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犬を迎える

2020.08.16

ティーカッププードルの子犬はどう育つ?子犬~成犬にかけての体重変化やお世話方法

プードルの中で最も身体の小さいティーカッププードル。正式な犬種としては公認されておらず、世間ではトイプードルの一種に分類されています。ティーカッププードルは成犬時の体重が2kg程になりますが、果たして子犬から成犬にかけて、どのように成長するのでしょうか?ここでは、ティーカッププードルの妊娠期間や生まれてからの体重変化、ティーカッププードルの子犬を迎えた後のお世話の方法についてご紹介します。

#ティーカッププードル

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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ティーカッププードルが生まれるまで

ティーカッププードル 子犬

ティーカッププードルのような超小型犬種は、母犬の産道に比べて赤ちゃんの頭が大きくなり、難産になることがしばしばあります。あらかじて帝王切開になることを想定し、動物病院と連絡を密にとったり、夜間でも対応してもらえる病院をリサーチしておく必要があります。

妊娠期間

身体の小さなティーカッププードルではありますが、妊娠期間は他の犬種と変わらず63日くらいです。人の出産と同じように、1週間程度前後します。

1回の出産で生まれる頭数

ティーカッププードルは身体が小さいため一度に受胎する頭数が少なく、1回の出産で生まれる頭数は2~4頭が一般的となっています。胎児が少数の場合は、大きく成長しやすく難産になる可能性が高くなります。

ティーカッププードルの子犬の体重変化

ティーカッププードル 子犬

犬の成長スピードには個体差がありますが、一般的には栄養バランスの取れた食餌を与え、適度に運動させていれば健康的に成長することができます。

体重の変化

ティーカッププードルの場合、生後6ヵ月くらいまでは右肩上がりに体重が増加し、その後も生後10ヶ月くらいまで緩やかに成長が続きます。成長スピードは他の小型犬とあまり変わらない傾向があります。

生まれたときは130~200gしかない体重が 生後1ヶ月頃には約750g前後、生後2ヶ月頃には約1kgまで成長します。生後6ヶ月頃で約1.8kg、その後は生後10ヶ月頃までに大体2kg前後になります。

ただし、ティーカッププードルは歴史も浅く、正式な犬種としても登録されていないため、あくまで目安の体重推移となります。

どのくらいまで成長する?

ティーカッププードルは公認されていない犬種であるため、サイズや体重の規定というものはありません。アメリカでは成長後の体重が2.7㎏以下、体高がおよそ23㎝以下のものをティーカッププードルとし、日本では体重が1.5~2㎏、体高20㎝以下くらいを目安にしていることが多くなっています。

見た目の変化

ティーカッププードルに限らず、プードルは成長するにつれ毛色が淡く変化することがよくあります。この現象は「退色」と呼ばれるものです。ブラックのシルバーに、レッドのアプリコットに、ブラウンはカフェオレ、という具合に毛色が変化します。

ティーカッププードルの子犬を迎えたら

ティーカッププードル 子犬

ティーカッププードルの子犬を迎えたら、飼い主さんには散歩やシャンプー、しつけなどやるべきことがたくさんあります。

ごはんの与え方

子犬は急速に成長するため、成犬よりも多くのエネルギー量を必要とします。子犬に必要な栄養素や十分なエネルギーが摂取できるよう作られた子犬用のドッグフードを与えましょう。また、ティーカッププードルは身体だけでなく胃袋も小さいので、他の犬種と比べても小食です。おやつや人の食べ物を与えると栄養バランスが崩れてしまうので、なるべく与えないようにしましょう。身体の基礎を作る仔犬期は、食餌管理がとても大切です。

はじめての散歩やシャンプー・しつけ

ティーカッププードルの子犬を迎えたら、お世話のタイミングについて迷うかもしれません。散歩、シャンプー、しつけを始めるタイミングをご紹介します。

散歩を始めるタイミング

子犬期は免疫力が不完全なため、獣医さんの指示通りにワクチンを接種し、許可がもらえてからお散歩に行きましょう。感染症を怖れるあまりお散歩を始めるタイミングを逃してしまうと、成長してからいざお散歩に行こうと思っても外の環境を怖がって上手に歩けなかったり、他の犬や人と仲良くできないなど、社会に適応できなくなってしまう可能性があります。

シャンプーを始めるタイミング

子犬は家に迎えてから環境になれるまでの間、ストレスを感じ体調を崩しやすくなります。シャンプーは家の環境に慣れ、体調が安定してからにしましょう。また、ワクチン接種後は体調が変化しやすいので、1週間くらいシャンプーを控えましょう。

しつけを始めるタイミング

しつけは、できるだけ早く始める必要があります。まだ小さな子犬には何を教えてもわからない、と思うかもしれませんが、人の何倍ものスピードで成長する子犬はあっという間にしつけに適した時期を過ぎてしまいます。ティーカッププードルは身体が小さいとはいえ、鳴き声は一人前に大きいものです。将来、無駄吠えなどの問題行動を起こしがちな犬にならないためにも、子犬の頃から基本的な性格のルールを理解させることが大切です。

ティーカッププードルと幸せな毎日を

ティーカッププードル 子犬

ぬいぐるみのように可愛らしいティーカッププードルではありますが、他の犬と同じように健康管理をし、しつけをすることが重要です。子犬期はあっという間に過ぎてしまうものです。ティーカッププードルの子犬と過ごす一日一日を大切に過ごしましょう。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野 友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

  • 更新日:

    2020.08.16

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