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お手入れ

2020.06.02

犬の毛のパターン「ブリンドル」とは?5種の代表犬種を紹介!

犬の被毛は犬種や個体によって様々で、色やパターンも豊富にあります。ブラックやブラウンなどの色や、ダルメシアンに代表的なパターンの「スポット」のようにイメージしやすいものもありますが、「ブリンドル」と聞いても多くの方はピンとこないのではないでしょうか。
今回は、犬のブリンドルがどんな被毛パターンで、ブリンドルの代表犬種にはどんな犬がいるのかをご紹介します。

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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犬の毛のブリンドルとは?どんなパターン?

犬 毛 ブリンドル

犬の毛色にみられる「ブリンドル(brindle)」とは、被毛の柄のパターンを指します。基本となる地の色に黒や茶色、タンなどの毛色が虎の縞模様のようにストライプに入ります。
このことから、「虎毛」「タイガーストライプ」などと表現されることもありますが、実際には虎ほどはっきりとした縦縞ではありません。犬以外にも、馬や猫でもブリンドルが見られます。

ブリンドルが純血種の条件とされている犬種とは

ブリンドルが認められている純血種の犬には、フレンチブルドッグやボストンテリア、グレートデン、甲斐犬、ウィペットなどがいます。また、あまり知られていませんがダックスフンドもブリンドルが認められています。
プードルやイタリアングレーハウンド、アメリカンコッカースパニエルは犬種スタンダードで認められていません。

ブリンドルの代表犬種をご紹介

犬 毛 ブリンドル

では、ブリンドルの代表犬種を見ていきましょう。

フレンチ・ブルドッグ

犬 毛 ブリンドル

フレンチ・ブルドッグは小型犬ではありますが、とても筋肉質でがっちりとしています。社交的で人と遊ぶことが大好き、そのため非常に人気が高い犬種です。
被毛は皮膚にピタッと貼り付いたような、滑らかなスムースコートが特徴です。

フレンチ・ブルドッグの毛色

フォーン、ブリンドル、またそれぞれの毛色にホワイトの班があるものが認められています。色の濃さや柄の入り方は個体によって異なりますが、完全なブラックはスタンダードとして認められていません。
ホワイトの斑があるブリンドルは「パイド」と呼ばれ、斑が全体に分散されています。

ボストンテリア

犬 毛 ブリンドル

ボストン・テリアはアメリカ原産犬種としては3番目に古い歴史のある犬で、1870年代にブルドッグとブルテリアから作り出されました。友好的できびきびと快活に動き、高い知性を有しています。

ボストン・テリアの毛色

ホワイト・マーキングのあるブリンドルが犬種のスタンダードに認められています。ホワイト・マーキングは、写真の子の白い毛の部分のように「マズルバンド」「目の間」「前胸」に必要です。

グレート・デーン

犬 毛 ブリンドル

グレート・デーンは、全犬種の中で最も体高が高い短毛の超大型犬です。力強さと美しさを兼ね備えた堂々とした姿が魅力的であり、「優しい巨人」「犬の中のアポロ(ギリシャ神話の中の最上級の神)」とも言われています。

グレート・デンの毛色

グレートデンの毛色は、フォーン、ブリンドル、ブラック、ブルー、ハールクイン(ホワイトの地色にブラックのちぎれたような斑点が不規則に分布)が認められています。

ウィペット

犬 毛 ブリンドル

ウィペットはウサギなどの小動物を狩るために活躍し、噛む力が強いことから「スナップドッグ(噛みつき犬)」とも呼ばれていたようです。飼い主に対しては穏やかで献身的、そして言うことをよく理解します。
かつてドッグレースで活躍していた犬種で、走る姿勢が馬を鞭打って駆けるように見えることからウィペット(鞭犬)と名付けられたと言われています。

ウィペットの毛色

ウィペットの毛色はあらゆる色、あらゆるパターンが認められており制限はありません。

甲斐犬

犬 毛 ブリンドル

甲斐犬は、甲斐地方(山梨県)の山岳地方で作出され、1934年には天然記念物の指定を受けています。飼い主以外の人間には心を開かず、唯一人の飼い主に一生忠誠をつくすことから「一代一主」の犬とも評されています。

甲斐犬の毛色

甲斐犬の毛色は黒虎、赤虎、虎の3種類で、すべて虎毛(ブリンドル)であることがスタンダードとして定められています。幼犬の頃に一色であったとしても、成長に伴い虎毛になるという特徴があります。

犬の「ブリンドル」はクールな毛のパターン

犬 毛 ブリンドル

いかがでしたか?単色の犬と比べ、虎のような柄をもつブリンドルの犬はスタイリッシュでクールに見えるのではないでしょうか。
同じブリンドルでも、犬種や毛色によって違った個性があるので、あなたのお気に入りの「ブリンドル」を見つけてみてくださいね。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野 友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

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