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2020.07.22

ブログ|君たちは私の太陽

海辺でゴールデンレトリバーと暮らす日々「三者三様それぞれ違う癖」

ゴールデンレトリバーといえば、「優しくて」「人懐っこくて」「甘えん坊」そして「食いしん坊」そんなイメージがありませんか?一緒に街を歩いていても、よくそんな声をかけられるのですが、実はウチのコたちはそれぞれ全く違う性格。一人っ子で育ったセナ、セナを見て育ったアンディそしてアンディを見て育ったディロン。全員がセナの癖を継承してくれるかと思いきや、笑えるほどに期待を裏切ってくれたのです。

#ゴールデンレトリバー / #人生を変えたゴールデン

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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セナのごちそうさまのダンス

ゴールデンレトリバー ブログ 癖

初めてのゴールデンだったセナは、とにかく過保護に育てていました。中でも、「それ犬にやらないでしょ」と人に言われたのが、ごはんの後に口を拭いてあげること。ごはんはもちろん水を飲んでも、口の周りをきれいに拭き取ることが日課だったのです。

ところが、アンディが子犬の頃は手がかかるため、セナのごちそうさまのお口拭き拭きをついつい忘れてしまっていたのです。そんなある日、セナは口を拭いてもらえないことがわかったのか、自分で絨毯やソファで口を吹き始めたセナ。口をずずずっと布にこすりつけて拭くんです。

はじめは、何をやっているのかわからなかったその行動も、そのうち口を拭いているのだと気がつき、それ以来「ごちそうさまのダンス」と呼ぶようになりました。やがて、そのダンスは進化し、一人一本背負いの状態に。最後の最後まで、このごちそうさまのダンスを続けていたセナ。残念ながら、アンディにもディロンにもこのダンスは継承されていません。

目で会話するセナ

セナは子犬の頃から、アイコンタクトが上手なコでした。目を見ていれば何でもしてもらえる、多分そう学習したのでしょう。何かをして欲しい時には、ジッと人の目を見つめるのがセナの癖。雨が降っている日のお散歩では、「僕に傘さしてください」と雨の中立ち止まって目をジッと見ます。そこにあるぬいぐるみを取って欲しいときも、ぬいぐるみと私の目をジッと見つめ、やって欲しいことを伝えます。そう、セナにとって、飼い主は召使いだったのです。

ボク、アンディです!

ゴールデンレトリバー ブログ 癖

セナを見て、セナの真似をして育ったアンディ。セナは、誰にでも愛想よく優しいゴールデンらしさを全身で表す性格の持ち主ですが、一方アンディは、撫でようとするとその手を避けるタイプでした。「アンディにはさわれない!」よくそう言われたものです。

そんなアンディも、自己主張する時があります。それが、お手。普通は、おやつをもらう時の芸の一つとしてお手をしますが、アンディの場合のお手は「こんにちは」でした。

「触られるのは嫌だけれど、ご挨拶はするよ」まるでアンディはそう言っているようでした。小さな子供から工事現場の案内係にまで、誰彼構わずお手をするアンディ。お手はするけれど、おかわりはしない、ことがアンディのこだわり。そして、おやつももらわない。ちょっと人見知りのアンディが、自分で考えた癖がお手だったのかもしれません。

アンディがセナから継承した癖はちょっと違う

ゴールデンレトリバー ブログ 癖

セナのごちそうさまのダンスを見て育ったアンディ。ある日、海で濡れた体を砂浜にこすりつけながらごちそうさまのダンスをしているではないですか。

実は、アンディはとても神経質な性格。濡れた体をすぐに拭いてもらえないと、砂浜に顔から突っ込み、ゴロスリをします。

ゴロスリはゴールデンあるあるの行動ですが、普通は匂い付のゴロスリ。ところが、アンディのそれは体拭き拭きのゴロスリなのです。砂で濡れた体を拭き取って、ゴロスリは完了です。海で遊んだ後は砂男の完成でした。

なぜかセナに似ているディロンの癖

ゴールデンレトリバー ブログ 癖

血縁関係だったセナとアンディ。似ていて当然のはずが、アンディは正統派ゴールデンのセナとは正反対の性格だったのです。ゴールデンの毛皮を着てラブラドールとよく言われたものです。

そんなアンディにとっての弟分がディロン。ディロンとアンディに血縁関係はありません。ところが、面白いことにディロンの癖はセナにそっくり。

その典型的な癖が、なんでも枕。セナはぬいぐるみや人の膝が好きでしたが、ディロンはそれだけではなく、椅子の脚、階段、たたんであるタオル、少しでも高さがあるものは全て枕にします。これは、アンディにはなかった癖。会ったことのないセナに似ているのも不思議な話です。

尻尾で会話するディロン

美味しい?と聞くと尻尾を振る、これはごく当たり前の犬の行動です。ディロンの場合は、何かをして欲しい時に尻尾を振ります。尻尾が床を叩く音がすると、ディロンが読んでいる時。はいはい、なんでしょうか?と思わす話しかけてしまう飼い主。美味しいときはもちろん、嬉しいとき、かまって欲しいとき、何かをして欲しいときに必ず尻尾を振るディロン。

そして、尻尾の振り過ぎからコールドテール症候群を発症。最近では、振っている尻尾を手で押さえ、振り過ぎさせないようにしているのです。皆さんも、愛犬の尻尾の振り過ぎには注意してあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士、犬の東洋医学生活管理士2級

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 更新日:

    2020.07.22

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