magazine

お手入れ

2020.07.16

ピンシャーは抜け毛が多い?普段の皮膚・被毛ケアからお手入れ方法まとめ

精悍なスタイルですっきりとしたフォルムが印象的なピンシャーですが、短毛の割に抜け毛が多い犬種とも言われています。とは言え、ツルっとした被毛をしているため、お手入れはどこか楽チンそうな印象も…?今回はピンシャーの普段の抜け毛ケアから皮膚・被毛のお手入れの方法について細かく解説していきます。

Author :明石 則実/動物ライター

この記事をシェアする

ピンシャーはどんな被毛のタイプ?

ピンシャー

ピンシャーはどのような被毛のタイプでしょうか?まずは被毛の構造や代表的なカラーなどを見ていきましょう。

コートタイプ

ピンシャーは見た目通り短毛でスムースコートです。スムースコートというのは短めの直毛のことで、同じコートタイプにはチワワ、ブルドッグ、スムース・フォックス・テリアなどがいます。

被毛の構造

ピンシャーの被毛はシングルコートで、柔らかなアンダーコートがないため、どちらかと言えば寒さには弱い犬種となります。また皮膚を保護する被毛が薄いため、皮膚が傷つきやすい傾向にあります。そのため断尾や断耳を施して、引っ掛けることによるケガを予防している場合もありますね。

ピンシャーの代表的なカラー

単色のカラーとしては、ディアー・レッド、レディッシュ・ブラウンからダーク・レッド・ブラウンまでの色調があります。

またブラック&タンというカラーがあり、漆黒のベースにレッドもしくはブラウンのマーキングがあるもの。マーキングは両目の上、喉の下側、パスターン、足、後脚の内側または尾の付け根の裏側、胸などに見られます。

ピンシャーの皮膚・被毛の普段のお手入れ方法は?

ピンシャー 抜け毛

普段から一緒に暮らしている中で、愛犬の被毛ケアは見た目を良くするだけでなく、皮膚の健康を保つことにも繋がるため、とても大切なケアの1つです。ピンシャーの毛質に合った普段の家庭でのお手入れ方法について解説します。

シャンプーは低刺激タイプがいいかも

シングルコートで短めの被毛ですから、指の腹でなるべく優しくシャンプーしてあげましょう。もしアレルギーなどによる皮膚トラブルがあれば、低刺激の薬用シャンプーを使用することをおすすめします。

シャンプーのしすぎは皮膚が傷ついたり、皮脂がはがれたりもするため、なるべく2週間に1度程度を目安にしてください。またドライヤーは近づけ過ぎず、少し離した状態で乾かすようにしましょう。

ブラッシングはラバーブラシで

シングルコートの割には抜け毛が多いと言われているピンシャーですが、ブラッシングに関してはスリッカーなどは使わず、皮膚が近いため、肌に優しいラバーブラシを使うようにしてください。また毛艶を出すために、仕上げに獣毛ブラシなどを用いると良いでしょう。

カットは気になる部分だけ細かく

ピンシャーは被毛の特徴から、とても手入れがしやすい犬種だと言えるでしょう。きちんとシャンプーやブラッシングさえ出来ればトリミングサロンへ通う必要もないほどです。断耳していない場合、ピンシャーは垂れ耳になることが多いため、耳に汚れが溜まりやすくなります。通気性を良くするために耳周りの余分な毛は定期的にカットしてもOKです。

ピンシャーのお手入れはトリミングサロンが必要?

ピンシャー 抜け毛

被毛ケアに関してはあまり手間がかからないピンシャーですが、トリミングサロンへ通うという利点ももちろんあります。 どういった点でメリットがあるのでしょうか?ピンシャーにおすすめのメニューと共にご紹介します。

ピンシャーにおすすめ|シャンプーコース

多くのトリミングサロンで設定されているメニューがシャンプーコースと呼ばれるもの。念入りにシャンプーを施して余分な皮脂や毛穴の汚れをきれいにするものです。カットの必要のないピンシャーですが、被毛が短く、外部からの影響を受けやすいため、たまにはスペシャルケアをしてあげるのもいいと思います。

また、シャンプー料金に含まれる場合もありますが、オプションとして耳掃除や肛門腺絞り、爪切りや足裏カットなど必要に応じてお願いするようにしましょう。普段家庭ではしたくても出来ないこともありますので、サロンならではの技術に頼りたいところです。

トリミングサロンへ通う頻度の目安は?

犬には1年に2度、換毛期がありますが、そのタイミングを見計らうのが良いでしょう。抜けた毛が皮膚に残ったままになることも多いため、皮膚トラブルを未然に防ぐ意味でもちょうど良いタイミングと言えます。

料金の目安は?

同じピンシャーといっても、ジャーマン・ピンシャーとミニチュア・ピンシャーでは体の大きさが違います。

ジャーマン・ピンシャーは中型犬の部類に入るため、シャンプーコースならおおむね4,500~6,000円ほど。 ミニチュア・ピンシャーは小型犬ですので、シャンプーコースならおおむね3,000~4,000円程度が目安と言えると思います。

オプションメニューによって料金も上下しますので、サロンと事前に相談してみてくださいね。

ピンシャーの抜け毛対策とは?

ピンシャー 抜け毛

換毛期があるためにピンシャーも例外なくごっそりと毛が抜けます。そんな時に参考にしてほしい抜け毛対策をご紹介していきますね。

服を着せる

抜け毛を飛び散らせないために服を着せてみましょう。寒い時期のお出かけの際には防寒着としてもフル活用できると思います。 ごっそりと抜けて裏地に付いた毛は、後でコロコロを掛ければ一網打尽です。

毛玉はできる?

ピンシャーの毛は非常に短いため、毛玉になることはほとんどないでしょう。ただその分カーペットや衣類の生地の隙間に入り込みやすく、掃除は意外に大変です。

ピンシャーのお手入れは“優しく”がキーワード!

ピンシャー 抜け毛

一年中ずっと毛が抜け続けるイメージのあるダブルコートのワンちゃんよりも、ピンシャーのようなシングルコートの子は比較的ケアが楽チンと言えるでしょう。その分、寒さが苦手ということもありますので、寒い季節にはしっかりケアしてあげてください。また皮膚・被毛をケアする際には、ピンシャーの皮膚を傷つけないよう優しく丁寧にお手入れしてあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石 則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

  • 更新日:

    2020.07.16

この記事をシェアする