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連載 / ブログ

2020.08.12

連載|シニアの愛チワワ|vol.43

君がそこにいる幸せ。愛犬の認知症の進行と夜鳴き

ハイシニアになると徐々に表れる「認知症」。愛犬もその症状がみられるようになりました。愛犬の認知症で悩んでいらっしゃる飼い主さんと、愛犬が「認知症」になったときの気持ちなどを共有できたらと思っています。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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夜鳴きのはじまり

老犬 夜鳴き

夜の20時30分、毎晩この時間になると、愛犬は吠え始めるようになりました。 認知症が原因でおこる夜鳴きは、深夜に吠えることが多いようです。

ですが、愛犬の場合は、20時30分から吠えはじめ、私と一緒に布団へ入ると鳴きやみます。
これを夜鳴きというのか不思議に感じながら、毎日吠える愛犬を見て、どうにかしてあげたいと思っていました。

耳をピンと立て、しっぽをユラユラと動かしながら吠える愛犬。何かに不安を感じて、吠えているようにも見えます。

夜鳴きが始まった頃は、おもちゃで遊んだり、おやつを食べたりすることである程度吠えが緩和されていましたが、今はそれもあまり効果がなくなりました。

必死に吠える愛犬。からだが自由にならない不安、目が見えにくい恐怖、それらが愛犬を吠えさせているのか?それとも、何もわからずに吠えているのか、とても難しい判断です。

はじめての薬

老犬 眠る

愛犬の状態を獣医師さんに相談してみました。
獣医師さんは「愛犬の年齢などを考えると、夜鳴きと判断していいと思います。」とお話をされました。
そして、認知症や夜鳴きを緩和するサプリメントと、心を静める薬を処方してくださいました。

夜、いつもの時間が来て愛犬が吠え始めます。サプリメントは穏やかに効果があらわれるため、仕方ないのかなと思い、薬を愛犬に飲ませました。

すると、薬が効きすぎてしまったのか、今まで見たことがない徘徊がはじまりました。
吠えながら歩き回り、壁にぶつかる愛犬。抱っこをしても足をバタバタさせ、歩き回ろうとします。

薬の効果時間は短いとおっしゃっていたので、動物病院に連絡することも考えたのですが、少し様子をみることにしました。

動き回ろうとする愛犬をキャリーバッグに入れ、動きを抑制。
しばらくキャリーバッグの中で動き、吠えていたのですが、数分後バッグから出すと、嘘のように眠りはじめました。

新しい方法をさぐって

老犬 バッチフラワーレメディ Tタッチ

翌日、動物病院に電話をして症状を話すと、薬が効きすぎたのかもしれないとのことでした。

人間もそうですが、はじめて飲む薬やその時の体調でイレギュラーなことが起きるケースもあります。これは獣医師さんの判断ミスや薬が悪いなどということではなく、ただ愛犬に薬が合わなかっただけだと思っています。

まずはサプリメントでゆっくりと様子をみることになりました。
ただ、愛犬の夜鳴きは相変わらず続いています。

そのとき「これはどうかな?」とふと思いつきました。
以前、バッチフラワーレメディやTタッチを専門に活躍している先生と、お話をしたことがあります。

これなら体に負担をかけず、動物病院の治療と並行してできるのでは?と思いプラクティショナーさんへ連絡を。すると愛犬に適切なレメディの調合とボディラップなどを教えてくださいました。

君との手さぐりの毎日

老犬 眠る

今も夜鳴きは続いています。ですが、一時期よりやや穏やかになっている気もします。

日々、変わり続ける愛犬の状態をみながら、何をしてあげたらいいのかを考え、手さぐりの毎日が続いている状態です。

「君の不安な気持ちを、全部私がもらえたらいいのに」

吠え続ける愛犬をゆっくりとなぜながら、何もできない自分の無力さを感じ、悲しくなることもあります。
君の体と心が楽になる方法、それを君と一緒に探し続けよう。
そう決めて、これからも愛犬と手さぐりの毎日を続けようと思っています。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 公開日:

    2020.08.07

  • 更新日:

    2020.08.12

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