キャバリアと暮らす上でに必要なグッズを見極めるためには、キャバリアの特質を考慮する必要があります。ここでは、暑さに弱く関節疾患になりやすいキャバリアのための日常的に使用できるおすすめグッズを紹介します。
キャバリアは、肥満になりやすい傾向にあり関節疾患が起きやすい犬種です。肥満にさせないことが一番ですが、関節に負担をかけないよう環境を整えてあげることも大切です。
床がフローリングなど滑りやすい床材なら、滑りにくいジョイントマットなどを敷くことをおすすめします。こちらのジョイントマットは、床に置くだけで吸着してズレにくく設置も楽ちんです。キャバリアは抜け毛が多いので、掃除機掛けが楽に行えるのも嬉しいポイントですね。
キャバリアは冬の寒さに強い反面、夏の暑さにはとても弱いです。暑さ対策として冷房器具で室温管理を徹底してあげることはもちろんですが、ひんやりグッズを活用しましょう。
暑がりさんなキャバリアには、電気を使用することなく、涼感冷感を感じることができるクールマットがおすすめです。好奇心旺盛でカミカミしちゃうコでも、こちらのマットはナイロンとPE膜の2重で作られており、厚みも強度があるため、破けにくくなっています。水洗い可能なので、お手入れも楽ちんですね。
ここでは、キャバリアとお出かけする際に役立つグッズを2点紹介していきます。
頭蓋骨の長さに比べて鼻が短い短頭種のキャバリアは、短頭種症候群という呼吸がうまく行えなくなる病気を好発しやすい犬種です。そのため、首への圧迫は最小限に抑えたいので、お散歩の際にグイグイと引っ張ってしまうコやトレーニング中のコは、首輪ではなく首への負担が少ないハーネスがおすすめです。
バディーベルトは、気管を圧迫しない設計で首への負担を減らすために開発されたまさに短頭種のためのハーネスとも言えます。洋服の上からでも装着でき、柔らかな本革製でカラーバリエーションも豊富なので、お洒落アイテムとしても使えますね。
キャバリアと車でお出かけする際におすすめなのが、ドライブベッドです。
愛犬を膝に乗せたり、ひとりで座らせるのは事故に合ったときにとても危険ですが、キャリーに入れての移動は顔も見えなくてお互いに不安・・・という方もいるのではないでしょうか。
このドライブベッドは、ベルトでカーシートにしっかりと固定でき、飛び出し防止のリードがついているので安心できます。フワフワのベッドの上で運転する飼い主の顔を見ながら車移動ができたら、愛犬もお出かけがより楽しくなるかもしれませんね。
地震が多く異常気象も増えてきた今、何が起こるかわかりません。いつどんな事態になっても愛犬と安全に行動できるよう愛犬用の防災グッズを備えておきましょう。
愛犬と一緒に避難となった時、飼い主の荷物に愛犬の荷物、そして大きめの小型犬であるキャバリアをずっと抱っこしているのは難しいかもしれません。災害時は、瓦礫など様々な物が地面に散乱していることも考えられますので、愛犬の足を守る犬用の靴を持っていると便利です。
こちらの犬靴は、履かせやすく脱げにくい構造なことに加えて、軽い履き心地で初めて靴を履くコや靴が苦手なコにもおすすめです。靴底には、しっかりと足を守ってくれるゴムがついているので、災害時も安心して履かせることができます。
防災グッズに何を集めたら良いか分からない方におすすめなのが、災害時に役立つグッズが10点もセットになった防災セットです。
内容としては、リードにお手入れがしやすく畳めるフードボウルが2点、マナー袋、ネームタグ、ブランケット、カラナビ5点、そしてこれらを持ち運べる防災リュックです。どれも災害時に役立つ物なので、個別に準備するのが大変な方におすすめです。
便利グッズを活用することで、愛犬の安全を守ったり、快適な暮らしを実現できます。おしゃれなグッズも多いのでデザイン性を見て選ぶのも良いですが、まずはキャバリアの性質に合ったグッズを選んであげてくださいね。
関 ゆりな/ドッグライター
ビションフリーゼのココメロ(1歳)とのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。
長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。