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住まい / 生活

2020.09.12

犬籍登録ってなに?登録に必要なものから手続きの方法まで

「犬籍登録」という言葉を聞いたことはあるけれど、犬を飼うことが初めての方には何のために必要なのかよく分からないという方もいらっしゃると思います。そこで本記事では、犬を迎え入れたら飼い主さんが必ずやらなければならない、犬の登録手続きの方法やかかる費用などについてご紹介します。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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犬籍登録ってなに?

犬籍登録

犬籍登録とは、犬の飼い主が自治体に行わなければならない犬の登録のことです。狂犬病予防法により犬の登録、および年に1回狂犬病予防接種を受けさせて「狂犬病予防注射済証」を提出することが義務付けられています。もし守らなかった場合は、20万円以下の罰金に処せられます。

犬籍登録の目的とは

犬の登録の目的は、犬の所有者を明確にするためです。犬の所有者や所在地を登録しておくと、どの地域で飼育しているのかが分かるため、万が一狂犬病が発生した場合に迅速に対応でき、狂犬病の蔓延を防ぐのに役立ちます。

また、狂犬病は効果的な治療法がないので、感染して発症したときの致死率はほぼ100%です。しかし、予防接種をしていれば感染は抑えられなくても発症は防げます。よって、犬に予防接種を受けさせて、接種済みであることを分かるようにしておく必要があるのです。

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犬籍登録に必要なもの|いつ・どこで・どのように行うの?

犬籍登録

犬の登録「犬籍登録」は、犬を迎えてからいつまでに行うか等の規定があります。ここでは、犬の登録方法と必要なもの・登録にかかる費用についてご紹介します。

いつまでに?

犬の登録は、犬を所有した日から30日以内に行う必要があります。ただし、生後90日以内の子犬においては犬の所有日からではなく、生後90日を過ぎた日から30日以内に登録を行います。また、複数の犬を飼う場合は、それぞれの犬の登録が必要です。

どこで?

犬の登録手続きは、現在住んでいる市町村窓口で行います。地域によっては保健所でも手続きが可能です。

どのように?

所定の犬の登録申請書があるので、それに必要事項を記入して市町村窓口で申請します。申請の際は動物病院、もしくは市町村が行う集合注射で狂犬病予防接種をしたときに発行された「狂犬病予防注射済証」も提出します。

登録が完了すると、登録番号が明記された鑑札と注射済票が交付されます。鑑札と注射済票を犬に装着しておくことも法律で義務付けられているので、忘れずにつけておきましょう。万が一迷子になったとき、鑑札の登録番号から確実に飼い主の元に戻ることができ安心です。

かかるお金は?

登録にかかる費用は、登録手数料が3,000円、狂犬病予防注射済票交付手数料が550円です。

もし鑑札と注射済票を紛失や破損などをした場合、鑑札の再交付は1,600円、注射済票の再発行は340円かかります。

犬籍登録をした後に必要なことは?

犬籍登録

犬の登録は一度行えば、その後は手続きをする必要はありません。しかし、引っ越しなどにより住所が変わった場合は、30日以内に移転先の市町村窓口に変更の届出をする必要があります。鑑札と注射済票を持参して手続きをすると、無料で新しい鑑札が交付されます。

狂犬病予防接種は年に1回(4~6月)接種させることが義務付けられているので、注射済票においては毎年、狂犬病予防注射済証を提出して新たに交付してもらう必要があります。

犬を迎えたら犬籍登録を忘れずに!

犬籍登録

犬の登録と狂犬病予防接種は飼い主の義務で、所定の日数以内に登録手続きをしなければなりません。登録手続きをしなかった場合は罰金を科せられるので、必ず行いましょう。犬の登録は生涯で一度だけすれば大丈夫ですが、引っ越しなどで住所が変更になった際は移転先の市町村窓口で届出が必要です。こちらも忘れないように注意してくださいね。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.09.12

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