うちの子記念日になるとこれまでの色んな思い出を思い返して、ほっこりした気持ちになりますよね。写真を見返したりしながら思ったことは、ココメロとの出会いは運命だったのではないかと。
愛犬家なんてみんなそう思ってるよ!という声が聞こえてきそうだけれど、犬が苦手だった母に相性ぴったりすぎる犬がうちの子になるなんて、奇跡だし運命じゃないかと思うのです。
母は猫を多頭飼いしていたことから、完全な猫派で元々犬は苦手だったそう。
私が小学生に上がる前に、親戚がしつけの行き届いていないダックスを3匹まとめてうちに預けたことがあって、それがトラウマとなってしまったようで。
小さい頃から犬が大好きで、分厚い図鑑を毎日眺めていた当時の私は大喜びだったけれど、大人になった今考えるとかなり大変だっただろうなと理解できます。
粗相は平気でするし、ペット非推奨の団地住まいだったのにギャンギャン吠える、きっと犬好きの私でもイラつく状況なのに、犬が好きじゃない人なら尚更苦手になる経験だったと思います。
そんなこんなで完全に犬が苦手な母は、ココメロを迎える前は2階の部屋だけで飼ってね!私はノータッチだからと話していました。
・・・が、確か記憶ではお迎えしてお家に慣れた1週間後には1階のリビングに下ろして生活するようになっていたと思います。しかも、ココメロが滑らないようワックスがけまでして。
ビションフリーゼは、甘えん坊でフレンドリーで活発な性格というイメージがあったけど、ココメロはかなりの塩対応で。私的にはもっと膝に乗ったりべったりして欲しいなぁと思うこともあるけれど、犬が苦手な母との相性はバッチリだったのです。
母が言っていた犬のこういうところが苦手!というのは下の3点。
・一つ目は、顔をベロベロと執拗に舐めること。
・二つ目は、これでもかと体を使って歓迎してくること。
・三つ目は、ベタベタとくっついてくること。
ココメロは、訓練したわけでもなく最初からどれもやらない子で、顔を舐めるのは本当に興奮した時にひと舐めするくらいだし、基本塩対応だから、ベタベタもしてきません。
母が帰ってくる時も駐車場に車が入ってくると吠えはするけど、玄関に入ってきたのを見届けると基本的にスルー。全身を使って歓迎の儀をすることもないのです。
犬に舐められることが嫌いな母が、歓迎を嫌っていた母が、なんか物足りないと口にするほど嫌なことをしないココメロ。あまりにも塩対応だから、今日はお迎えすらないの?とココメロに文句を言っていることもよく目にします(笑)
いつから母がココメロを溺愛しだしたかは覚えていないけど、かなり早い段階だった気が・・・。
しつけとしてココメロを叱っていると「胸が痛くなるからやめてあげて」と完全に孫を心配するおばあちゃんみたいなことを言い出すから笑ってしまう。
騒がしい犬は嫌いだったはずなのに、吠えるのがココメロの仕事なんだからと叱るのをやめさせられたこともよくあって、今や立派な番犬になってしまいました。
母は基本的に叱らないから、ココメロに舐められているのだけれど、それもまた孫と祖母って感じがしてとても良い。
ココメロを迎えた時は、まさかこんなに母と仲良く過ごせるとは思ってもいなくて、いまだに犬をわしゃわしゃしている母を見ているのはとても不思議な感覚。
きっとココメロがココメロじゃなければ、ここまでトラブルなく過ごすことはできなかったのかもしれないと思うとやっぱりココメロとの出会いは運命なのだと思う。
こんな犬嫌いの母と相性のいいお利口な子がうちにきたのは奇跡だなと、何度でも言いたいのです。家の中でも会話がそんなになかった家族だけれど、ココメロがきたことで明るくなり毎日笑顔が絶えない家になったのもココめろのおかげだね。うちの子になって、幸せを運んでくれてありがとう!とすごく感じた2回目のうちの子記念日なのでした。
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