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しつけ

2020.09.01

子犬の躾(しつけ)はいつから始める?押さえるべきポイント3つ!

子犬を迎えたら、その子が人間社会で安全に暮らすために必要なルールを教える必要がありますが、「子犬を迎えたばかりのとき、いつからどんなしつけを始めればいいの?」などと疑問をお持ちの飼い主さんもいらっしゃるでしょう。そこで今回は、子犬のしつけはいつから始めるのがよいか、また抑えるべきポイントや必須のしつけ項目をご紹介します。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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子犬のしつけはいつから始める?

子犬の躾

人間と同様、子犬もいろいろな経験をする中で学習して社会に馴染んでいくため、しつけは迎えたその日からスタートします。犬も年齢が若ければ若いほど、教えられたことを柔軟に吸収してスムーズに身につけることができるからです。

子犬のうちからしつけがされているかどうかは、成犬になってからの振る舞いに大きく影響します。そのため、迎えたその日から人間社会の中で安心・安全に暮らすために必要なルールを教え始めていきましょう。

子犬のしつけ【トイレの場所を教える】

子犬の躾

子犬を迎えたその日から始める必要があるのは、トイレのしつけです。最初は失敗することもありますが、一度覚えてくれたらきちんとトイレでできるようになるので、根気強く教えていきましょう。

トイレのしつけの目的

決められた場所で排泄することを教えないと、「どこで排泄しても構わない」ということが習慣化されてしまいます。

また、トイレのしつけをしないで散歩のときにおしっこやうんちをさせる飼い主もいますが、このようにしてしまうと愛犬がもし病気で散歩に行かれないときに、室内でトイレをする習慣がないことから我慢し、体へ負担をかけてしまう可能性も考えられます。よって、必ずトイレのしつけをしておきましょう。

トイレのしつけの方法

いきなりトイレトレーで始めるのは子犬にとって難しいので、まずはケージにトイレシートを敷き詰めてそこでさせることから始めましょう。トイレの素振りを見せたら、ケージに誘導してトイレの場所を教えます。

これをしばらく繰り返し自主的にケージ内でトイレができるようになったら、敷き詰めるトイレシートの面積を狭くしましょう。そして、狭くしてもできるようになったら、トイレトレーへと移行していきます。

トイレのしつけの注意点

もしトイレを失敗しても、やみくもに叱らないようにしましょう。叱ってしまうと「トイレ=嫌なこと」となり、トイレに行きたがらないようになってしまいます。

トイレのしつけに限りませんが、犬には成功したら褒めて覚えさせるのが基本です。失敗しても叱らず、上手にできたときは思い切り褒めてあげましょう。

子犬のしつけ【オスワリとマテを覚えさせる】

子犬の躾

犬の行動を制止するオスワリやマテは、いつでもどこでもできるようにしておく必要があります。

オスワリとマテのしつけの目的

オスワリやマテをできるようにしておけば、何かに驚いたときに急に飛び出してしまうなど防ぐことができます。また、愛犬が興奮しすぎているときに、オスワリをさせることで落ち着きを取り戻すことができます。

オスワリとマテのしつけの方法

まず、おやつを握った手を愛犬の鼻先に近づけ愛犬に匂いを嗅がせます。そして、鼻先から真上に手をゆっくりと上げていきます。そうすると自然とお尻が床につく状態になるので、褒めておやつを与えましょう。慣れてきたらご褒美のおやつの回数を減らし、最終的にはおやつなしでもできるようにしていきます。

オスワリとマテのしつけの注意点

事前に家族で指示語を統一したうえで、しつけをするようにしましょう。「オスワリ」という人もいれば別の誰かは「sit」などのようにバラバラだと、犬は混乱してしまいます。

また、「いいこだからオスワリしようね」などの文ではなく、理解しやすいように「オスワリ」と単語で言うようにしましょう。

子犬のしつけ【クレートに慣れさせる】

子犬の躾

もともと、犬は穴ぐらなどの狭くて暗いところを寝床にしていたので、その名残からクレートのような限られたスペースは、犬にとって安心できる場所となります。子犬のうちからクレートでも過ごせるようにしておきましょう。

クレートトレーニングの目的

クレートで過ごすことに慣れさせておけば、万が一災害が起きたとき、愛犬をすぐクレートに入れて避難することができます。また、車で移動するときなども、衝撃などによって起こりがちな怪我なども防げます。

さらに、ペットホテルに預ける場合や動物病院で入院が必要になった場合など、犬は狭い空間で過ごすことになります。クレートに慣れているといつもと違う環境の狭い空間でもストレスが少なくて済みます。

クレートトレーニングの方法

「クレートは楽しい場所」と認識してもらうために、まずクレートの手間におやつを置いて中に入るように誘導します。そして、徐々におやつをクレートの奥に置いてすっぽりと全身がクレート入るところまでを目指しましょう。

クレートに入ることに慣れたら、今度は「ハウス」のコマンドと共にクレートにおやつを投げ込むふりをし、愛犬がクレートの中に入って振り返ったときにおやつをあげます。

ここまでできたら、今度はクレートの中で「マテ」をさせておやつをあげ、クレート内でリラックスすることを覚えてもらいます。これもできるようになったら、愛犬がクレートの中に入った状態でクレートの扉を閉めて、その状態でおやつをあげます。

愛犬が自主的にクレートに入れるようになるまで、この流れを繰り返し練習していきましょう。

クレートトレーニングの注意点

愛犬のお尻を押して無理にクレートの中に入れようとすると、「閉じ込められる」と思って怖がってしまうので、絶対にしないようにしましょう。

また、扉を閉めたとき嫌がって扉をガリガリしていても、それをしている間は扉を開けずおとなしくなったら開けてください。ガリガリしているときに開けてしまうと、その行動をすれば扉を開けてもらえると学習してしまうので気をつけましょう。

子犬のしつけのコツはたくさん褒めてあげること!

子犬の躾

今回ご紹介した以外にも、甘噛みやアイコンタクトのしつけなど、やらなければならないことは他にもありますが、どのしつけにおいても「上手にできたらたくさん褒めてあげること」が基本です。愛犬が失敗してしまうことも多々あると思いますが、愛犬に寄り添って根気よく行っていきましょう。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.09.01

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