まずは、パラスポーツフェスタがどんな想いで始まったか、そのストーリーから見ていきましょう。
パラリンピックやパラスポーツなどの言葉のはじめにある『パラ』には、『並んで立つ』という意味があります。パラスポーツフェスタ Forアニマルズには、私たち人と犬が一緒に『並んで』歩ける世界をつくるために、ACORN獣医神経病クリニックの奥野 征一獣医師が発起人となりはじまりました。
そこには、以下のような想いが込められています。
全国各地でイベントを開催するにつれ、次第に奥野獣医師の想いに賛同する人々が増え、現在は一般社団法人 動物予防医療普及協会がイベントの運営をおこなっています。
また、地域行政や大学などの教育機関、獣医師会やさまざまな企業が活動をサポートしています。
第1回パラスポーツフェスタ for アニマルズは、2019年6月に群馬県前橋市で開催されました。その後、京都府宇治市や長野県八ヶ岳でもイベントが開催され、たくさんの犬たちが集まりました。
開催されたイベントでは、高齢犬や車いすや装具をつけた犬の競技会のほか、高齢犬の介護グッズの展示や獣医師による健康相談会などが行われてきました。
本来であれば、全国各地でのリアルイベントの開催が計画され、『動物のパラの輪』を広げていく予定だったパラスポーツフェスタ for アニマルズですが、昨今のイベント中止の影響を受けて、2020年8月はオンライン上で車いすや装具をつけた犬の写真コンテストが開催されました。
インスタグラムまたはツイッターなどのSNSで、「#アニパラ」とハッシュタグをつけて、車いすや装具をつけた犬の写真や動画を投稿するだけで参加可能です。
入賞した方には、20社以上の協賛企業からのプレゼントもあるそうです!(※2020年8月31日までの開催で、現在は終了。)
みんなで一丸となって、元気に生活している子達を応援しましょう!
「愛犬と"ふたり"でつくる、ヘルシーライフ」をコンセプトに、すべての飼い主さまと愛犬たちに役立つ情報配信をおこなうdocdog(ドックドッグ)では、犬と人間が一緒に『並んで』歩ける世界をつくることを目的に開催されるパラスポーツフェスタ For アニマルズ Webコンペを応援協賛しています!
今回の記事は、獣医師であり一般社団法人動物予防医療普及協会理事の安先生の監修をもとに執筆しました。