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お手入れ

2020.06.12

ヘアレスドッグのお手入れ方法が知りたい!毛がない特徴にあったケア方法とは

世界には、公式に認められている犬種だけでも300種類以上が存在しますが、その中にはヘアレスドッグと呼ばれる、体に毛が生えていない珍しい犬種もいます。皮膚が露出しているヘアレスドッグはその性質上、育てるにあたりいくつか注意しておきたいことがあります。そこで今回は、ヘアレスドッグのお手入れ方法や、日常生活での注意点などを解説します。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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ヘアレスドッグの代表犬種

ヘアレスドッグ

ヘアレスドッグは、全身に毛がほとんど生えていない、もしくは頭部や足先、尻尾などの一部分だけ毛が生えている犬種です。毛が生えないのは、FOX13という遺伝子の変異によるもの(ヘアレス遺伝子)です。ヘアレス遺伝子は優性に遺伝する形質を持っているため、ヘアレス遺伝子を持っているとその個体はヘアレスドッグになります。

ヘアレスドッグの代表的な犬種としては、以下が挙げられます。

・メキシカン・ヘアレス・ドッグ(メキシコ原産)
・ヘアレスカーラ(ボリビア原産)
・ペルービアン・ヘアレス・ドッグ(ペルー原産)
・ペルービアン・インカオーキッド(ペルー原産)
・アルゼンティニアンヘアレスドッグ(アルゼンチン原産)
・アメリカンヘアレステリア(アメリカ原産)
・チャイニーズ・クレステッド・ドッグ(中国原産)

ヘアレスドッグのお手入れ方法

ヘアレスドッグ

ブラッシングのお手入れが不要なヘアレスドッグですが、以下のお手入れをする必要があります。

保湿剤を塗って乾燥対策

皮膚が露出されているヘアレスドッグは皮膚が乾燥しやすいので、保湿剤を塗って乾燥対策をする必要があります。犬用の保湿剤はローションやクリーム、オイルなど、さまざまなタイプが揃っています。全身に塗って保湿をしてあげましょう。

月に1~2回シャンプーをする

皮膚の汚れや余分な皮脂を落とすために、月に1~2回シャンプーをしてあげることも大切です。シャンプーをするときは、犬用のシャンプーを使うようにしましょう。人間用のシャンプーは、弱酸性の人間の肌に合わせて作られているため、中性~弱アルカリ性の犬の皮膚には合わず、皮膚トラブルを起こすこともあるからです。

シャンプー後は、タオルでよく拭いてあげれば乾いてしまうので、ドライヤーをかけなくても大丈夫です。部分的に毛が生えている犬種の場合は、その部分だけドライヤーで乾かしてあげましょう。その際は皮膚に当たる風の温度が熱すぎないよう注意しましょう。

歯磨きをして口内環境を良好に保つ

ヘアレスの遺伝子は歯にも影響を与えるため、ヘアレスドッグは被毛が生えた犬よりも歯の本数が少ない、歯並びが悪いなどの特徴が見られます。よって、なるべく健康な歯を残すために、子犬の頃から歯磨きを習慣化し、口内環境を良好に保つようにしましょう。

ヘアレスドッグを育てる際に注意すべきこと

ヘアレスドッグ

ヘアレスドッグは被毛に覆われていないため、寒さが苦手です。また、紫外線の影響を受けやすい傾向にあります。そのため、育てる際には以下のことに注意が必要です。

寒さ対策をして体が冷えないようにする

犬用の服を着せて、冷房や冬の寒さで体が冷えないようにしてあげましょう。また、冬場は暖房器具を使って室内を暖かくするかと思いますが、暖房器具を使っていると空気が乾燥してくるので、加湿器も一緒に使って皮膚が乾燥しないように配慮することも大切です。

日焼け止め対策も必須

ヘアレスドッグは、日光が直接皮膚に当たってしまうので、散歩やお出かけをするときは、犬用の日焼け止めクリームを塗ってあげましょう。日光に当たりすぎると、皮膚が炎症を起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
また、日差しが強い季節は、UVカット加工が施された犬用の服を着せるのもおすすめです。

スキンケアや温度管理が欠かせないヘアレスドッグ

ヘアレスドッグ

体に毛が生えていない、その個性的な風貌が魅力のヘアレスドッグ。しかし、皮膚が露出していることから、毛が生えている犬種と比べて皮膚の乾燥や日焼け防止、寒さ対策などにより気を遣わなければならない面もあります。犬用のスキンケア用品や洋服を活用して、健康に過ごせるようにしてあげましょう。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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