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しつけ

2020.08.17

【トレーナー解説】ボーダーコリーのしつけのコツは?性質に合わせた問題行動の解決策まとめ

「ボーダーコリーは知能が高いからしつけは必要ない」という噂が大昔に流れたことがあります。しかし、それは大きな間違いです。天才犬と呼ばれるボーダーコリーも他の犬と同じようにしつけをする必要があります。それでは、どのようにボーダーコリーのしつけをしていくといいのでしょうか?ここでは、ボーダーコリーのしつけを行う前に知っておきたいことや問題行動を防ぐ方法について詳しく解説していきます。また、ボーダーコリーという犬種特性に多い問題行動の解決方法をご紹介していきます。

#ボーダーコリー

Author :ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

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ボーダーコリーのしつけを始める前に

ボーダーコリー しつけ

ボーダコリーは最も知能が高い犬種として知られており、新しい作業もどんどんと覚えていくことがことができます。しかし、ボーダーコリーのしつけを始める前にいくつかのポイントを知っておくことで、さらにスムーズにしつけを行うことができますよ。ここでは、ボーダコリーのしつけを行う前に知っておきたいことを解説していきます。

ボーダコリーは褒めてしつけるのがベスト

ボーダーコリーには褒めるしつけが効果的です。おやつやおもちゃを準備し、ボーダコリーのいいところ褒めながらどんどんと伸ばしていきましょう。ボーダーコリーは非常に敏感な犬種なのでプレッシャーを与えすぎてしまうとストレスに感じてしまうことがあります。飼い主とボーダーコリーが共に楽しく生活ができるように、しつけにも楽しく根気よく取り組むようにしましょう。

作業犬ということを忘れずに

ボーダーコリーは牧羊犬として長年活躍してきた犬種です。現在ではペットとして飼われることも増えましたが、もともと立派な作業犬だということを忘れないようにしましょう。ボーダーコリーは体を動かし、頭を使って考えるのが得意です。ボーダーコリーのそんな性格はしつけで変えることはできないことを理解することが大切です。

ボーダーコリーの問題行動を防ぐには?

ボーダーコリー しつけ

ボーダーコリーの問題行動の多くは、小さな心がけで防ぐことができます。問題行動が発生してからしつけをするのには時間がかかるので、なるべく事前に問題行動の対策に取り組むようにしましょう。ここでは、問題行動を防ぐためのコツを紹介していきます。

家のルールをしっかりと決めよう

家のルールを決め、家族全員がそのルールを徹底することは非常に大切です。家族によってルールが異なると、ボーダーコリーは混乱し、問題行動に発展してしまうことがあります。また、統一感のないルールはしつけの進歩を妨げてしまうこともあります。

ストレス発散を効果的に行おう

ストレスは無駄吠えや噛み癖などの様々な問題行動の原因になります。そのため、日頃からボーダーコリーの運動にしっかりと取り組み、効果的にストレス発散をしてあげるように心がけましょう。

ボーダーコリーの悩み別解決法は?

ボーダーコリー しつけ

ボーダーコリーのしつけを頑張っても、問題行動が発生してしまうことがあります。問題行動が発生しても、焦らずに適切な対処ができるように心がけましょう。ここでは、ボーダコリーの悩み別解決法を詳しく解説していきます。

ボーダーコリーの引っ張り癖で散歩が大変

ボーダーコリーは運動が大好きです。そのため、散歩の時は興奮するあまり、リードを引っ張ってしまう子も少なくありません。ボーダーコリーの引っ張り癖はおやつやおもちゃで気を引きながらしつけするのがおすすめです。

ボーダーコリーが好きなおやつを準備し、歩きながらボーダーコリーの気を引きます。リードが緩んだらおやつを与えます。これを継続し、緩んだリードで歩く距離を徐々に伸ばしていきます。この作業を繰り返し行うことで、ボーダーコリーは「緩んだリード=おやつ(いいこと)」と学び、リードを引っ張らずに歩けるようになりますよ。

ボーダーコリーがソワソワして落ち着かない

ボーダーコリーは動いたり頭を使うのが大好きで、常に何かすることを探しています。これは作業犬としては最高の特質です。しかし、家庭犬として生活をしていると落ち着きのなさとして捉えられ、問題視されることがよくあります。

この場合は、ボーダーコリに「落ち着くこと」を教えなくてはいけません。ボーダーコリーをリードに繋ぎ、落ち着けそうな場所(ベッドやクレート)のそばにくくりつけます。行動範囲を制限することでボーダーコリーを興奮させる要因を少なくし、より短い時間で落ち着かせてあげることができます。ボーダーコリーが落ち着いたらおやつや落ち着いた声でしっかりと褒めてあげましょう。落ち着くことを教えるのは時間がかかりますが、徐々に行動範囲を広くすることで、ボーダーコリーがどこでも落ち着けるようにすることができます。

ボーダーコリーのしつけで愛犬も飼い主さんも楽しい毎日を

ボーダーコリー しつけ

ここではボーダコリーのしつけや問題行動の回避について詳して解説していきました。ボーダコリーは非常に知能が高いので、新しいことをすぐに覚えてくれます。しかし、しっかりとしつけをしないと、問題行動が目立ち、生活をするのが大変になることがありますよ。ボーダーコリーのしつけにしっかりと取り組み、最高の生活を楽しんでくださいね。

◎ライタープロフィール
ルエス杏鈴 犬訓練士

ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。

  • 更新日:

    2020.08.17

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