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健康管理 / 病気

2020.07.29

犬が誤飲しやすいものって何?犬の誤飲を防ぐ室内環境の作り方の心得

「あれ?今何食べた?」犬を飼っている人なら一度は口にしたことのあるセリフなのではないでしょうか?犬は食べてはいけないものを誤飲してしまうことがたまにあります。子犬なら特に誤飲は大きなリスクですよね。しかし、愛犬が誤飲をしやすいものを頭を入れておくことで防止しやすくなります。ここでは犬が誤飲しやすいものをジャンル別に紹介していきます。また、犬の誤飲を防ぐためのポイントも解説していきます。

Author :監修:阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師(文:ルエス 杏鈴)

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犬が誤飲しやすいものNo.1は「食べ物」

犬 誤飲しやすいもの

実は、犬が最も誤飲しやすいのは人の食べ物です。人には無害なものでも、犬には命を危険に晒してしまうほど危険なものがたくさんあります。

人の食べ物を犬が誤飲しないように

家の中には人の食べ物がたくさんあります。食事の時間はもちろん、生ゴミなども犬の手や口が届く場所に置いていませんか?人には無害な玉ねぎチョコレートでも犬の健康に大きな害を与えてしまう恐れがあります。その他にブドウイカも犬が食べると中毒症状を引き起こすリスクがあるため、特に注意しておきましょう。

人の薬は犬にとって危険

風邪薬や痛み止めなど、家の周りには人の薬が身近にありますよね。薬は大抵の場合は小さく、犬がふとしたことで食べてしまうことがあります。人用の薬は犬にとって毒性のあるものもあり、また体の小さい犬にとって人用の薬は用量が多く聞きすぎてしまうこともあり、誤飲が分かった時点で直ちに動物病院へ連れて行かなくてはいけません。

犬のおもちゃは誤飲しやすいもの

犬 誤飲しやすいもの

身近に置いている犬のおもちゃも誤飲をしやすいものになりますので注意が必要です。犬用のおもちゃだからと安心して、おもちゃを出しっぱなしにしていませんか?実は犬用のおもちゃも誤飲してしまうことがよくあるのです。

ぬいぐるみの中のわたは腸閉塞の原因になる

ぬいぐるみが大好きな犬はたくさんいます。ぬいぐるみを大切に持ち歩く犬もいれば、ボロボロに噛みちぎって楽しむ犬もいます。ぬいぐるみを噛みちぎって遊ぶ犬は特に注意してください。ぬいぐるみの中のわたを食べてしまうと、消化することができないので、腸閉塞の原因になってしまうことがあります。

小さなおもちゃやボールにも注意

犬の口の大きさに対して、サイズが小さすぎるおもちゃ・ボールは非常に危険です。興奮しているときやキャッチしようとしているときに、スッと喉に入ってしまうことがあります。最悪の場合は喉に詰まってしまうこともありますので、おもちゃ選びは慎重に行いましょう。購入した後に小さすぎたと思ったら、勿体ないですが、使わないようにしましょう。

外の世界にも犬が誤飲しやすいものがたくさん

犬 誤飲しやすいもの

室内だけではなく、外にも犬が誤飲しやすいものはたくさんあります。ここでは、外に潜んでいる誤飲の危険を紹介していきます。

小石などを食べてしまう犬もいる

たまに小石や枝が大好きで遊ぶ犬がいます。遊ぶだけだといいですが、中には遊んでいるうちに飲み込んでしまう犬もいるのです。小石や小さな枝でも消化管を傷つけたり、閉塞を起こしてしまう可能性があるので、早めに獣医に相談することが大切です。

外の世界は犬にとっての毒がたくさん!

外の世界は犬にとっての毒がたくさんあります。殺虫剤や除草薬など、身近にあるものでも、犬が食べてしまうと非常に危険なものがあります。それだけではなく、過去に実際に会った事例として、ソーセージに毒を入れて道路に捨てる悪い人たちもいるので、むやみやたらに拾い食いさせないよう、散歩中には十分に注意することが大切です。

犬が誤飲しないためにはどうすればいいの?

犬 誤飲しやすいもの

犬が誤飲しやすいものを紹介していきましたが、これらのものを犬が誤飲しないようにするには飼い主さんが十分に注意する必要があります。日頃から飼い主が与えたものしか食べないように犬をしつけ、勝手にゴミ箱や道端のものを食べないように気を付けましょう。

また、飼い主が犬の環境を徹底的に管理し、なるべく危険を排除することが大切です。おもちゃで激しく遊ぶ犬は飼い主がいるときにしか遊ばせないようにしてください。また、留守中はクレートなどを活用することで、犬の安全を守ってあげることができます。

犬が誤飲しやすいものを避けよう

犬 誤飲しやすいもの

ここでは犬が誤飲しやすいものを紹介していきました。身近に誤飲しやすいものがたくさんあり、犬の誤飲を防ぐのを大変だと感じる人もいるかもしれません。しかし、誤飲は犬の命をリスクに晒す危険な行為です。犬の命を守るため、しっかりと飼い主が誤飲しやすいものを避けるようにしてくださいね。

◎監修者プロフィール
阿片 俊介

阿片 俊介/クロス動物医療センター 主任動物看護師

茨城県出身。日本獣医生命科学大学を卒業し、認定動物看護師の資格を取得。千葉県の動物病院に勤務後、動物用医薬品販売代理店にて動物病院への営業を経験。犬とのより良い暮らしをサポートできるよう、飼い主の方の気持ちに寄り添いながら、安心して正しい情報をお伝えできるよう心がけています。

  • 更新日:

    2020.07.29

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