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犬種図鑑

2020.05.19

トリュフ犬に向いている犬種はコレだ!トリュフを探し出すための訓練方法とは?

世界三大珍味の1つとして知られるトリュフは、独特の芳醇な香りが魅力の食材です。そんなトリュフの採取に豚が活躍していること有名な話ですが、実は訓練された犬もトリュフを探し出すことができます。この記事では、トリュフ犬に向いている犬種や、トリュフ犬の訓練方法をご紹介します。うちのコにもトリュフを発見する能力があるかもしれません。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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トリュフ犬とは?

トリュフ犬

トリュフ犬とは、嗅覚をフルに活用してトリュフがどこにあるかを探し出せる犬のことです。トリュフの産地であるイタリアやフランスでは、訓練された犬がトリュフ犬として活躍しています。

犬がトリュフの採取に使用される理由

昔からトリュフ探しには、メス豚が使用されます。というのも、トリュフのあの独特な匂いとオス豚が発するフェロモンの匂いが似ているため、メス豚はトリュフの匂いに反応して、本能的に探す出すことができるからです。しかし、探し出したトリュフを食べてしまうのが、メス豚を使う難点です。

一方、犬はトリュフが大好物というわけではないので、採取したそばからトリュフを食べてしまうようなことはしません。また、抜群に嗅覚が優れている動物です。そのため、トリュフの採取には犬が好まれるようになり、トリュフ犬とて使用されるようになりました。

トリュフの採取は夜に行う

トリュフ犬がトリュフを探すのは、夜の時間帯です。常に同じ場所で同じ時期にトリュフが生息することが期待できるため、夜に作業をするようにして、トリュフが採取できる場所を他のトリュフハンターに知られないようにしているのです。

そのため、嗅覚が優れていることはもちろんですが、暗闇の中、勝手に走り出していくようなことのない、飼い主に従順な性格の犬がトリュフ犬として好まれます。

トリュフ犬に向いている犬種

ここでは、トリュフ犬に向いている犬種をご紹介します。

ロマーニョ・ウォーター・ドッグ

トリュフ犬

イタリア原産のロマーニョ・ウォーター・ドッグは、あまり馴染みのない犬種ですが、トリュフ探しのプロと言われ、「トリュフ・ドッグ」の別名を持つほどです。鋭い嗅覚を活かして、現在もトリュフ犬として活躍しています。

トイプードル

トリュフ犬

家庭犬として飼育されているトイプードルですが、かつてはトリュフを採取する使役犬として活躍していたこともあります。嗅覚が優れているほか、全犬種の中でトップクラスに入るほど学習能力が高いので、トリュフ犬に最適です。

トリュフ犬の訓練方法

トリュフ犬

トリュフを探し出せるようになるには、それなりの訓練が必要です。ここでは、トリュフ犬の訓練方法を解説します。

トリュフの匂いを覚えさせることから始める

豚と違って犬にとってトリュフの匂いは、強い興味を持つようなものではないので、まずは遊びなどを通じて、トリュフ匂いを覚えさせることから始めます。

探して持ってくることができたら褒める

トリュフの匂いを覚えたら、今度はトリュフを隠して犬に探しに行かせ、犬がトリュフを探し出せたら褒めてあげます。安定してできるようになるまで、これを何度も繰り返していきます。

地中にトリュフを埋めて、探し当てて掘る訓練をする

地表に隠したトリュフを探し出せるようになったら、今度は地中にトリュフを埋めて、その場所を探し当てて掘る訓練をします。

犬は、楽しいと感じる成功体験を積み重ねていくことで学習していくので、「探し出せたら褒める」を繰り返しながら、訓練を続けていきます。

トリュフ犬になるには地道な訓練が必要

トリュフ犬

トリュフを探し出すことができるトリュフ犬には、どんな犬でもなれるわけではなく、訓練をしなければ地下に生息するトリュフを探し出せるようにはなりません。嗅覚を活かして仕事をしてくれるトリュフ犬は、まさに貴重な存在と言えますね。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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