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健康管理 / 病気

2020.06.03

セントバーナードの寿命はどのくらい?知っておきたい病気・食事・運動のこと

人気のテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場するヨーゼフ。頼りになる心優しいヨーゼフは、セントバーナードという犬種がモデルになっています。スイス原産のセントバーナードは、アルプスの雪山で救助犬として活躍していた、とても優秀な犬種の一種です。今回は、超大型犬と言われるセントバーナードの寿命・かかりやすい病気・運動量などについてご紹介します。

Author :安田 ハル/ドッグライター

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セントバーナードの寿命はどれくらい?

セントバーナードの子犬

セントバーナードは全犬種の中でも最重量といわれており、成犬になると体高は65~90センチ、体重は50~91キロにもなる超大型犬です。 小型犬・中型犬に比べ、大型犬の寿命は短命だとされています。大型犬の平均寿命・セントバーナードの平均寿命、大型犬が短命になる理由を見ていきましょう。

大型犬の平均寿命はどれくらい?

大型犬の犬種によってもその寿命には多少の差があります。

  • ・セントバーナード:8~10年
  • ・ジャーマンシェパード:10~12年
  • ・ドーベルマン:10~12年
  • ・ラブラドールレトリーバー:12~13年
  • ・ゴールデンレトリーバー:12~13年
  • ・シベリアンハスキー:11~13年

大型犬が短命な傾向にあるのはどうして?

大型犬は小型犬に比べて、成長のスピードが早いということが分かっています。 小型犬の場合は成犬になるまでのスピードが早く、生後12ヵ月程で体の成長が止まり、そこからはゆっくりとしたスピードで歳を重ねていきます。

一方、大型犬が成犬になるのは生後18ヵ月、超大型犬は生後24ヵ月くらいなのですが、そこからは小型犬よりも早いスピードで歳を重ねていくことになります。 また、大型犬は小型犬と比べると、体に対しての臓器の比率が小さいため、内臓や心臓への負担が大きくなるのも短命の理由ではないかとされています。

セントバーナードの健康寿命を延ばすために|かかりやすい病気を知っておこう

セントバーナード 寿命

セントバーナードの体重は約50~91キロとかなりの重量になります。足・関節のケガや病気には注意が必要です。 また、垂れ耳の犬種に多い耳の病気にも気をつけましょう。

大型犬に多い股関節形成不全

股関節にある骨が正しい位置に収まらない病気のことです。 先天性の場合もありますが、セントバーナードも体重や肥満による股関節への負担から発症してしまうこともあります。

通常は骨盤のくぼみ部分にボール状の大腿骨という骨が収まっていますが、股関節形成不全になると、大腿骨がここに収まらず関節内に炎症が起こります。 階段の上り下りを嫌がったり、足を引きずるような歩き方をするようなときは、注意が必要です。

垂れ耳の犬種に多い外耳炎

外耳炎とは、耳の中に細菌が増え、赤く腫れて炎症を起こしてしまう病気です。不快感から耳を掻くことでさらに悪化させてしまうおそれがあります。 耳から嫌なニオイがしたり、頭を振る、頻繁に耳を掻くような仕草が見られたら外耳炎の可能性がありますので、早めに獣医さんに診てもらいましょう。

セントバーナードの寿命を延ばすために|体重管理をしっかり!

セントバーナード 寿命

セントバーナードは日に日に大きく成長していきます。 そのためこまめに体重を測り、年齢や体重に合った量のドッグフードを与えることが大切になります。

ごはんの量はどれくらい?

セントバーナードは太りやすい体質のため、ドッグフードの裏に記載されている給与量を目安に与え過ぎには注意しましょう。 また、脂質や炭水化物の多い高カロリーのドッグフードは肥満の原因になりやすいもの。セントバーナードには、低カロリーで低脂肪のドッグフードが適しています。

毎日の運動量の目安は?

朝と夜の1日2回、それぞれに1時間程度の散歩が必要です。 関節への負担を避けるために、激しい運動はNG! 飼い主さんと一緒に、歩いたり軽く走るような散歩が理想的です。 力の強い犬種ですので、自転車を使った散歩はおすすめできません。

セントバーナードの平均寿命は8~10年

セントバーナード 寿命

他の犬種に比べて、セントバーナードの寿命は8~10年と短めになります。 しかし日頃からの食事や運動、健康管理で少しでも健康寿命を延ばすことができるかもしれません。 頭が良く、優しく穏やかなセントバーナードは魅力がいっぱいの犬種です。きっと頼もしいパートナーになってくれることでしょう。

◎ライタープロフィール
安田ハル ドッグライター

安田 ハル/ドッグライター

愛犬のトイプードルと暮らす楽しい毎日。
家族に寄り添って生きてくれている、健気で愛おしいこの子のために「何かできることはないだろうか」これがドッグライターを始めたきっかけでした。
幼い頃から、小型犬・中型犬・大型犬と様々な犬種と暮らした経験を活かし、愛犬家の皆さんに役立つ情報や、楽しく共感していただける記事を発信していければと思っています。
さらに知識を深めるために、動物に関する看護学・栄養学などの資格取得を目指して勉強中です。

  • 更新日:

    2020.06.03

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