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住まい / 生活

2020.05.30

愛犬のために台風に備えよう!恐怖を和らげるために飼い主ができることは?

台風のときは、私たち人間でも大雨や暴風の凄まじい音に不安を感じますが、聴覚が発達しており、かつ気圧の変化による影響を受けやすい犬は、より過敏に台風に反応を示します。愛犬が台風を怖がったときには、トラウマになってしまう前に恐怖を和らげて落ち着かせてあげることが大切です。そこで台風のときに愛犬のために飼い主ができることについて解説します。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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台風を怖いと感じている犬の行動とは?

犬が台風に怯えている様子

台風のとき多くの犬は、暴風や雨の叩きつける音を怖がります。犬の聴覚は五感の中で嗅覚に次いで優れており、音の大きさを聞き取る能力は人間の6倍、音を感じる範囲においても人間の4倍優れています。そのため台風のときには、人間よりも過敏に反応するのです。性格によってはパニックを起こす犬もいます。

台風を怖がっているときに見られる愛犬の行動

愛犬が台風を怖がっているときには、以下のような様子が見られます。

  • ・ブルブルと震えて縮こまっている  
  • ・吠え続ける  
  • ・飼い主のそばにいたがる  
  • ・周囲が気になり落ち着きがなくなる

何が起こっているのか分からない、いつもと違う外の様子に犬が怖がるのは当然のことです。吠え続けても叱ったりしないようにしましょう。

台風を怖がる愛犬にしてあげられることは?

台風がやってきそうな気配の中、犬小屋の前に立つ犬

台風のときは不安でいっぱいになりますが、飼い主が動揺してしまうとその様子を愛犬が察知し、余計に怖がらせてしまいます。そのため冷静に振る舞い、愛犬を落ち着かせてあげることが大切です。

愛犬と一緒に寝てあげる

普段、愛犬を飼い主の寝室ではなく別の部屋で寝かせている場合、台風のときは一緒に寝てあげるようにしましょう。激しい雨風の音により落ち着かず、犬も眠りが浅くなりがちですが、愛犬のそばにいれば安心させてあげることができます。

テレビやラジオをつけたままにする

人間だけでなく犬も雨風の音でどうしても緊張状態になってしまいます。そのため外の音を聞こえにくくするために、テレビやラジオをつけっぱなしにするようにしましょう。外の様子が気にならないようになれば落ち着けます。

大きな物音を立てないように気をつける

台風で物音に対して過敏になっている犬が、家の中で大きな物音がしたらさらに怖がってしまいます。そのためドアの開閉を静かにする、食器や重い物を落とさないようにするなど、大きな物音を立てないように気をつけましょう。

犬を屋外で飼っている場合は家の中に入れる

犬を屋外で飼っている場合、台風のときは室内に入れるようにしましょう。台風の中、屋外で愛犬を過ごさせると、飛来物により怪我をしてしまう恐れがあるほか、パニックになり逃げ出してしまうこともあるため危険です。

なお、愛犬を室内に入れたら、窓のそばで寝かせないようにしてください。万が一窓ガラスが割れたとき、怪我をしてしまうからです。加えて、パニックにより割れた窓から脱走してしまうことも考えられるため、迷子札やマイクロチップも付けておくようにしましょう。

発作を起こしやすい犬は台風が来る前から対策を!

台風の予兆を感じる街並み

愛犬がてんかんや脳腫瘍、水頭症など脳疾患を持っている場合、気圧の大きな変化により発作を起こしやすくなるので、台風が来る前に薬を準備しておくようにしましょう。

また、毎日の気圧情報と天気予報を確認できるアプリを活用するのもおすすめです。気圧変動がある程度予測できれば、慌てることなく対処しやしくなります。

台風対策をして愛犬を守ってあげて!

飼い主の膝の上で安心している2頭のチワワ

台風のときは凄まじい雨風の音に犬は過敏に反応しますが、テレビやラジオをつけっぱなしにするだけでも外の音が聞こえにくくなるので、安心させてあげられます。また、屋外で飼育している場合は、飛来物により怪我をする恐れがあるので必ず室内に入れるようにしましょう。冷静に対処し愛犬を台風から守ってあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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