
ホワイトシェパードの被毛のタイプを知っておくことで、さらに適切な被毛のお手入れに取り組むことができます。ここでは、ホワイトシェパードのコートの種類や被毛の構造を紹介していくので、お手入れ道具を選ぶ際に参考にしてください。
ホワイトシェパードにはショートコートとロングコートの2種類のコートタイプがあります。ロングコートとショートコートのどちらもほどんど毛質は同じですが、ロングコートのほうがお手入れに手間がかかります。
ホワイトシェパードの被毛はダブルコートです。アンダーコートはやや柔らかく、密集して生えています。オーバーコートは硬く、アンダーコートに密着して生えています。
ホワイトシェパードの代表的なカラーはその名の通り、ホワイトです。他の毛色はケンネルクラブに公認されていません。
ホワイトシェパードはしっかりと家庭でお手入れをしなければいけません。被毛のお手入れは大変そうに感じるかもしれませんが、いくつかのポイントを知っておけば、誰にでもできます。ここでは、ホワイトシェパードの家庭でのお手入れ方法について詳しく解説していきます。
ホワイトシェパードのシャンプーは3ヶ月に1回の頻度で行うようにしましょう。また、被毛を汚れたままにしておくのは禁物なので、必要に応じて、軽くシャンプーをすることが大切です。
シャンプーのソープは被毛のタイプにあった種類のものを選び、使用後は皮膚の状態をよく確認しておくことが大切です。異常を発見したら、すぐに動物病院へ連れて行くようにしてくださいね。
ホワイトシェパードのブラッシングは少なくとも週に3回は行うようにしましょう。頻繁にブラッシングを行うことは、被毛トラブルの対策になるだけではなく、ホワイトシェパードとスキンシップをとる貴重な時間にもなりますよ。
被毛のお手入れはもちろん大切ですが、歯磨きや耳掃除も忘れずにしっかりと行うようにしてくださいね。歯磨きや耳掃除をすることは清潔感を保つのに欠かせないだけではなく、ホワイトシェパードの健康を守るのに大切です。
家庭でのお手入れが大変な場合は、トリミングサロンを利用することがおすすめです。トリミングサロンでは、犬のお手入れのプロが丁寧にホワイトシェパードの被毛をケアしてくれます。また、お手入れについての疑問を相談することもできるので、悩みがある人には特におすすめです。
ホワイトシェパードにおすすめのメニューはシャンプーです。ホワイトシェパードはダブルコートの犬種なので、被毛が伸び続けることはありません。そのため、定期的にカットをしてもらう必要はありません。
トリミングサロンは3ヶ月に1回の頻度の利用で十分です。家庭でのお手入れにしっかりと取り組んでいるのであれば、必ずしもホワイトシェパードをトリミングサロンに連れて行く必要はありません。トリミングサロンは必要に応じて利用するようにしてくださいね。
トリミングサロンでのホワイトシェパードのシャンプーの目安は7,000~10,000円です。爪切りや肛門絞りもお願いする場合は、追加料金が必要になるので、事前に確認しておくようにしましょう。
ホワイトシェパードは基本的に被毛のトラブルが少ない犬種です。しかしいくつかのことを知っておくことで被毛トラブルをさらに激減させることができますよ。ここではホワイトシェパードの抜け毛対策や毛玉対策について解説していきます。
ホワイトシェパードはダブルコートの犬種なので抜け毛が多いのが特徴です。そのため飼い主はこまめにブラッシングを行い定期的に死毛を取り除かなければいけません。年に2回の換毛期には特に抜け毛が多くなる傾向があるのでブラッシングの頻度を増やして抜け毛対策に取り組みましょう。
ショートコートのホワイトシェパードの被毛は毛玉ができる事は滅多にありません。しかしロングコートのホワイトシェパードは毛玉ができやすいため、スリッカーブラシでのブラッシングをする必要がなります。万が一毛玉ができてしまった場合は切りとらなければいけない場合があるのでトリミングサロンへ相談するようにしましょう。
ここでは、ホワイトシェパードの被毛のお手入れについて詳しく解説していきます。ホワイトシェパードのお手入れや抜け毛対策にしっかりと取り組むことで、被毛をさらに美しく保つことができます。また、定期的にトリミングサロン を利用することで、家庭でのお手入れがさらに簡単になりますよ。被毛のケアにしっかりと取り組み、ホワイトシェパードの美しさを最大限に引き出してくださいね。
ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー
大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。