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食べもの

2020.07.05

避妊・去勢手術後におすすめのドッグフード10選|原材料ごとにおすすめを徹底比較

愛犬に避妊・去勢手術をする飼い主さんが増えています。避妊・去勢手術は、愛犬の健康を考えた時にメリットもありますが、術後太りやすくなるというデメリットもあります。太りやすくなる原因は、手術によってホルモンバランスが崩れて基礎代謝が落ちるためです。また、逆に食欲が旺盛になる場合もあります。そこで今回おすすめしたいのが、高タンパク低カロリーのドッグフード。避妊・去勢手術をして太りやすくなった犬のために、おすすめのドッグフードを原材料別に厳選してご紹介します。

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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避妊・去勢手術をすると太りやすくなるのはなぜ?

避妊・去勢手術後のドックフード

避妊手術では、子宮と卵巣、または卵巣のみを取り除く手術を行います。卵巣は、女性ホルモンを産生する臓器であるため、女性ホルモンの減少によって基礎代謝が減り太りやすくなると言われています。また、性ホルモンが産出されないため、運動量が減少し基礎代謝が減ってしまうという説もあります。

去勢手術の場合は精巣と睾丸を摘出しますが、雄も同様に生殖器を摘出することでホルモンバランスが崩れたり、運動量が低下することから太りやすくなる、と考えられています。

高たんぱく低カロリーのドッグフードがおすすめの理由

避妊・去勢手術をした犬に限らず、犬にとって必要な栄養素の一つが良質な動物性たんぱく質です。良質な動物性たんぱく質をたっぷり摂ることで、健康な犬を育てることができると言われています。特に、避妊手術は1歳未満の成長期に行われることが多いため、太りやすいからといって低たんぱくの食事内容にしてしまうと骨や筋肉の発達を妨げてしまいます。

また、成犬やシニアにとっても良質な動物性たんぱく質はとても大切な栄養素です。太ってしまったから、太りやすいからといって食事の質を下げるのではなく、ドッグフードに含まれている栄養素をよく吟味した上で与えることが健康に暮らしていくためのポイントと言えます。

避妊・去勢手術後におすすめ!ラムを使ったドッグフード3選

避妊・去勢後のラム肉を使ったドッグフード

ラム肉は生後1歳未満の子羊の肉を指します。アレルギーのある犬や太り気味の犬に人気のドッグフードが、ラム肉ベースのタイプです。

そんなラム肉の特徴は、必須アミノ酸、不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンE、L-カルニチンが豊富に含まれていること。L-カルニチンは、基礎代謝を上げて脂肪の燃焼を助ける働きが期待できる成分です。また、これによって体内の熱量が上がることから、体を温める効果もあるとされているのです。さらにラム肉のドッグフードは、低カロリーなことからダイエットフードとしても人気があります。

1.製法にこだわりアリ!生食と変わらない栄養価

ZIWIは、ニュージーランドで開発・製造されているドッグフードです。ZIWIの特徴は、原材料を低温でゆっくりと時間をかけて乾燥させる独自のエアドライ製法にあります。加熱加工しないことで、原材料の持つたんぱく質、酵素などの栄養価を損なわずに作ることができ、生食と変わらない栄養価を維持できていることが科学的にも証明されています。

ニュージーランドの自然の中で放牧されて育ったラム肉を使用したZIWIの「エアドライ・ドッグフード ラム」は、ラム生肉の他に生レバー、生キドニー、生ハート、生トライプ、生ラングなど内臓をバランスよく配合しています。消化率95%以上で、消化吸収のよいドッグフードなので、少量でも栄養価を吸収でき肥満予防にも向いています。

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2.自然素材にこだわった原材料!ブリーダーのお墨付き

ラムをたっぷり使用した「アランズナチュラルドッグフード ラム」は、野菜、ハーブミックス、亜麻仁オイル、ビール酵母などをバランスよく配合したイギリスのドッグフードです。「野生の犬が自然の中で食べていた食事をできる限り忠実に再現する」ことをモットーに、自然素材にこだわって作られています。

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3.カロリーが気になる避妊・去勢手術後の子にもすすめたい

避妊・去勢手術によって食欲が増加して太り気味。そんなお悩みを解決してくれる低カロリーのフードが、「POCHIザ・ドッグフード ラム+エイジングケア」です。愛犬の健康維持に関心の高い多くの飼い主から支持されている「プレミアムフード専門店POCHI」のオリジナルドッグフードで、手作りのプラスアルファをトッピングしてもカロリーオーバーにならないように考慮された栄養バランスが特徴です。

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鹿肉を使った話題のドッグフード3選

避妊・去勢後の鹿肉を使ったドッグフード

高タンパク低カロリー食として世界的に人気があるのが鹿肉(ベニソン)ベースのドッグフードです。野生のオオカミが好んで食べいた肉が鹿肉。脂質が少なくたんぱく質量が多い鹿肉は、健康食としてアスリートからも注目を浴びている食材です。

鉄分豊富な鹿肉は、アミノ酸、ビタミンAが豊富。中でも、鹿肉に多く含まれているアミノ酸の一種であるアセチルカルニチンは、ストレス軽減、疲労回復効果が期待できる成分です。また、青魚に多く含まれているDHAも鹿肉には含まれています。

4.こだわりは非加熱製法!ビタミンを有効に摂取できることが魅力

野生動物の食生活を忠実に研究し、再現するために非加熱製法を採用しているドッグフードメーカーがクプレラです。熱で壊れてしまうプロバイオティクス、ビタミン類の栄養素を有効に摂取できるように、非加熱のまま配合していることが特徴です。
「クプレラ エクストリーム プレミアム・ベニソン」はオーストラリアの牧草地で飼育された鹿肉をたっぷり使用し、野菜、果実とともに低温調理で作られています。

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5.原材料は全てニュージーランド産!

