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ジャーマンシェパード犬が歯ブラシで歯磨きを4ステップでしてもらっている様子
健康管理 / 病気
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2021.07.26

愛犬の歯ブラシ、諦めていませんか?

犬の歯磨きを4ステップ動画で解説!初めてのコにも試してほしい

飼い主の皆様、愛犬のオーラルケアはしっかりとできていますか?歯石をしっかりと取り除いてあげないと、犬も歯周病になってしまうことがあるので、日頃から歯磨きを習慣化することが非常に大切です。しかし、歯磨きをしたくても嫌がってなかなかさせてくれない犬も多いのが現実。
そこで今回は、愛犬の歯ブラシがなかなか継続できないと悩んでいる飼い主さんのために、歯磨きの慣らし方を4ステップ動画でご紹介していきます。初めてのコやなかなか上手くいかないコと暮らす飼い主さんは、ぜひご参考になさってくださいね。

文:ルエス 杏鈴/犬訓練士

犬を歯ブラシに慣れさせる4ステップ

ジャーマンシェパードドッグ犬が歯ブラシをしてもらっている

犬の歯磨きをする場合は、いきなり歯ブラシを使うのではなく、まずは犬が口周りを触られるのに慣れさせることから始めて徐々に歯ブラシでの歯磨きができるようにするのがおすすめです。

特に成犬になって歯磨きを始めるような場合は、犬が嫌がって歯磨きに慣らすのに時間がかかることも。そこは根気強く、気長に取り組むようにしましょう。

また、不定期・気まぐれに歯磨きをするのではなく、定期的な歯磨きを習慣化することが歯の病気を予防するのに効果的です。

ステップ【1】口周りを触られることに慣れさせよう!

まずは、犬が口周りを触られるのに慣れさせます
優しい声で褒めてあげながら、犬のマズルや唇を撫でていきます。犬が少し慣れてきたら、唇を持ち上げ、歯を指で優しく擦ってあげましょう。この時に、歯磨きジェルをペロペロさせてあげると、今後のオーラルケアもスムーズに進みます。

こんなグッズを使うのがおすすめ!

口周りを触るのに慣れさせてあげる段階で、歯磨きジェルをペロペロと舐めさせてあげるのがおすすめです。こちらは、犬がお気に入りの味が選ばれているので、犬も喜んでペロペロしてくれます。また、爽やかな匂いがするので、愛犬の口臭予防にも効果的です。

ステップ【2】歯磨きシートで歯をこすってみよう!

犬が口周りを触られるのに慣れたら、次は指に歯磨きシート巻きつけて犬の歯を優しくこすります
ゴシゴシと強くこすると犬が嫌がってしまうので、はじめのうちは優しく触れる程度にしましょう。また、犬歯から慣らし、徐々に奥歯に指を滑らせていくと、スムーズに歯を磨くことができますよ。

こんなグッズを使うのがおすすめ!

こちらの商品は歯磨き用のウェットテッシュで、指に巻きつけると、犬の歯を綺麗に磨くことができます。しっかりと巻きつけていれば、ずれにくいので、犬の歯を磨きやすいのがメリットです。また、白い素材が使われているので、取り除いた汚れも確認することができて、歯磨きの効果を実感できます。

ステップ【3】指サックでブラシにチャレンジしよう!

シートにも慣れてきたら、歯磨きジェルをつけた指サックをしっかりと持って歯磨きをしていきます
ブラシ部分は小刻みに揺らすと、さらに効果的に歯の汚れを取り除くことができます。

指サックになるとブラシがついているので、歯茎や歯に当たり心地にびっくりして、嫌がってしまう犬もいますが、焦らず、たくさん褒めながら練習するようにしましょう。

こんなグッズを使うのがおすすめ!

指サック歯ブラシは指にしっかりとフィットするので持ちやすく、犬の奥歯までしっかりとブラッシングできるのが魅力です。また、歯ブラシのボディには柔らかい素材が使われているので、犬が嫌がりにくく、はじめての歯磨きにもおすすめのアイテムです。

ステップ【4】慣れてきたらいよいよブラッシングに挑戦!

