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連載 / ブログ

2020.08.14

連載|シニアの愛チワワ|vol.44

君がそこにいる幸せ。愛犬の夜鳴きの悩み、どの情報を信じる?

愛犬の夜鳴きがひどくなり、インターネットで「犬の夜鳴き」ついて調べることにしました。どの情報を信じたらいいのか、皆さんも悩まれたことがあるのではないでしょうか?今回は愛犬の夜鳴きとインターネットの情報にまつわるお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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犬の夜鳴きに関するたくさんの情報

シニアのチワワがうつむいている様子

はじめての愛犬の夜鳴き。どうしてあげたら愛犬にとって楽なのか?どうしたら夜鳴きが軽減されるのか?など知らないことばかりでした。

まずはインターネットで検索

少しでも情報を得ようと思い、インターネットで「犬 認知症 夜鳴き」などの検索ワードを使い、いろいろな情報を調べました。 インターネットには「犬の夜鳴き」について、たくさんの情報であふれていました。

見たことがあるサイト名やそうでないもの。まず考えたことは「さて、どれを読もう」ということでした。皆さんも、愛犬のことで悩んで何か情報を得ようとしたとき、このような場面を一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか。

できるコトを少しずつ

愛犬の認知症による夜鳴きで、多く書かれていることが「昼夜逆転」でした。昼間に熟睡をしてしまい、夜中に目が覚めて吠えるとのこと。確かに愛犬は昼間、熟睡をしています。

「できるだけ昼間、眠らせないようにして夜中の夜鳴きを軽減する」理論はあっていますし、この方法で夜鳴きが軽減したケースも多いと思います。「なるほど」と思いましたが、ハイシニアの愛犬の睡眠時間は長く、気持ちよさそうに眠っている愛犬を起こすことに少しだけ疑問を感じつつも、できることから始めてみようと考えました。

涼しい時間帯に、愛犬を抱っこしてお散歩へ行くことや、日中、長い時間眠っていたら遊びに誘ったり、声を掛けたりしてみることにしました。

新しいコトを取り入れてみても、激変はしません。相変わらず、夜鳴きをする愛犬。「緩やかな変化でも、よしとしよう」数多い情報の中から、愛犬の心やからだへの負担が少しでも減るように、できることを試すことにしています。

インパクトのある言葉

夜鳴きの犬にする処方として、まずサプリメント、次に安定剤、最後に睡眠薬と多くサイトで書かれていました。

「睡眠薬はハイシニアの子だと心肺停止する可能性もある」と、どこかのサイトに書かれていました。もちろんその情報は嘘ではないと思いますし、可能性としてゼロではありません。ただ文字として読んでしまうと、なんとも言えない恐怖を感じました。

愛犬の夜鳴きは、私が布団に入るまでです。はたしてこれは夜鳴きなのかな?そんな現実逃避に似た考えをしながら、ちいさな愛犬を見ていると、薬を継続的に飲ませることは、まだ先でいいのかな?そう思えてきました。

愛犬の夜鳴きを毎晩聞いていると、どうしたらいいのかな?と1点だけに思考が集中してしまいます。「睡眠薬と心肺停止」という言葉は、そんな負のループから目覚めさせてくれた、インパクトのある一言でした。

犬の夜鳴きの悩み、どの情報を信じる?

驚くほどある情報の中から、どの言葉を信じるのか。夜中、大きな声で吠える愛犬を前にすると、どんな情報でもすがりたくなっていました。

ある日の夜、「あれ?もしかして吠えることを止めようとしている?」と目からウロコが落ちました。ドッグトレーナーをしていた私は、愛犬の吠える行為=夜鳴きを止めようとしていたのです。

そのことに気づき「不安で吠えたいなら吠えていい、そのときは側にいよう」と、考えるようにしました。夜鳴きをしている愛犬の隣で、一緒に寄り添いながら愛犬をなだめようとしていたのだと思います。

インターネットから聞こえてくるたくさんの情報。その情報が遠まわしに気づかせてくれた「吠えてもいいんだ」ということ。 私がいちばんに考えることは「吠えを止めること」ではなく「愛犬への負担を減らすこと」だったのです。

私の側で吠える愛犬。「君がいちばんつらいんだよね」 小さなからだで不安を感じ、何かに吠えている愛犬。いろいろな情報を得ることも大切ですが、最後に信じるのは、目の前の愛犬なのだと気付いたお話でした。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 更新日:

    2020.08.14

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