まずは、茶々がどんな犬なのか?ちょっとお話していきますね。
柴犬の女の子で6歳になります。女の子にしては体が大きくて10キロくらいありますから、たびたびダイエットに取り組んだりしています。
性格は大らかで頑固で独占欲は強いのですが、ちょっとビビりなところもあり、ちょっとした物音でもびっくりします。他の犬とはあまり仲良く出来なくて、とにかく人間が大好き。とりあえず番犬には向いてません。
生来の遊び好きなのか、靴下やハンドタオルなどを咥えて逃げるので取り返すのが大変。いつも大騒ぎしていますよ。
そんな茶々ですが、大切な愛娘だということに変わりはありません。
これもしつけの賜物なのかわかりませんが、オヤツを目の前にしてずっとマテができるところが自慢でしょうか。
それこそ5分でも10分でもずっとマテができるので、どのくらい長くマテができるか試したことはありません。
しまいには口からヨダレが糸を引いて滴るので、ついついかわいそうになって与えてしまいます。「まだ?まだ?」と目でコンタクトしながら待つので、ちょっといじらしいですね。
なぜだかわかりませんが、茶々は車に乗るのが大好き。流れる景色に興味があるのか、心地良い気候の時には小さく開けた窓から入ってくる風を感じています。
また道行く人にも興味があるようで、車の中から愛想を振りまいているんですよ。気付いた人が爆笑したり、手を振ってくれることもしばしば。
でもさっきまで外の景色を眺めているかと思いきや、ふと見ると寝入っていたりと、車の後部座席は茶々の安らげる空間なのかも知れませんね。
うちの近所は飼い猫だけなく地域猫も多い地域で、ちょっとお散歩すれば猫さんたちに出会います。他の犬が得意じゃない茶々も、猫は大好きのようで、わざわざ普段の散歩コースを変えてまで会いに行くんですよ。
かといって猫たちが歓迎してくれるかと言えばそうでもなく、たいていは逃げていくか向かってくるかのどちらか。逃げる猫は追いかけようとしますが、威嚇しながら向かってくる猫はやはり得意ではないみたいで、尻尾を巻いて逃げますね。
そんな中、近所にいるキジ白の猫だけは茶々を見るとお腹を上に向けて甘えてくるんです。茶々もその子には気を許しているようで、寄り添って離れません。
普段から散歩が大好きな茶々ですが、お城へ行くのも大好きなんですよ。飼い主の趣味に付き合ってくれているという部分もありますが。
写真は出石城ですが、皆さんが行くような石垣のお城だけでなく、山道を歩いて山上にある戦国時代の城跡へも行ったりします。
柴犬は元来、日本の山野を駆け回っていた犬種ですから、やはり山が得意なのでしょうね。まさに水を得た魚のように飼い主を引っ張ってグイグイ登っていきます。
地元に近いところで行われた「お花見ドッグ」というイベントがあり、愛犬コンテストで準優勝しました。
どんなに離れていても、どんなに強く投げても、オヤツを空中でキャッチする得意技がある茶々ですから、そこが評価されたのかな。
賞品は犬用の座布団と、シャンプー入れを頂きました。
テレビ東京系の「どうぶつピース」という番組に出演したこともありましたね。
これも茶々の得意技「盗み食い」を撮影するというちょっと恥ずかしいコーナーの取材でした。重い扉を自分で開き、袋の中のオヤツを盗み食いするという普段の姿そのままを撮ってもらいました。
暑い中テレビクルーの方が来られて、本当に期待通りに盗み食いしてくれましたね。「こういう取材はけっこう時間が掛かるんですよね。」とおっしゃっていたカメラマンさんも、ほんの1時間足らずで期待に応えてくれた茶々の姿に爆笑されてました。
ここでは紹介しきれませんでしたが、茶々の得意なことはまだまだあります。また機会があればご紹介しますね。
怒ったり喜んだり、とにかく感情の起伏のある茶々ですが、これからも茶々との暮らしを楽しんでいきたいと思います。
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