指サックにも慣れてきたら、いよいよ歯ブラシを使った歯磨きに挑戦しましょう
歯ブラシで強く磨いてしまうと、犬が嫌がって歯磨き嫌いになってしまうので、歯ブラシの先端が軽く曲がるくらいの力加減を心がけましょう。また、力強く数回磨くよりは、軽い力でたくさん磨いてあげる方が効果的なので、ここでも小刻みに優しく磨いてあげるのがベストです!

磨いてあげる際には歯ブラシを45度程度の角度で当ててあげ、歯茎と歯の境目もしっかりと磨くようにしましょう。

こんなグッズを使うのがおすすめ!

超極細毛が使用されているこちらのブラシは、犬の歯の奥の汚れも取り除き、歯石も掻き出しやすいのが魅力です。また、ヘッドサイズのラインナップも豊富なので、自分の愛犬にベストのサイズを選んであげられます。

犬の歯ブラシで挫折しないためのポイント

女性が洗面台でピンクの歯ブラシを持っている

犬を歯磨きに慣らす途中で諦めてしてしまわないように、ここで紹介する5つのポイントを頭に入れておくようにしましょう。
ここでは、犬の歯ブラシを上手に進める5つのポイントをご紹介していきます。

歯磨きの重要性をしっかり認識して取り組む

歯磨きを犬に慣れさせる際には、歯磨きが歯周病をはじめとする病気を予防し、犬の健康寿命を伸ばすのに重要だということを忘れないようにしましょう。犬の歯磨きは大変なので、時には面倒になってしまうことがありますが、歯磨きの重要性をしっかりと認識することで、諦めずにコツコツと取り組むことができますよ。

時間がかかることを念頭に根気強く取り組む

歯や口元を触られるのを嫌がる犬が多いため、特に成犬は、歯ブラシや歯磨きに慣らすのには時間がかかります。1日で歯磨きをマスターしようとするのではなく、時間がかかることを念頭に少しずつ歯磨きに慣らしてあげるようにしましょう。

無理に押さえつけない

歯磨き中に犬を無理に押さえつけてしまうと、犬の歯磨きに対する恐怖心や不快感を強め、逆効果になってしまう可能性があります。犬が嫌がる場合は歯磨きの時間が長すぎたり、歯磨きトレーニングの段階を進むのが速すぎる可能性があるので、まずは口周りを触られるのからしっかりと慣らしてあげるようにしましょう。

優しい声掛けも重要

歯磨きをし始めたばかりの頃は、犬は何をされているのかを理解できず、不安を感じてしまう場合があります。そのため、犬が安心して歯磨きトレーニングに取り組めるように、飼い主がしっかりと優しい声掛けをしてあげることが重要です。「お利口だね」「上手よ」などと優しく声をかけて、犬をリラックスさせてあげましょう。

ご褒美を上手に活用する

歯磨きが楽しいことだと犬に覚えてもらうために、ご褒美を活用してたくさん褒めながら歯ブラシに慣らしてあげるようにしましょう。歯磨きの時間が楽しければ楽しいほど、犬は喜んで歯を磨かせてくれるようになりますよ。

犬の歯ブラシは徐々に慣れさせよう

子犬が大きな歯ブラシで歯磨きをされている

ここでは、愛犬を歯磨きに慣らす方法をステップバイステップでご紹介していきました。はじめのうちは、歯磨きを嫌がる犬も多いですが、少しずつ慣らしてあげることで、スムーズにオーラルケアができるようになります。少し時間はかかるかもしれませんが、歯磨きも愛犬の健康管理に大切な習慣なので、根気強くコツコツと取り組むようにしましょう。

  • 公開日:

    2020.07.13

  • 更新日:

    2021.07.26

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ライター・専門家プロフィール
  • ルエス 杏鈴
  • 犬訓練士
  • 大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。 愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。 写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。