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食べもの

2020.06.14

手づくりごはん|パートナーに優しいレシピ|vol.8

パートナーに優しいレシピ|草を食べても嘔吐や下痢が起きない犬たち

私の犬は、春になると草を食べます。新緑のみずみずしい草は確かに美味しそうです。
しかし、犬は吐くために草を食べると聞くので、少し心配にもなります。
でも私の犬は草を食べて嘔吐や下痢をしたことがありません。犬友達でも同じような子がいます。
草を食べてもトラブルが起きない犬達には、どんな共通点があるのでしょうか。
私の犬の食生活も振り返りながら考えてみたいと思います。

#パートナーに優しいレシピ

Author :さのさえこ/ドッグライター

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胃腸が丈夫だと草も「食べ物」になる

当たり前かもしれませんが、胃腸が丈夫なら草を食べても無反応かもしれません。
彼らは吐きたいのではなく、空腹を満たすために草を食べているように見えます。
でも草がそのまま排泄されるところを見ると、消化されているわけではないようです。

大好きな飼い主さん不在で嘔吐と下痢が

そんな丈夫な胃腸の持ち主でも、大好きなお父さんが数週間家を空けただけで、嘔吐と下痢を繰り返す犬もいます。
消化能力と心の問題は別なのですね。

食べ物のバリエーションが意外に豊富

犬が食べて問題のないものに限りますが、様々な食材を与えられている犬は胃腸のトラブルが少ないようです。
人間も、偏食よりは何でも食べられる人の方が丈夫ですよね。

ドッグフードにトッピングは不要です

私の犬は里子です。以前のオーナーさんのお宅では、おやつは一切無し、食餌は1日1回ドッグフードのみでした。
今でもドッグフードはトッピング無しでバリバリ食べます。
皮膚にはたくさんの病気を持って我が家に来ましたが、胃腸の丈夫さは以前のオーナーさんがフードのみで育ててくれたお陰だと思います。

拾い食いは木の実・昆虫にも至ることが

草を食べても吐かない犬は、拾い食いもバラエティ豊かです。
木の枝、木の実、昆虫、時には書くのがためらわれるものも……
私の犬も、草むらから猫糞をくわえて出て来たことがあったし、雪が積もった時は、公園でさんざんはしゃいだ後に雪を食べていました。

意外な共通点は「グリーントライプ」

偶然かもしれませんが、滅多に嘔吐や下痢をしない犬は、「グリーントライプ」を与えられていることが多いように思います。

「トライプ」と「グリーントライプ」とは

「トライプ」とは、食用の家畜の胃を指し、「グリーントライプ」とは、その中でも新鮮な反芻胃とその内容物を指します。
グリーントライプの中には無数の微生物や酵素、そしてそれらの産生物が存在し、犬や猫がそれを食べることで植物の栄養素を体に摂り込むことができます。
※一部Wikipediaより抜粋

プロバイオティックが植物を受容する?

我が家では、栄養素が破壊されないように低温で急速乾燥されたグリーントライプを与えています。
消化酵素、乳酸菌などのプロバイオティック(善玉菌)を体に摂り込むことで、消化器官をサポートしているのかな、と思うことがあります。

多くの種類を食べる生活が胃腸を鍛える?

犬にも好き嫌いはあるし、体質的に摂れない食材もあります。
でも草を食べても全く問題の起こらない犬の場合、普段から食べている種類が多いように思いました。
決められた枠の中で、色々な食材を少しずつ与える。
そんな食生活が、犬の胃腸に良い働きかけをしてくれるのかもしれませんね。

◎ライタープロフィール
ドッグライター さのさえこ

さの さえこ/ドッグライター

子供の頃はアレルギーで飼えなかった犬を、大人になって初めて迎えることができました。しかし里子で迎えた初めての愛犬は、外耳炎、歯肉炎、膿皮症、膝蓋骨脱臼を持っていました。
この子をきれいな体にするにはどうしたら良いか。そんな気持ちから得た経験を、「犬の食」を通してお伝えできればと思っています。

  • 更新日:

    2020.06.14

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