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犬種図鑑

2020.07.15

おとなしい性格の犬種とは?落ち着かせるしつけのコツも解説

犬は自分の感情を伝えるために吠える動物です。ただ集合住宅やマンションで犬と暮らす場合には犬の吠え声が周囲の迷惑になってしまうのでは、と気になるものですよね。また元気すぎる犬だと体力的についていけるか不安という方もいらっしゃると思います。特に子犬の頃は大人しそうにしていても、自宅でしばらく過ごすうちに子犬のテンションが上がってビックリ!なんてこともよくあります。絶対に吠えない犬というのはいませんが、たくさんの犬種の中で比較して性格が落ち着いている・おとなしい・あまり吠えないという性質を持つ犬種はいますので、紹介していきたいと思います。また、おとなしい犬・そうではない犬の見分け方のポイントに加え、愛犬と心地よく暮らすためのしつけ方法やコツも解説していきます。

Author :ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

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おとなしい性格が多い犬種は?

おとなしい犬

子犬がどのような性格に成長するかは犬種を知ることで、ある程度の予想をすることができます。そのため、落ち着いたおとなしい犬を迎えたい方は、もともと大人しい性質を持つ犬種を選ぶのがいいでしょう。ここでは、特に性格が落ち着いていておとなしい犬が多い犬種をご紹介していきます。

愛玩犬はおとなしい犬が多い

愛玩犬は人の相棒になるために作り出された犬種です。そのため、猟犬や牧羊犬のように、何時間も働き続けるためのエネルギーが必要ありません。愛玩犬は比較的運動量が少なく、成犬になってもおとなしい犬が多い傾向があります。マンション等で育てやすい小型犬の愛玩犬種は以下の通りです。

パグ
ペキニーズ
マルチーズ
シーズー

その他のおとなしい犬種は?

もともとは働くために作り出された犬種でも、品種改良が重ねられ、現在ではおとなしい傾向が強い犬種もいます。また、ガードドッグなどは猟犬のように走り回る必要はなく、もともとおとなしい傾向があります。愛玩犬種以外のおとなしい犬種は以下の通りです。

バセットハウンド
・クランバースパニエル
ブルドッグ
グレートピレニーズ
チャウチャウ
アイリッシュウルフハウンド

おとなしい犬とそうではない犬の見分け方とは?

おとなしい犬

犬には個体差があり、同じ犬種でもおとなしい犬とそうではない犬がいます。比較的落ち着いている性質を持つ犬種を選ぶことはもちろんですが、その中でも大人しい性格の犬を選ぶのは同じくらい大切です。ここでは、おとなしい犬とそうではない犬の見分け方のポイントを紹介していきます。

ブリーダーや飼い主とよく話をしよう

おとなしい犬をすぐに見分けるのは非常に困難です。そのため、できるのであれば、ブリーダーや飼い主の話を聞くようにしましょう。ブリーダーは子犬と長時間過ごすため、どの子犬が一番おとなしいのかを知っています。ブリーダーや飼い主の助言を聞くことで、どの子犬がおとなしいのかを把握することができますよ。

様々なシナリオを作り出そう

一見おとなしそうな犬でも、実はエネルギッシュなことがあります。犬が興奮しやすいかどうかを見極めるためには、様々なシナリオを作り出すことをおすすめします。おやつやおもちゃを犬に見せて、どのように反応するのかを観察してみましょう。また、たくさんの場所や音を紹介し、犬がすぐに興奮するかどうかを確認しましょう。環境の変化に興奮しにくい子犬は、成犬になってもおとなしい傾向があります。

おとなしい犬になるためのしつけ方法は?

おとなしい犬

もともとおとなしい性格の犬でなくても、しつけと少しの工夫でさらに落ち着いた生活を楽しむことができます。遊んでいる犬を無理やり大人しくさせるのはかわいそうですが、興奮状態の犬を落ち着かせることはさまざまな場面で役にも立ちます。ここでは、犬をおとなしくなるためのしつけ方法やコツを紹介していきます。

犬がおとなしいときにしっかりと褒める

犬がおとなしいときにしっかりと褒めてあげるようにすることで、そのおとなしさを伸ばしてあげることができます。しかし、犬が落ち着きを乱さないように、ゆっくりと犬に近づき、静かに褒めてあげるようにしてくださいね。

逆に、犬が室内で暴れている時は犬を無視するようにしてください。犬の落ち着きがないときに犬と遊んだり話したりするのは、犬をさらに興奮させてしまう原因になってしまいます。

クレートトレーニングを活用しよう

犬が興奮している時はクレートに入れて、ゆっくりと落ち着けるようにしてあげましょう。犬が落ち着いたら、クレートのドアを開き、自由に出入りができるようにしてあげるようにします。室内でなかなか落ち着けない犬でも、クレートに一度入るとすぐに落ち着ける場合があります。

しつけ以外でできることは?

犬は運動不足が原因で興奮状態が高まることがあります。犬の運動にしっかりと取り組むと、エネルギーがたくさん犬がより落ち着いて生活できるようにしてあげることができます。また、身体的な運動だけではなく、頭の運動を生活に取り入れるのもおすすめです。

犬との落ち着いた穏やかな生活を楽しもう

おとなしい犬

犬がおとなしいと、穏やかな時間を楽しむことができます。犬種の特質としてもともとおとなしい犬もたくさんいますが、しつけや運動を徹底することで、どんな犬もおとなしく生活をすることができます。「自分の犬はおとなしくない」と決めつけず、しつけにコツコツと取り組んでみてくださいね。犬が落ち着くと、犬との生活をさらに満喫できるに間違いありません。

◎ライタープロフィール
ルエス杏鈴 犬訓練士

ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。

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