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お手入れ

2020.08.13

犬の歯石が酷い?愛犬の歯石を予防するために飼い主さんができること

犬は人よりも歯石が付きやすく、歯垢が付くとわずか3~5日で歯石になってしまいます。一度歯石になると歯磨きをしても落とせなくなってしまうので、日常的なケアで歯石をつくらないことが何よりも大切です。とは言っても犬の歯のケアはなかなか難しいものです。そこで今回は、犬の歯磨きを上手にやるコツ、デンタルケア製品・歯石とドッグフードの関係など、犬の歯石が酷くなる前に予防する方法をまとめてご紹介します。また歯石が酷くなってしまった時に頼りたい動物病院についても触れていきます。

Author :監修:加藤 みゆき/獣医師(文:江野 友紀/認定動物看護士)

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犬の歯石が酷くなる前に|予防するには、歯磨きが一番!

犬 歯石 酷い

犬の歯石の付着や歯周病を予防するには、歯磨きが最も効果的です。犬は歯磨きに慣れるまでに時間がかかります。はじめのうちは十分に磨けないかもしれませんが、じっくり時間をかけて歯みがきに慣れさせましょう。

犬の歯磨きのやり方

いきなり歯ブラシで磨こうとすると犬は警戒してしまうので、まずは口元に触ることからしつけましょう。犬が好きなおやつを用意し、口周りを触らせてくれたらおやつを与え褒めます。次に唇をめくって、おりこうにできたらおやつを与えます。徐々に指を口に入れたり、口を開けるなど色々な場所を触り、一つのことができるたびにきちんと褒めてあげましょう。

口元にタッチできるようになったら、歯ブラシを使って磨いてみましょう。

歯ブラシの使い方

口を触るしつけと同様、歯ブラシによる歯みがきもステップアップするたびに好物を与えて褒めます。まずは口元に歯ブラシを当て、歯茎に歯ブラシを当て、慣れたら歯を磨いてみましょう。

歯ブラシは歯肉溝に対して45度の角度で当て、溝にたまった汚れを外に掻き出すように動かします。犬用の歯磨き粉にはチキンやミルクなどの味がついたものが多いので、犬が喜ぶ味の歯磨き粉を試してみるのもおすすめです。

歯磨きは習慣にすることが大切

犬の歯みがきは毎日行うのが理想的です。少なくとも、歯石になる前に落とすためには3日に1回は磨いた方が良いでしょう。歯磨きを継続するには、犬に歯磨き=嫌なものと印象付けないことが大切です。嫌がる犬を無理やり押さえて歯を磨いたり叱るようなことはせず、頑張ってくれたら必ず褒めてあげることが大切です。

犬の歯石が酷くなる前に|デンタルケア製品を試してみよう

犬 歯石 酷い

毎日の歯磨きが難しい、犬がなかなか歯を磨かせてくれないというときもありますよね。そんなときは、犬用デンタルケア製品を試してみましょう。歯磨きほどではありませんが、ある程度の効果が期待できます。

歯のケアに配慮したおやつを与える

「ベーリンガーインゲルハイム オーラベット」は、米国獣医口腔衛生協議会が承認した嗜好性の高いデンタルガムです。歯の根元までしっかり届き、歯垢を落とす効果に定評がある人気商品です。

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歯磨き効果が期待できるおもちゃを与える

おもちゃには、天然コットン素材で作られた耐久性のある犬用ロープがおすすめです。飼い主さんと引っ張りっこをすればストレス解消にもなり、心身共に良い効果が期待できます。

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液体歯磨きを使う

「ミネルヴァ LEBAIII(リーバスリー)」は、獣医師推奨のハーブを使用した安全性の高い犬猫用デンタルケアスプレーです。口腔内にスプレー、もしくはスポイトで滴下すると、液体が唾液とともに口腔内全体にいきわたり、歯と歯の健康を維持します。

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犬の歯石が酷くなる前に|歯石とドッグフードの関係性

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歯石予防には、実はドッグフード選びも重要です。

歯石予防にはドライフードがおすすめ

ドッグフードにはドライフードやウェットフード、セミモイストフードがありますが、とろみのあるウェットフードを食べている犬は歯石が付きやすくなります。ウェットフードは水分補給には効果的ですが、歯石を予防したいときにはドライフードを与えるようにしましょう。

歯石対策用のドッグフードも活用しよう

数あるドッグフードの中には、歯石予防や歯茎の健康維持を目的として作られた製品もあります。

大きな粒をよく噛んで歯石や歯茎をケアするなら

「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット 犬用 t/d」は、特殊なサイズ、形状の粒を噛むことで歯の汚れをこすりとり、歯垢や歯石の蓄積を低減することが科学的に証明されています。大粒タイプと小粒タイプから選べます。

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歯の健康を考えた嗜好性の高いフードなら

「ロイヤルカナン CCN ミニデンタル ケア」は、フードの粒をよく噛ませることで歯磨き効果が得られるように作られたフードで、人用の歯磨き粉にも含まれるポリリン酸ナトリウムを配合しています。独自の設計により、設計が歯石形成を69%軽減します。

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犬の歯石が酷いなら|動物病院を頼るのも選択肢の1つ

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口内ケアについて迷ったら、動物病院に相談しましょう。できれば歯科専門の動物病院が推奨されますが、一般の動物病院でも問題はありません。歯周病の予防法やおすすめのデンタルケア製品を紹介してもらえるかもしれませんし、病院によっては、定期的に歯磨きのしつけ教室を開催しているところもあります。

スケーリング

歯石が酷い場合には、歯石を除去するスケーリングが必要になります。犬が動いてしまうと危険で歯石を十分に取り除くこともできないという理由から、全身麻酔下で行う動物病院と、費用や麻酔事故回避の観点から非麻酔科で行う動物病院があります。スケーリングをした後も、再び歯石が付着しないよう自宅でデンタルケアを続ける必要があります。

犬の歯石は酷くなる前に予防が大切

犬 歯石 酷い

犬の歯石を放っておくと細菌が増殖し、歯周病の原因になるだけでなく全身の健康に悪影響を与える恐れがあります。歯石が酷くなる前に、歯磨きやデンタルケア製品を上手に利用して愛犬の健康を守りましょう。

◎監修者プロフィール
加藤みゆき 獣医師

加藤 みゆき/獣医師

日本獣医生命科学大学(旧・日本獣医畜産学部)を卒業後、獣医師として埼玉県内の動物病院にて犬・猫・小鳥の小動物臨床とホリスティック医療を経験。その後、小動物臨床専門誌の編集者を勤めた後、現在は都内の動物病院にて臨床に従事。
日々発展する小動物臨床の知識を常にアップデートし、犬に関する情報を通じて皆様と愛犬との暮らしがより豊かなものとなるように勉強を重ねて参ります。

  • 更新日:

    2020.08.13

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