magazine

お手入れ

2020.06.04

4タイプごとに解説!ベルジアンシェパードの毛色とコートタイプ

ベルジアンシェパードには4つのタイプが存在し、それぞれコートタイプや毛色の特徴が異なります。コートタイプが違うので、ブラッシングの頻度などがタイプによって変わってきます。
ベルジアンシェパードの4タイプ別の被毛タイプや、お手入れ方法を理解しておきましょう。

#ベルジアンシェパード

Author :新井 絵美子/動物ライター

この記事をシェアする

ベルジアンシェパードの被毛のタイプ

ベルジアンシェパード 毛

ベルジアンシェパードは、グローネンダール、タービュレン、マリノア、ラケノアの4タイプが存在し、以下のような被毛の特徴を持っています。

コートタイプ

グローネンダールはブラック単色のロングコートで光沢のある毛質をしており、自信に満ち凛とした姿が特徴的です。

タービュレンもロングコートでブラックマスク(顔だけが黒いこと)を持ち、エレガントさと力強さの両方が感じられます。

マリノアはベルジアンシェパードの中で唯一のショートコートで、フォーンの毛色にブラックオーバーレイ(被毛の先が黒くなっていること)が見られ、ブラックマスクを持ちます。

ラケノアは巻き毛のワイヤーコートです。雨風や雪などの悪天候の中でも作業ができるほどの、耐久性が強い毛質をしています。

被毛の構造

どのタイプもオーバーコートとアンダーコートが生えているダブルコートです。ダブルコートの犬種は、保温・保湿の役割をするアンダーコートの増減により体温調節をしていることから、春と秋にアンダーコートが生え変わります。

この換毛期には大量の抜け毛が生じるので、被毛のお手入れの手間がいつも以上にかかることを覚悟しておきましょう。

スタンダードの毛色

グローネンダールは、ブラック単色のみが認められています。

タービュレンはブラックマスク(顔だけ黒いこと)で、体はフォーンもしくは淡いイエローにブラックオーバーレイ(被毛の先が黒くなっていること)が見られます。

マリノアもブラックマスクで、体はフォーンにブラックオーバーレイです。

ラケノアの毛色はフォーンで、わずかにブラックオーバーレイがマズルや尻尾に見られます。

ベルジアンシェパードの家庭でのお手入れ

ベルジアンシェパード 毛

ベルジアンシェパードは、皮膚疾患になりやすいと言われているので、シャンプーやブラッシングにより、被毛や皮膚を清潔に保つことが大切です。ここでは、家庭でのお手入れ方法を解説します。

シャンプー

月に1~2回シャンプーをして、汚れや溜まった皮脂を洗い流してあげましょう。犬の場合は、人間のように頻繁にシャンプーをすると、必要な皮脂までもがなくなってしまい皮膚の乾燥を招き、皮膚炎を引き起こす場合があるので注意しましょう。

シャンプー後は、生乾きにすると菌が増殖して皮膚トラブルを起こす可能性があるので、ドライヤーで完全に乾かしてあげてください。

ブラッシング

ショートコートのマリノアは週1回、それ以外のタイプは週2~3回ブラッシングをして、毛のもつれや抜け毛を取り除くようにしましょう。ショートコートにはラバーブラシやが、ロングコートにはスリッカーブラシやピンブラシが向いています。また、ブラッシングの仕上げに獣毛ブラシを使うと、被毛が艶やかになります。

換毛期はどのタイプも、毎日ブラッシングをして抜け毛を取り除くようにしましょう。こまめにブラッシングをすることで、被毛の通気性がよくなるほか、床に落ちる抜け毛の量が減るので掃除の手間の軽減にもなります。

部分的にトリミング

ベルジアンシェパードは、一定の長さまでしか伸びない毛質なのでトリミングは不要ですが、汚れやすい肛門周辺の毛を時々短くカットしておくと、被毛が汚れにくくなります。

また、肉球の間の伸びすぎている毛もカットするようにしましょう。肉球に毛がかぶさってしまうと、グリップがきかず滑りやすくなり、怪我をしてしまうリスクがあるので注意が必要です。

ベルジアンシェパードのトリミングサロンでのお手入れ

ベルジアンシェパード 毛

お手入れの手間を軽減したい場合は、トリミングサロンにお願いするのもおすすめです。

ベルジアンシェパードにおすすめのメニュー

ベルジアンシェパードには、シャンプー単体のコース、もしくはシャンプーにプラスして爪切りや肛門腺絞りなどがセットになったシャンプーコースがおすすめです。爪切りや肛門腺絞りは家でもできますが嫌がることも多いので、トリマーさんにお願いするのもよいでしょう。

頻度の目安

家庭でのシャンプーと同様、トリミングサロンにお願いする場合も月1回、汚れが目立つようであれば月2回程度で大丈夫です。

料金の目安

ベルジアンシェパードのシャンプーコースの料金は、11,000円ぐらいが目安です。トリミングサロンによっては「料金応相談」としているところもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

ベルジアンシェパードの抜け毛や毛玉対策

ベルジアンシェパード 毛

ここでは、ベルジアンシェパードの抜け毛や毛玉対策について解説します。

抜け毛

換毛期は大量の抜け毛により、部屋の掃除に悩まされるかと思いますが、なるべく抜け毛が飛び散るのを防ぎたい場合は、犬用の服を着せるとよいでしょう。足と体にぴったりとフィットし、体全体をすっぽりと覆うタイプの服であれば、床に落ちる抜け毛を最小限に抑えられます。

毛玉

とくにロングコートの2タイプは、脇の下や内股など動いたときによく擦れる箇所の毛が絡まりやすいので、ブラッシングを怠ると毛玉ができてしまいます。そのため、丁寧にブラッシングをして毛のもつれを整えてあげましょう。

また、シャンプー後の半乾きの状態も毛玉ができやすいので、毛の根元までしっかりと乾かすようにしましょう。

シャンプーやブラッシングでベルジアンシェパードの被毛を清潔に!

ベルジアンシェパード 毛

ベルジアンシェパードは、タイプによって被毛の特徴が違いますが、どのタイプもダブルコートで抜け毛は多めです。特に換毛期はこまめにブラッシングをして、抜け毛を取り除くようにしましょう。

また、定期的にシャンプーをする必要もあります。自宅でシャンプーをするのが大変な場合は、トリミングサロンにお願いするとよいでしょう。皮膚疾患になりやすいと言われている犬種なので、お手入れをして被毛や皮膚を清潔に保ってあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.06.04

この記事をシェアする