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住まい / 生活

2020.05.23

コード類に要注意!犬の感電事故は元気になったからと油断しないで|事故防止方法をチェック

犬が電気コードを噛んで感電してしまった!犬が感電してしまうのは、飼い主としてはとてもとても恐ろしい事故のひとつです。しかし、毎日の生活の中では、防いでいたつもりでも何が起こるか分かりません。そのため、感電などの万が一の事態に備えて正しい知識を身に付け、正確な判断ができるようにすることが非常に大切です。ここでは、犬が感電してしまったときにどうすべきか、また、感電の後遺症について解説していきます。さらに、感電予防のポイントを紹介していきます。

Author :ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー(監修:加藤 みゆき/獣医師)

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犬が感電してしまったらどうする?

犬 感電

犬が感電してしまったら、その状況に合わせて対処しなくてはいけません。感電をしてしまった犬は倒れてしまったり、失禁してしまったりする場合があります。また、場合によっては火傷が伴う場合があるので、必ず動物病院へ連れていくことが大切です。しかし、動物病院へ安全に連れていくためのポイントがいくつかあるので、ここで具体的に解説していきます。

感電後の犬はすぐに触らないにように

感電直後に犬に触ってしまうことで、その飼い主も感電してしまうことがあります。そのため、犬に触る前に必ずコードなどの電源を抜いてください。また、感電して犬が失禁してしまった場合は、その尿も感電の原因になるので、電源を抜くまでは触らないようにしてください。

呼吸がない場合は人工呼吸をする

感電後に犬が倒れてしまったのであれば、犬の鼻や口に手をかざし、呼吸をしているかを確認してください。犬が呼吸をしていないのであれば、人工呼吸を行いながらすぐに動物病院へ連れていくことが大切です。

犬の感電は後遺症が怖い?

犬 感電

犬は感電後に意識を失ってしまうほどダメージを受けてしまうことがあります。しかし、多くの犬は数分から数時間で跳ね返り、何事もなかったかのように元気になります。そのため、安心して動物病院へ犬を連れて行かなくてもいいと考える人も決して少なくはありません。しかし、これは大きな間違いです。

感電直後に犬が元気に過ごしていても、見えないところで後遺症が残っている危険性があります。そのため、感電後に犬が元気にしていても自分では判断をせず、必ず動物病院で一度受診してもらうべきです。

肺水腫

犬の感電で最も恐ろしいのは肺水腫です。肺水腫は肺胞の中に液体成分が溜まってしまう病気です。肺水腫になってしまうと酸素を効率的に体内に取り組むことができなくなり、呼吸困難を引き起こします。肺水腫は犬にとって苦しいだけではなく、すぐに治療をしないと命を危険に晒す場合もあります。

火傷

感電は火傷が伴う可能性が非常に高いです。しかし、それにもかかわらず、飼い主が犬の口内の火傷を見つけるのは困難で、犬が苦しい思いをしてしまう場合があります。犬がコードを噛んだ場合は必ず口内も獣医にチェックしてもらうようにしてください。

犬の感電防止のポイントとは?

犬 感電

犬が感電した時の対処法を知っておくことは大切ですが、感電を事前に防ぐのがベストです。感電は電気コードを噛むことで引き起こされる場合がほとんどです。特に小さな子犬は何でもかんでも噛んでしまうので、感電しやすい傾向があります。ここでは感電防止のポイントを紹介していきます。

電気コードで犬が遊ばないように工夫を

最も長期的な感電防止策は、犬が電気コードで遊ばないようにしつけるということです。犬が電源コードで遊ぼうとした場合は、代わりに噛んでもいいおもちゃを与えるようにしてください。電気コードを犬が触らないように根気よく教えることで、これからも安全に生活をすることができます。

電気コードで感電しにくいようにする

感電防止の最も簡単な方法は電源コードを抜くということです。電源コードに電気が通っていなければ、犬が感電することもありません。また、どうしても抜けない電源コードは、カバーなどで補強することができます。

犬が感電しないようにしっかりと備えよう

犬 感電

ここでは、万が一犬が感電した時の対処法と感電防止の方法について解説していきました。犬が感電するのはとても恐ろしいですが、飼い主が落ち着いてしっかりと行動をとることが非常に大切になります。犬が感電したときに備えて対処法を覚え、適切な判断ができるようにしてくださいね。また、犬が感電してしまわないように感電防止にもしっかりと取り組んでください。

◎監修者プロフィール
加藤みゆき 獣医師

加藤 みゆき/獣医師

日本獣医生命科学大学(旧・日本獣医畜産学部)を卒業後、獣医師として埼玉県内の動物病院にて犬・猫・小鳥の小動物臨床とホリスティック医療を経験。その後、小動物臨床専門誌の編集者を勤めた後、現在は都内の動物病院にて臨床に従事。
日々発展する小動物臨床の知識を常にアップデートし、犬に関する情報を通じて皆様と愛犬との暮らしがより豊かなものとなるように勉強を重ねて参ります。

◎ライタープロフィール
ルエス杏鈴 犬訓練士

ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。

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