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2020.07.31

犬のかゆみケアどうしてる?目立った原因が見られない場合の対処法まとめ

犬の皮膚は被毛に覆われている分、人間よりも薄く、私たちが思っている以上にとてもデリケートなものです。なんらかの原因によるかゆみを感じて噛んだり、引っ掻いたり舐めたりすると炎症を起こしてしまうこともしばしば。犬種によっては丁寧な皮膚ケアが必要なコもいます。そこで今回は、犬のかゆみの原因と、上手なかゆみケアの方法、かゆみケアに使えるオススメの商品をご紹介します。

Author :監修:加藤 みゆき/獣医師(文:関 ゆりな)

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犬のかゆみケア前に|犬の痒みの3つの原因とは?

犬 かゆみケア

犬のかゆみの原因は様々ですが、大きく分類すると3つになります。ここでは、犬のかゆみの主な原因についてご説明します。

1.感染症

酵母菌や細菌、カビ、寄生虫などが皮膚で増えることで発症するのが「感染症」です。犬の皮膚疾患の中でも発症数が多い感染症である膿皮症マラセチア皮膚炎はかゆみやフケを伴います。

2.アレルギー

犬のアレルギー性皮膚炎は、強いかゆみを引き起こします。アレルギー性皮膚炎と言っても引き起こす原因は様々で、代表的なものはアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ノミアレルギー性皮膚炎などがあげられます。

3.そのほかの理由

外傷があったり、関節炎の痛みがあるときなども、その部分を気にして掻いたり噛んだりと犬はかゆみの動作をすることがあります。加えて、皮膚に発生するがんや免疫の問題で起きる天疱瘡などの皮膚病でもかゆみが起こることがあります。皮膚に異常があるわけではないのに、精神的な問題で執拗に舐めたり噛んだりと「自傷行為」をしてしまう犬もいます。

犬のかゆみケア・かゆみを抑える方法は?

犬 かゆみケア

感染症やアレルギーなどの皮膚炎は早期発見・治療が必要になるため、病院でのしっかりとした診察を受ける必要があります。しかし、どこにも異常がない場合でも痒がって皮膚を傷つけてしまうことも少なくありません。ここでは、自宅でできるかゆみケアの仕方について紹介します。

1.ストレス・不安を解消する

犬に大きな不安やストレスがあると、もともと皮膚にはなんの異常もないのに、舐めたり掻いたり、噛んだりと自傷行為に走ることがあります。その場合は、不安やストレスを早急に取り除いてあげる必要があります。新しい生活環境や長い時間の留守番、運動不足など理由はさまざまなです。すぐに解消してあげられる理由であればいいのですが、取り除くことが難しい場合は、サプリメントや薬を処方してもらうといいかもしれません。

2.保湿する

犬の皮膚を乾燥から守ってあげるためには、定期的なスキンケアで保湿してあげることが大切です。人間の肌が乾燥すると肌荒れなどのトラブルが起こるように、犬にも肌の乾燥は大敵です。肌が乾燥するとかゆみの原因になるだけでなく、外からの刺激に対する防御力が低下して、アレルギー物質が侵入する原因にもなるのです。特に暖房を使うことにより空気が乾燥する冬は、犬のいる部屋に加湿器を設置するなどして愛犬の皮膚の乾燥対策を行いましょう。

犬のかゆみケア用品オススメ4選

犬 かゆみケア

犬用のかゆみケア用品は様々な商品が販売されていますが、ここでは保湿性が高くて皮膚にやさしい低刺激なものをピックアップしてご紹介します。

1.シャンプー後のケアにも使える化粧水

低刺激で敏感肌や乾燥肌の犬、シニア犬の肌におすすめの肌の保湿にこだわった犬用化粧水です。マカダミアナッツオイルや皮膚保護・フケ防止成分のピロクトンオラミン、ユーカリオイルなどが配合されています。フケが目立つ箇所や乾燥が気になる箇所にスプレーして使用します。

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2.余分なものは入れないシンプル設計のシャンプー

人工着色料などを使用していない自然派のペット用シャンプーです。皮膚に必要な油分を残すことで水分損失を防ぎ、皮膚や被毛の潤いを保ちます。また、潤いを保つことで乾燥によるフケやかゆみを和らげてくれます。

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3.乾燥する部位を集中的にケア

100%天然のハーブから作られており、犬が舐めても飲み込んでも安全なペットバームです。キズや湿疹、虫刺され、炎症などによるかゆみを和らげてくれます。加えて、鼻や足、肘など乾燥した箇所に保湿クリームとしても使用できます。

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4.ベタ付かないのがポイント!部位ケアに

100%天然の全身に使用できる最高級のハーブケアクリームです。かゆみ、湿疹、切り傷、虫刺されなどのあらゆる皮膚トラブルに使えます。また、ティーツリーが配合されているため、消臭や防臭にも優れています。

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毎日のかゆみケアで愛犬の皮膚を守ろう

犬 かゆみケア

愛犬がどこかを頻繁に痒いている場合、まずは動物病院で診てもらう必要がありますが、目だった原因が見つからない場合には日常的にケアしてあげるとかゆみを抑えられることも多いです。日頃からストレスを溜めない生活を心がけてあげたり、保湿ケアグッズを活用してあげるなどして、様々な要因から愛犬の皮膚を守りましょう。

◎監修者プロフィール
加藤みゆき 獣医師

加藤 みゆき/獣医師

日本獣医生命科学大学(旧・日本獣医畜産学部)を卒業後、獣医師として埼玉県内の動物病院にて犬・猫・小鳥の小動物臨床とホリスティック医療を経験。その後、小動物臨床専門誌の編集者を勤めた後、現在は都内の動物病院にて臨床に従事。
日々発展する小動物臨床の知識を常にアップデートし、犬に関する情報を通じて皆様と愛犬との暮らしがより豊かなものとなるように勉強を重ねて参ります。

  • 更新日:

    2020.07.31

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