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犬種図鑑

2020.10.30

【犬種図鑑】米国生まれのラットテリア!ホワイトハウスのネズミ捕りにも貢献?

ラットテリアは、ネズミ狩りをする猟犬として活躍していたテリア犬種です。日本のみならず原産国のアメリカでも希少で、実際に目にする機会はあまりないかもしれません。そこで今回はラットテリアの歴史から、外見や性格の特徴、平均寿命までまとめてご紹介していきます。

Author :新井 絵美子/動物ライター

ラットテリアの誕生の歴史・ルーツ

ラットテリア

はじめに、ラットテリアの誕生の歴史や、分類されている犬種グループからご紹介します。

名前のルーツ

ラットテリアは、ネズミ狩りをする犬として生み出された犬なので、ラット(英語でネズミの意味)を捕るテリア犬種として「ラットテリア」と名付けられました。アメリカで誕生し人気を博したことから、アメリカンラットテリアとも呼ばれています。

活躍の歴史

ラットテリアは、1800年代初頭にマンチェスターテリアやスムースフォックステリアなどをはじめとした、いくつかのテリア種を交配して誕生したと考えられています。優れたネズミ狩りの能力を持ち、ホワイトハウスのネズミ駆除にも貢献していました。

19世紀になるとさらに品種改良が進み、ウィペットやイタリアングレーハウンド、ビーグルなどとも交配が行われました。

日本だけではなく、原産国のアメリカでもラットテリアの頭数はそれほど多くありません。

分類される犬種グループ

国際畜犬連盟に公認されている犬種は、生存目的や性質などによってそれぞれの犬種グループに分けられています。しかし、ラットテリアは国際畜犬連盟に公認されていない犬種なので、どの犬種グループにも分類されていません。

ラットテリアの外見の特徴

ラットテリア

次に、ラットテリアのサイズや毛色など、外見の特徴についてご紹介します。

適正体重・標準体高

ラットテリアの平均体重は4.5~11kg、平均体高は25~46cmです。犬種標準がないため個体差が大きいと言えます。

ココがチャームポイント!

筋肉質でスラリと足が長く、均整の取れた体型はラットテリアのチャームポイントの1つです。また、活発で走るのが速く、遊ぶことがが大好きなのも魅力的なポイントです。

被毛の特徴

コートのタイプや毛色についても見ていきましょう。

コートタイプ

ラットテリアの被毛は、短毛で光沢のあるスムースコートです。皮膚に密着するように毛が生えています。

代表(標準)毛色

ラットテリアの毛色は、ホワイトやブルーホワイト、レッドホワイトやブラックなどの地色に、ホワイトやアプリコット、ブラック、フォーンなどのマーキングが入っているのが基本です。バリエーションが豊富で、マーキングの箇所や比率によって印象が異なります。

ラットテリアの性格の特徴

ラットテリア

ラットテリアは、テリア種ならではの以下のような性格の特徴が見られます。

明るく好奇心旺盛

元気いっぱいの明るい性格で好奇心旺盛です。猟犬だったことから運動が得意で、走り回るはもちろんのこと、ボール遊びやロープの引っ張りっこなど、飼い主とコミュニケーションを取りながら遊ぶことも大好きです。

気が強い一面も

テリア種ならではの気の強い一面も持っています。そのため、犬のペースに振り回されないよう、毅然とした態度でしつけをすることが大切です。基本的には飼い主に従順なので、信頼関係が築ければ頼もしいパートナーになってくれることでしょう。

ラットテリアの平均寿命

ラットテリア

ラットテリアの平均寿命は、15~18年と言われています。犬全体の平均寿命は14歳程度なので、長生きすることが期待できます。

ラットテリアは一言でいうと家族のムードメーカー的な存在になる犬!

ラットテリア

ネズミ狩りをする猟犬として活躍してきたラットテリアは、活発で明るい性格なことから、家族のムードメーカー的な存在になってくれることでしょう。

飼い主に従順でしつけはそれほど難しくないと言われていますが、気が強いところもあります。そのため、やってはいけないことをしたときにはダメだということをしっかりと伝え、犬のペースに振り回されないようにしましょう。ラットテリアと楽しい生活を送っていってくださいね。

  • 更新日:

    2020.10.30

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ライター・監修者プロフィール
  • ライター:新井 絵美子
  • 動物ライター
  • 2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。 過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。