
世界にはさまざまな犬種がいますが、犬の飼育数が一番多い国はどこなのでしょう?ここでは、飼育数が多い国ランキングトップ3をご紹介します。
中国で犬は「富の象徴」とされていましたが、経済成長により一般家庭でも可愛がられるようになりました。人口の多さやペット市場の拡大により飼育数が多くなってきたと考えらえられます。
日本でも人気のあるトイプードルやチワワなどの小型犬が中国でも人気犬種となっています。
ブラジルは愛犬家が多い国としても有名で、ペットサービスや医療が充実しています。例えば、犬と一緒にレストランに入ることができたり、ペットショップに動物病院やトリミングサロンが併設されているところが多くあります。
人気犬種の半数以上を小型犬がしめる中、一番人気のある犬種は盲導犬としても有能なラブラドルレトリバーです。
「アメリカン」が付く犬種が多いことからもわかるように、世界で圧倒的な飼育数を誇るのがアメリカです。アメリカ全体の約4割の家庭で犬を飼っているとも言われています。
アメリカではラブラドルレトリバーやシェパード、ゴールデンレトリバーなどの大型犬が人気があり、大型犬が飼いやすい環境が整っているということがわかります。
続いて、日本国内での犬の飼育数が多い都道府県ランキングを見てみましょう。今回は、厚生労働省は発表している「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成30年度)」と総務省が発表している人口推計(平成30年10月1日現在)をもとに、人口100人あたりの割合からランキングを作成してみました。
岐阜県の人口100人あたりの飼育頭数は6.1頭でした。岐阜県は県土の約8割が森林という自然あふれるところです。森林浴を楽しみながら愛犬との散歩ができるのも岐阜県ならではないでしょうか。
三重県の人口100人あたりの飼育頭数は6.6頭でした。三重県は世界遺産に登録された熊野古道やパワースポットとしても人気の伊勢神宮があります。また、登山ができる山も多くあるので、愛犬と一緒に登山を楽しむことができます。
香川県の人口100人あたりの飼育頭数は7.4頭でした。香川県は日本で一番面積が小さい県ですが、愛犬家の多い県でもあります。讃岐うどんや和三盆など伝統的な食料品は知っている方も多いですよね。また、公園やキャンプ場もたくさんあるので愛犬と一緒に楽しむことができます。
地域別で犬の飼育数ランキングをご紹介しましたが、ここでは日本国内の飼育頭数が多い犬種をご紹介します。最近ではミックス犬も人気が出てきていますが、今回は純血種から選んでみました。
日本犬の中でも一番人気があるのが柴犬です。飼い主に忠実な性格は、日本だけではなく海外でも人気の犬種となっています。また、赤毛や黒毛のほかに、白毛や胡麻毛という毛色にも注目が集まっています。
世界最小の犬種で有名なチワワは、愛くるしい瞳をした姿に心を奪われてしまう人も多いのではないでしょうか。小さくても勇敢な性格のチワワですが、ロングコートは遊び好き、スムースコートはおっとりと被毛のタイプによっても違いがあります。
フワフワでぬいぐるみのような姿のプードルは、圧倒的に人気のある犬種です。ジャパンケンネルクラブの登録頭数も10年以上もトップを守っています。プードルには、トイ・ミディアム・ミニチュア・スタンダードと4つのサイズがあり、よく見かけるのはトイプードルは特に人気です。
今回は、犬の飼育数をもとにランキングをご紹介しました。飼育数によってどのくらい犬好きな人いるのかがわかりますし、その地域ごとの特徴やどんな犬種が好まれているのも知ることができます。もっと犬のことを知り、犬の知識を深めていきましょう。
KANAKO/トリマー
ミニチュアダックスフンド8頭と暮らし、犬にまみれた幸せいっぱいの生活を送っています。
普段は犬の服をハンドメイドで作ったり、トリマーとしての経験を活かしカットを楽しんだりしています。