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連載 / ブログ

2020.09.11

連載|シニアの愛チワワ|vol.47

君がそこにいる幸せ。素直な愛犬と理由を探す自分

愛犬と一緒に暮らしていると犬の素直さに気づき、人間って不器用な生き方をしているなぁと感じます。素直な愛犬と何事にも理由を探してしまう私。人間にとって最高のパートナーである犬が教えてくれる「素直さ」とはどのようなことなのでしょうか?

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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犬とヒト

シニアのチワワ

愛犬を見ていると、生きることに素直だな・・・と感じます。
犬は学習能力が高く、それにより複雑な感情なのかな?と思わせるそぶりをすることもありますが、犬の思考には「恨む」「妬む」など複雑なものはありません。

「嬉しい」「心地が悪い」「怖い」など、いたってシンプルな犬の思考。 嫌なことは嫌と主張し、嬉しいことがあると、からだをフルにつかって表現をする犬たち。

愛犬と生活をしていると、自分の不器用さを感じます。嬉しいことがあっても、なんとなく恥ずかしくて喜びを半分だけ表現してみたり、感謝の気持ちもごまかし気味に伝えたり。

愛犬に「なんでもっと喜ばないの?」と言われてしまいそうなシーンを、何度も経験してきました。

素直な愛犬

最近の愛犬は歳を重ねたこともあり、頑固な部分もありますが逆に、素直さにも磨きがかかりました。 「寝ます」「楽しいね」「嬉しい」「怖いです」「不快です」などと、シンプルな感情を私に伝える愛犬。

愛犬も、愛犬なりに、犬社会で苦労したことがあるとは思います。ですが、愛犬を見ていると「マイペース」という言葉がぴったりと当てはまり、自分に与えられた人生に逆らうことをせずに、素直に生きている気がします。

居心地が悪い場所からはそっと離れ、大好きなワンちゃんにお散歩で出会ったときは一生懸命に喜び、嬉しさをそのコに伝えます。

人間に当てはめると、つい躊躇してしまうことでも、犬たちはさらっとやっているのだと感じます。

理由を探す自分

何か新しいことを始めたいけどできないとき、困難にぶつかったとき、私はできなかったことを正当化する理由を探してしまいます。 自分の感情に向き合わず「○○だから仕方ない」など、何か正当化する理由を探してしまうのです。

人とのコミュニケーションがうまくいかなくて、愛犬に「どうしたらうまくいくんだろう・・・」と相談をする私。愛犬に「素直にならないからですよ」と、言われそうです。

理由を探し遠慮をして、ときに頑固になり、素直に表現ができない私。愛犬の目にうつる人間は、ひどくもどかしい生き物なのかもしれません。

君の素直な生き方

シニアのチワワ

愛犬たちは自分の中にある気持ちに、素直に従って生きている気がします。 人間社会ではそのように生きられない場面も多々ありますが、素直な愛犬の生き方は、理由で固めようとしている私の思考を溶かしてくれます。

「もっと自分に素直に、自由に生きたらどうだい?」

愛犬の澄んだ瞳が、私にそう訴えています。愛犬が教えてくれる「素直な生き方」とは、自分を信じ、自然のチカラに逆らわず、まっすぐに生きることなのではないかと感じるのでした。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 更新日:

    2020.09.11

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