナとニンフたち」フェルメール

犬を含めた誰もが鑑賞者に背中を向けている特徴的な絵画です。この絵に登場するスプリンガースパニエルはフェルメールの作品に登場る唯一の犬なのですよ。

犬が登場する有名な絵画3選【18世紀】

18世紀になると、犬は大々的に絵画に描写されることが増えました。ここでは、18世紀に描かれ絵画のうち、犬が登場する著名なものを紹介していきます。

「少女と犬」ジョシュア・レノルズ

「少女と犬」はジョシュア・レノルズの傑作の1つとしていられる絵画です。絵画には犬と、その犬を腕に抱く幼い女子が登場します。暖かい雰囲気や幻想的な印象が魅力的な作品です。

「A Woman With a Dog」フラゴナール

小さな白い犬を抱き上げている女性の絵画です。犬のくるりとした尻尾の被毛は美しく描かれており、柔らかな印象を与えます。また、女性と目が合い、じっくり鑑賞したくなるような作品です。

「当世風の結婚」第一場面 ウィリアム・ホガース

左下角にビーグルのような犬が登場する絵画です。この絵画はお互いを愛し合っていない男女が戦略結婚のための契約を交わしている絵画で、それぞれの人物の感情が鑑賞者まで伝わってきます。

「タマ、日本犬」マネ

この絵画に登場するタマの飼い主はイタリアのミラノをオーストリア帝国から開放した有名な人物です。彼は1870年代に中国や日本を訪れ、狆のタマを日本から連れて帰ったそうです。

「3匹の子犬のいる静物」ポール・ゴーギャン

ゴーギャンは犬が登場するを絵をたくさん描いたことで、愛犬家にも人気がある画家です。また、べコーという名前の犬と生活をしていたことから、愛犬家だったのではないかと言われています。

犬が登場する有名な絵画2選【20世紀】

20世紀になると、犬をコンパニオンドッグのような存在として描く絵画が増えたのが特徴的です。ここでは、20世紀の有名な絵画を紹介していきます。

「少年と犬」ノーマンロックウェル

ノーマンロックウェルは大の愛犬家で、スタジオへ犬を連れて行っていたことで知られています。彼は犬の写真や新聞記事の切り抜きを何百枚も集めており、絵画を描く際に参考にしていました。

「女性と犬」パブロ・ピカソ

絵画に登場するのはピカソによって飼われていたアフガン・ハウンドのカブールです。ピカソは動物愛好家として知られている画家で、たくさんの犬が様々な絵画に登場します。

【日本画】犬が登場する有名な日本画2選

日本でも犬が登場する絵画がいくつか残されています。ここでは、可愛い日本犬が登場する有名な日本画を紹介していきます。

「白象黒牛図屏風」長沢芦雪

大きくて力強い黒牛と小さくて間抜けな顔をした白い犬が登場する絵画です。黒と白、大と小の対比は長沢芦雪の絵画によく見られる技法で、インパクトが強いですよね。

「狗児図」円山応挙

円山応挙は子犬が登場する絵画をたくさん描いたことで知られている画家です。彼の絵画に登場している犬はどれももふもふとしていてとても可愛らしく、いかにも「子犬らしい」魅力がたっぷりと詰まっています。

絵画からわかる犬が身近にいる生活

犬 絵

ここでは、犬が登場する有名な絵画を紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?昔から数多くの犬が世界中の画家によって絵画に描かれているのを見ると、犬がいかに身近な存在だったがわかりますよね。ぜひ、犬が登場する有名な絵画を吟味して楽しんでください。

  • 更新日:

    2020.10.07

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ライター・監修者プロフィール
  • ライター:ルエス 杏鈴
  • 犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー
  • 大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。 愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。 写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。