我が家はしょっちゅう犬連れで外出します。旅行やドッグラン、近くのドッグカフェへ行く時など、車を使う機会も多いのです。
ドライブしている時の茶々の指定席は、いつも後部シートに専用ペットシートを装着している場所。茶々なりにドライブを楽しんでいるようですね。
後部座席のウィンドーを開けて、身を乗り出して外の景色を楽しむ茶々。他のドライバーさんや歩いている方が見かけると、みんな笑顔になってくれます。おそらくこんな感じで車に乗っている他のワンちゃんもいると思いますが、茶々の場合は口角が上がっているので、特に笑顔に見えるのだと思います。
走行中でもお構いなし。激しい向かい風をモノともせず思いっきり楽しんでいるようです。もちろん犬用シートベルトを付けて、隣で飼い主が身体を支えています。
時として茶々は前列シートに身を乗り出してくるので、前を走っているドライバーさんから見れば、まるで3列シートのようです。やはり後部座席で独りぼっちは寂しい様子で、少しでも飼い主の近くに居たいようですね。
仕方がないので、最近になって茶々専用のアームレストを自作したところです。
毎日のお散歩の時間は、茶々にとって楽しみでもあり、その変な癖を遺憾なく発揮する場面でもあります。
とはいえ、他のワンちゃんも同じようなことをしている可能性もありますから、茶々だけの変な癖というわけではないかも知れませんね。
「茶々!散歩に行こうか!」と声を掛けると、茶々はこのように必ずストレッチをします。「伸び」と言うべきでしょうか。まるでアスリートが競技前に体を伸ばしているかのようですね。
なぜ散歩前にこのような仕草をするのか?理由は調べてもわかりませんでした。よく寝起きなどに体を伸ばすということはあるようなのですが。
茶々は散歩中に、あちこち臭いを嗅ぎ回ることも多いのですが、ご近所のパトロールも欠かしません。道路の側溝などもこのように念入りに確認していますね。
実は以前、側溝に子猫が落ちて挟まっていたことがあり、それを見つけた茶々はそれ以来、側溝に異常がないかどうかチェックしているのです。おかげで散歩の時間は大幅に伸び、すぐ近所なのに長時間帰れないこともざらにあります。
これもよくわからない癖なのですが、散歩で公園へ行くと必ず雑草を食べます。よくペットショップなどへ行くと「猫草」が売っていて、あれに似た細長い草なのですが、ものすごい形相で一心不乱に食べ続けます。あまりしつこいので引っ張っても動かないほど。
普段食べている量が少ないわけでもなく、胃腸の調子が悪いわけでもなさそうなのですが、雑草に除草剤などが付いている可能性もあるため、少し心配なのですけど。
普段から野菜類も食べているので、雑草を食すのはあまり違和感がないのかな?と感じますね。
茶々は人間が大好きなのですが、他のワンちゃんはちょっと苦手。寄って来られても「来ないでよ!」と拒否反応を示してしまいます。
ところが猫は大のお気に入りらしく、ご近所の猫ちゃんに寄って行ってはクンクン臭いを嗅ぐなど、かなりフレンドリー。茶々に慣れている猫ちゃんは、お腹を見せてリラックスするなど、仲が良いところを見せてくれますよ。
お散歩でよく出会うご近所の柴犬の「もふちゃん」です。1歳になる小さな女の子ですが、うれしそうに茶々にじゃれてくるところが可愛いですね。
でもやっぱり茶々はちょっと苦手。及び腰で逃げてしまいます。
癖と言うよりも、変わった行動と呼んだ方がいいかも知れません。家の中でも茶々らしさを発揮してくれてます。
家の中でなら、いつでもどこでも飼い主の耳を舐めようとします。意外に耳を舐める子って多いんじゃないでしょうか。茶々の場合、耳を舐めるというよりも、耳の奥までかっぽじるといった感じでしょうか。まるで逆に耳掃除されている感覚です。
右の耳が終わったら、次は左の耳といった具合に、かなり念入りですね。
我が家には犬がもう一匹いまして。といっても犬のぬいぐるみですけどね。とりあえず「ジョン」という名前を付けているのですが、茶々はジョンを見ると敵意剥き出しで襲い掛かります。吠え掛かるわ、噛みついて振り回すわで、かなり大騒ぎな状態に。
ちなみに「ジョン呼んでこようか?」と言うと、なぜか尻尾を振って嬉しそうな表情を見せるのです。もしかしたらジョンのことが大好きなのかも知れませんね。
考えてみれば、「かなり変な癖が多いなー」と思うのですが、茶々には茶々なりの理由があるような気がします。犬の行動原理もさることながら、犬の心理についても勉強しなければ。と思う飼い主なのでした。
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