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食べもの

2020.07.08

犬はうなぎを食べても大丈夫?栄養素や期待できる効果、注意点まで

夏に向けてスタミナを養うために、古くから土用の丑の日に食べられてきた「うなぎ」。うなぎにはビタミンAやB群が豊富で、疲労回復や食欲増進に効果があるとされています。
さて、では食欲が落ちた愛犬にも効果が期待できるのでしょうか?有効な栄養素や与える際の注意点を見ていきましょう。

Author :明石則実/動物ライター

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犬はうなぎを食べても大丈夫。実はビタミンの宝庫!

犬 うなぎ

結論から先に言えば、犬にうなぎを与えても問題はありません。ただし味がついていない調理法に限ります。
まずはうなぎに含まれる、犬にとってありがたい栄養素を見ていきましょう。

ビタミンがたっぷり

うなぎには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2などが豊富に含まれています。
それぞれのビタミンの役割をチェックしてみましょう。

【ビタミンA】視力維持に欠かせない

うなぎに最も多く含まれているのがビタミンAです。別名レチノイドといい、目の働きに効果を発揮する栄養素なのです。
視力の維持や免疫システムに欠かせないといわれ、がんの予防やリスク低減にも役立つとされています。

【ビタミンD】骨格維持に役立つ

ビタミンDは主に骨や骨格の維持に役立つ栄養素で、カルシウムの吸収を助けます。
また全身の細胞にビタミンDを多く取り込むことで免疫作用もアップし、細菌やウイルスに負けない身体をサポートしてくれると言われています。

【ビタミンE】老化を防ぐ

ビタミンEは抗酸化作用の強い栄養素ですから、活性酸素の働きを鈍くして細胞の老化を抑える効果があります。
また血管を健康に保つほか、赤血球の破壊を防ぐなどの効果も期待できます。

健康維持に役立つミネラル

うなぎにはミネラルも豊富に含まれていて、特にカリウムとカルシウムの含有量が高いと言われています。カリウムは細胞の機能を正常化させ、エネルギー代謝にも重要な役割を果たしますし、カルシウムは骨や歯の健康維持に不可欠です。カルシウムの吸収を助けるビタミンDの働きとの相乗効果も期待できます。

オメガ3脂肪酸も豊富!

オメガ3脂肪酸といえば、DHAやEPAに代表されるようなサプリメントにも使われる不飽和脂肪酸です。サバやサケだけでなく、うなぎにも多く含まれていて、主に加齢による様々な疾患に効果があると言われています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳や目に効果を発揮し、記憶力の回復や視力の維持、内臓疾患などにも良いとされています。EPA(エイコサペンタエン酸)は中性脂肪を減らしたり、血管や血液の正常化に効果をもたらします。

犬にうなぎを食べさせる際の注意点

犬 うなぎ

犬にとってうれしい栄養素が豊富なうなぎですが、与え方に関しては、いくつか注意するべき点があります。

生では絶対に与えないこと

「うなぎの刺身」というのは有りそうでありませんよね。有名な産地の浜名湖あたりでは食べられることもあるそうですが、一般的ではないです。
うなぎの血液にはイクシオトキシンという毒があって、摂取量によっては下痢や嘔吐、呼吸困難が引き起こされることもあり、生で食べさせるのは絶対に避けましょう。
ちなみにイクシオトキシンは熱を加えると分解されてしまうため、火を通したものを与えるようにして下さい。

うなぎの蒲焼きは与えないこと

一般的に人間が食べるのは、すでに焼いた状態の蒲焼きが多いですよね。蒲焼きの場合、どうしてもタレの塩分が強くて味が濃く、犬にとっては塩分過多になってしまいます。
なるべく調味料やタレ、油をつけない白焼きの状態で与えることが望ましいでしょう。
もし白焼きのうなぎが手に入りづらい場合は、含まれている栄養素が似ている焼きあなごなどで代用しても良いでしょう。

細かく刻んで与えること

大ぶりなうなぎの身をそのまま与えるよりも、まるで「ひつまぶし」のように小さめに刻んだうなぎを与えた方が、犬にとっても食べやすいでしょう。
またうなぎだけを与えるよりも、手作りごはん風にして他の食材と合わせて与えた方が栄養のバランスも良くなりますし、見た目も良くなりますよね。

愛犬とうなぎを食べて元気に夏を乗り越えよう!

犬 うなぎ

うなぎはしょっちゅう食べられる食材ではありませんが、とっても栄養豊富であることが分かりました。
お誕生日や記念日、そして食欲が落ちてしまう夏時期に、ご褒美のつもりでうなぎを買ってきて、愛犬といっしょに食べてみてはいかがでしょうか?

▼下記の資料を参考に執筆しました。
・ビタミンA(統合医療情報発信サイト)
・カリウム(ロイヤルカナン)
・自然毒のリスクプロファイル:魚類:血清毒(厚生労働省)

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石 則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

  • 更新日:

    2020.07.08

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