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しつけ

2020.06.01

ウエストハイランドホワイトテリアはどんな性格?犬種特性に合わせたしつけの方法とは

つややかで真っ白な被毛と黒い瞳が可愛いウエストハイランドホワイトテリアですが、テリア種の中でも有能な狩猟犬でもあります。小型犬ですが自分より大きな犬にも怯むことなく向かってく気性の強さを持っていて、上手くしつけるにはなかなか手強い犬種です。今日はウエストハイランドホワイトテリアの性格に合ったしつけ方や遊びやスポーツなどについてお話しします。

#ウエストハイランドホワイトテリア

Author :泉 能子/愛犬家、ドッグライター

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ウエストハイランドホワイトテリアの性格の特徴

ウエストハイランドホワイトテリア

ウエストハイランドホワイトテリアの性格を知るために、まずはその生い立ちや歴史から見てみましょう。

ウエストハイランドホワイトテリアの祖先とその歴史

ウエストハイランドホワイトテリアの祖先は、イギリス・スコットランド地方で飼われていたスコティッシュテリア、ダンディ・ディンモントテリア、スカイ・テリア、ケアーンテリアなどで、これらの犬の交配から生まれました。

厳密にはスコティッシュテリアやケアーンテリアから時々生まれる白色の個体を選び出して、交配を重ね固定したものが起源だと考えられています。 この繁殖を行なったブリーダーが住んでいた土地の名前から「ポルタロッチテリア」と呼ばれるようになり、その後アメリカに渡って「ローズニーズテリア」という名前に変わりました。

アメリカンケネルクラブ登録の翌年に、現在のウエストハイランドホワイトテリアという名前に改名されました。 当初アメリカではケアーン・テリアとウエストハイランドホワイトテリアの交配も行われていましたが、1917年には犬種が固定され完全に別の犬種として扱われるようになりケアーンテリアとの交配は禁じられました。

ウエストハイランドホワイトテリアの得意なこと

狩猟犬であったことから物を追いかけたり走ったりすることが得意です。運動能力にも長けていますので、ドッグスポーツなどに挑戦すると高い能力を発揮します。

また、闘争心があり警戒心も強く、知らないものや人にも怯まず向かっていくので番犬に向いています。

ウエストハイランドホワイトテリアの苦手なこと

テリアの気質そのものを受け継いでいているため、頑固で向こう意気が強いので、無理強いされることが苦手です。 独立心があり負けず嫌いなので、しつこく構われたり強く叱られたりすることも苦手です。

ウエストハイランドホワイトテリアの性格に合わせたしつけ方法

ウエストハイランドホワイトテリア

ウエストハイランドホワイトテリアは見かけによらず気が強く頑固なので、しつけに苦労するといわれていますが、性格に合ったしつけ方を知っておくと上手くしつけることがきます。

ウエストハイランドホワイトテリアの性格に合ったしつけのコツ

ウエストハイランドホワイトテリアはプライドが高く頑固な性格なため、怒鳴ったり強く叱ったりすると不信感から主従関係を上手く築くことができなくなります。また頭の良い犬種なので、反対に甘やかすとわがままし放題になり手に負えなくなります。

ウエストハイランドホワイトテリアのしつけのコツは、上手くできたときはおおげさにほめ、失敗しても強く叱らず、時間をかけ根気よくしつけることが大切です。

ウエストハイランドホワイトテリアの性格に合うぴったりな遊び・スポーツは?

ウエストハイランドホワイトテリア

ウエストハイランドホワイトテリアの犬種特性や性格にぴったりな遊びにはどういうものがあるのでしょうか?

狩猟犬の特徴を活かしたボール遊びがおすすめ

ウエストハイランドホワイトテリアは優秀な狩猟犬なので、動くものを追いかける習性があります。ボールの持って来い遊びなどは得意中の得意なので大好きな遊びのひとつです。

運動神経抜群で負けず嫌いな性格を活かした追いかけっこがおすすめ

走るのが大好きで負けず嫌いなので、公園やドッグランなどで飼い主さんと追いかけっこするのもおすすめです。思いっきり走ることでストレスの解消にもなります。

狩猟犬の特徴を最大限に発揮できるフリスビーがおすすめ

フリスビーは飼い主の投げるディスクを犬が空中でキャッチし、飼い主のもとへ持ってくるというスポーツです。 狩猟犬として動く物を追いかける習性のあるウエストハイランドホワイトテリアに適したスポーツと言えます。

フリスビーはドッグスポーツ競技として世界中で大会が開かれており、日本でもJFA(日本フリスビードッグ協会)やJDDN(日本ディスクドッグナショナル)などが大会を開催しています。

優れた頭脳と運動能力が必要なアジリティ-がおすすめ

アジリティーは飼い主と犬が息を合わせて、コース上のハードル、トンネル、シーソーなどの障害物を決められた時間に確実にクリアしていく犬の障害物競技です。俊敏で頭の良いウエストハイランドホワイトテリアに適したスポーツのひとつです。

飼い主がウエストハイランドホワイトテリアの優れた運動能力をうまくコントロールできれば高い評価を得ることができます。

ウエストハイランドホワイトテリアのための環境づくり

ウエストハイランドホワイトテリア

ウエストハイランドホワイトテリアが元気で健康に暮らすためにはどのような環境づくりが必要でしょうか?

適度な運動と遊びが必要

活発でいたずら好きなので、運動やストレス発散のためにも毎日2回30分程度の散歩が必要です。時にはドッグランで思いっきり走らせてやるのもいいでしょう。

関節に負担をかけない工夫を

ウエストハイランドホワイトテリアは、股関節形成不全など関節疾患にかかりやすいので、フローリングなどの床にはカーペットなどを敷いて滑りにくくしておきましょう。

警戒心と攻撃性に注意が必要

ウエストハイランドホワイトテリアは警戒心が強く、狩猟本能もあることから散歩中に他の小動物に出会うと攻撃性が出ることがあります。 他犬への警戒心や攻撃性を持たせないようにするには、子犬のころから多くの人や犬に触れさせて社会性を身につけさせる必要があります。

元気印のウエストハイランドホワイトテリアとの暮らしを楽しもう

ウエストハイランドホワイトテリア

明るく元気でいたずら好きなウエストハイランドホワイトテリアは、小さなわんぱく小僧のようです。ウエストハイランドホワイトテリアの、社交的なのに警戒心が強く、頑固でマイペース、強気なくせに人見知りという多様な性格に振り回されながらも、憎めない可愛さが飼い主の気持ちをほっこりさせてしまいます。しつけにはちょっと手こずることもあるかもしれませんが、しっかりとした信頼関係ができれば、愉快で楽しい仲間になれるでしょう。

◎ライタープロフィール
泉 能子 愛犬家 ドッグライター

泉 能子/愛犬家、ドッグライター

動物が大好きで、気づけば隣にはいつも愛犬がいて、愛犬とお互いに助けたり助けられたりの共同生活をしているドッグライターです。
今までにヨークシャーとスムースダックスを育てて看取り、今は保護犬の9歳になるブラックタンのダックスと暮らしています。
人と犬が楽しく幸せに暮らすために役立つ記事を発信していきます。

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