magazine

連載 / ブログ

2020.07.24

連載|シニアの愛チワワ|vol.39

君がそこにいる幸せ。シニアの愛犬との新しい遊び

シニア期を迎えてから愛犬は眠っている時間が長く、遊ぶことをあまりしなくなりました。ですが、あることがきっかけで、新しい遊びをするようになりました。
愛犬との遊びの復活です。愛犬と一緒に遊ぶ、新しい遊びのお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

この記事をシェアする

覚醒する愛犬

夕食を食べた後、愛犬はぐっすり眠ります。そして目が覚めると愛犬の覚醒タイムが来ます。ほぼ日中は吠えることがない愛犬ですが、夜になると吠えるようになりました。

獣医師さんのお話だと、夜泣きは年齢的なものでシニア犬によくあるそうです。
覚醒している愛犬は、こちらを見てしっぽを振り、私を遊びに誘っています。

そんな愛犬を見ていると、それが痴ほうによる夜泣きだったとしても「今、愛犬が楽しめるのなら遊ぼうではないか」と考えるようになりました。

愛犬をずっと吠えさせておくことはご近所的によくありませんし、愛犬のからだにもよくありません。こうして覚醒した愛犬と、毎晩遊ぶようになったのです。

ぬいぐるみ遊び

久しぶりに愛犬が大好きなトラのぬいぐるみ「トラちゃん」を愛犬に見せてみました。
今まではトラちゃんを投げて持ってきてもらったり、引っ張りっこをしたりしていたのですが、今は心臓に負担がかかるため、ハードな遊びはできません。

どんな遊びをしようかと考えながら、愛犬にトラちゃんを見せると、興味をしめしました。
そして愛犬の近くにトラちゃんをそっと近づけてみると、愛犬が不思議な遊びをはじめました。

愛犬は横になりながらトラちゃんに自分の首をこすりつけて遊んでいます。
楽しいのかな?と思いながらも、愛犬が少しでも楽しめるように「ぐいぐい、うわあ!やられた!」など声を掛け、テンションをあげる飼い主なのでした。

おやつ探しゲーム

毎晩遊ぶようになったので、愛犬のからだに負担が少なく、楽しく遊べるものはないかと考えてみました。そこで思いついたものが「ノーズワーク」でした。

シニアになり、体の機能が衰えてきても、嗅覚だけは衰えにくいといわれています。
ちいさなノーズワークマットなら、愛犬が横になりながらでも遊べるのではないかと思いました。

実際に使ってみると思った通り愛犬は遊んでくれました。
草むらのようになっている部分におやつを隠したら、遊びのスタートです。
愛犬は一生懸命におやつを探しています。「スンスン」という鼻の音がこちらにも聞こえてきます。

夢中になっておやつを探す愛犬。途中、顔をあげてこちらを見ているので、隠したおやつを一緒に探す私。結局、愛犬とふたりでおやつ探しをすることになりました。

君との新しい遊び

若いころと比べると、愛犬の遊び方は変わりました。
ですが、遊んでいるときの愛犬の目は、若いころと同じように、好奇心にあふれ輝いています。

からだは少しずつ自由にならなくなってきていますが、それでも愛犬が命の道を歩いている限り、楽しいことは必要だと思っています。

「次は何をして遊ぶ?」覚醒した愛犬の丸い瞳の奥に、好奇心の光があふれています。
君が飽きないように、新しい遊びをこれからも一緒に考えないとね。

それが痴ほうの症状であったとしても、私と愛犬は新しい遊びをこれからもずっと探し続けます。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

この記事をシェアする