ニュージランド原住民であるマオリ族の言葉で「健康で」「元気で」という意味を持つKiaOra。ドッグフードの原材料は、全てニュージーランド産。特に、肉の品質にはこだわりを持ち、全て自然放牧で牧草だけを食べて育ったものを採用しています。

日本独自発注の「KiaOraベニソン」は、自然放牧の鹿肉とアミノ酸バランスの良いサーモンを配合したドッグフードです。

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6.老舗のこだわりが光る!注目のトライプが原材料

オオカミを始め野生動物が好んで食べる羊や牛などの反すう動物の内臓は、グリーントライプと呼ばれます。グリーントライプには、反すう動物の胃の微生物によって分解された栄養豊富な草、消化酵素、乳酸菌などが含まれています。また、アミノ酸やカルシウムも豊富で、さらにオメガ6とオメガ3が含まれていることが大きな特徴です。
このグリーントライプを世界で初めて総合栄養食にしたのが「トライプドライ ベニソントライプフォーミュラ」です。

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良質なたんぱく質がたっぷり!魚系のおすすめフード4選

避妊・去勢後の魚を使ったドッグフード

肉好きと思われがちですが、多くの犬は魚も大好き。魚系のフードは、サーモンを筆頭にタラなどの白身魚、イワシなどの青魚を主原料として作られています。脂肪分が少なく良質なたんぱく質の魚系ドッグフードは、肥満の犬やアレルギーに悩む犬に近年人気のドッグフードです。

また、魚には、犬にとって必要なタウリン、ビタミン、カルシウムなどの栄養素に加え、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。

7.魚系の王道はオメガ3脂肪酸が豊富なサーモン!

サーモンの赤い色はアスタキサンチンと呼ばれる抗酸化成分です。最近では、サーモンオイルをサプリメントとして取り入れている方も多いのではないでしょうか。このアスタキサンチンは、肉系ドッグフードには含まれていない栄養素。
体重管理が必要な犬に向けて作られたサーモンベースのドッグフード「フィッシュ4 スーペリアウェイトコントロール」には、主原料のサーモンの他に海藻、緑イ貝、スピルリナなど犬にとって必要な栄養素も配合されています。

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8.厳選されたイギリス産原材料を使用!サーモンの含有率は51%

サーモンをたっぷりと使用して、作られているイギリス産のドッグフードが「AATUサーモン&ニシン」です。たんぱく質の含有率は、ドッグフードの中でも最高水準の80%(サーモン51%ニシン29%)。このほかに、野菜、フルーツ、ハーブ&スパイスが配合されています。フード1kgを作るのに原材料を2.5kg使用し、消化吸収率の高い独自製法を採用しているAATUならではのレシピが人気です。

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9.こだわりの製法で少量でも栄養が吸収できる!注目のDHA豊富なイワシが原材料

サーモンに並ぶ優秀食材がDHA、EPA豊富なイワシ。独自製法であるオーブンベイクで作られるロータスのドッグフードは、高温に原材料が晒されないため、栄養成分が凝縮され吸収されやすい形で残っています。新鮮なイワシとタラを主原料に作られた「ロータス グレインフリーフィッシュレシピ」は少ない量でも多くの栄養素を吸収することが可能なため、肥満傾向にある犬におすすめできる低カロリーなドッグフードです。

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10.天然の魚にこだわり!魚の栄養をたっぷり摂取

魚系ドッグフードには、アレルギー対策として単一の魚を使用した製品が多い中、6種類もの天然の魚を丸ごと使用した栄養豊富なドッグフードが「オリジン 6フィッシュドッグ」です。魚系ドッグフードの中では、100gあたり390kcalとややカロリーが高めですが、カボチャやケール、ニンジン、リンゴなど新鮮な野菜やフルーツに加え、ハーブも配合されているため、手作りのトッピングやサプリメントを追加で与える必要がありません。

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基礎代謝の低下は適度な運動で補ってあげて

避妊後に運動をしている犬

避妊手術をすると、食べ物の嗜好が変わったり、食欲が増加するなどさまざまな症状が現れます。肥満は万病の元と言われていますが、ここで知っておきたいのは、基礎代謝の低下による肥満は、適度な運動をさせてあげることが大切だということ。また、犬は自分で食事を増やしたり、食べ物を買ってくることはできません。飼い主がきちんと管理することで、肥満はある程度防げることなのです。
今回ご紹介したドッグフードは比較的低カロリーのものですが、与えすぎは禁物です。もし、太ってきたなと感じたら、まずはおやつなどの間食をやめること。そして適度な運動ができる環境を整えてあげるようにして、品質の良い食事を与えることが健康の秘訣です。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士、犬の東洋医学生活管理士2級

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 更新日:

    2020.07.05

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