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しつけ

2020.05.11

犬のかじり癖は絶対直る?かじり癖の原因を突き止めて根気強く対処&しつけを!

かじり癖のある犬と暮らしていて、家具やスリッパなどを噛まれすぐにボロボロになってしまった経験はありませんか?新しいものを買ってもすぐにボロボロになってしまう状況は愛犬の愛らしい面でもありつつ、一方で誤飲していないかな?等と不安に繋がる要素でもあります。また電気コードやコンセントなどをかじってしまい感電してしまうこともあり得ますので、「かじり癖」は犬にとっても直さなければならない癖のひとつと言えます。

今回は、犬のかじり癖の原因を突き止めると共に、かじり癖を直すしつけ方法についてもご紹介します。

Author :南 健汰/ドッグライター(監修:みなみ愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師)

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犬のかじり癖の原因とは?

犬がかじり癖を発揮している様子

犬の行動には必ず理由があります。何が理由で「かじる」という行動に出ているのでしょうか?かじり癖の原因を突き止めることが、かじり癖を治める第一歩に繋がるかもしれません。愛犬の行動と照らし合わせながら見ていきましょう。

1.ストレスを感じているから

犬はストレスを感じている際の発散として物をかじってしまうことがあります。物をかじることで、自身のストレスが軽くなることを覚えると、習慣化して「かじり癖」となってしまうのです。

ストレスの原因は、もっとかまってほしい、運動不足など犬にとって異なります。特に留守番をすることが多い犬は、ストレス発散のために物をかじってしまうことが多く見られます。

2.歯の生え変わりの時期だから

乳歯から永久歯への生え変わりのタイミングは、歯がムズムズすることがあります。これは人間の子どもも子犬も同じと言われていますね。歯の生え変わりの時期には歯がむずがゆくなるため、家具などの固いものを噛んでかゆみを抑えようとしており、それが徐々に「かじり癖」に繋がっていきます。

3.好奇心が旺盛だから

子犬の頃に多いのが、室内で放し飼いにされていることにより、目に入るものすべてに興味を持ち、口に入れてしまうというものです。人間の赤ちゃんが何でも手で触ったり口に入れたりするように、子犬も同様の傾向が見られます。犬の性格によって差がありますが、好奇心が旺盛の子犬期によく見られる行動です。

犬のかじり癖を防ぐ対処方法とは

犬が骨を噛んでいる様子

誤飲や感電などの危険を伴う行動であるため、飼い主としては「かじり癖」は絶対にやめてほしい癖のひとつです。それでは、犬のかじり癖を抑えるために、飼い主としては何をするべきなのでしょうか?まずは、しつけ以外で出来る、かじり癖の対処方法についてご説明します。

1.物を床に置かない

まずは物理的に犬がものを噛めなくしてしまうことが大切です。リモコン類やスマートフォン、本など、犬に噛まれたくないものは床に置きっぱなしにしないことです。なるべく犬が届かない場所に置くようにしましょう。また、コード類は床に這わせてまとめて留めるコードカバー等を活用するのがオススメです。

2.犬用おもちゃは片付ける

犬用のおもちゃを外に出しっぱなしにするのはNG行為となりますので、しっかりと片付けましょう。

人間は、犬のおもちゃとそうでないものを判別することが出来ますが、犬にはこれが出来ません。 おもちゃを片付けずに床に置きっぱなしにした場合、犬は床にあるものはすべて遊んでよいおもちゃだと認識してしまいます。そしていつしかおもちゃでないものも噛むようになってしまいますので、基本的なことですが、「遊び終わったら片づける」を意識して取り組んでいきましょう。

犬のかじり癖を直すしつけの方法とは

おもちゃを噛む犬のアップ

かじり癖をやめさせるコツは「物をかじると自分にとって嫌なことが起きる」と犬に理解させることです。家庭で出来る一般的なしつけ方法についてご紹介します。

1.ビターアップルスプレーを使用する

ビターアップルスプレーとは、犬のかじり癖をやめさせるグッズです。使用方法は、犬に舐められたくない、かじられたくない物にスプレーするという簡単なもの。スプレーした部分を犬が舐めたり、かじったりすると苦い味がするため犬が嫌うようになるという仕組みです。もちろん犬が舐めても害はありません。いくつかのメーカーが販売しており、ペットショップやホームセンターなどで購入することができます。

2.大きな音でびっくりさせる

空き缶におはじきやビー玉などを入れ、ガムテープで封をしたものを用意しましょう。 犬が家具などを噛んでいたら、とっさに犬に気づかれないように犬のそばに向かって投げます。 そのとき、缶の中にあるおはじきやビー玉の大きな音がするため、犬はびっくりします。

これを何度か続けることで「噛むと嫌な音がする」と認識し、犬の噛み癖が少なくなることが期待出来ます。

犬のかじり癖はきちんと対処したら必ず直る

犬 かじり癖

犬のかじり癖にお困りの場合には、まず原因を考えましょう。ストレスが原因であれば、しつけで直すことは難しく、根本的な原因であるストレスを解消してあげなければなりません。犬と関わる時間を増やしたり、運動量を増やしてみるとよいでしょう。

仮に、暇つぶしやおもちゃで遊ぶ感覚で物を噛んでいるのであれば、必ずしつけで直すことが出来ます。犬のかじり癖の原因を考えながら、根気よく直していきましょう。

◎監修者プロフィール
みなみ 愼子

みなみ 愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師 動物福祉・倫理学、ホリスティックケア・インストラクター

非常勤講師のほか、ペットマッサージやアロマテラピーの教室を開講しており、犬の保護施設でもペットマッサージのボランティア活動を実施中。一緒に暮らしている犬はロットワイラー、フレンチブルドッグ、MIX犬の3頭で、犬との伸びやかな暮らしを楽しみたいと思っています。

◎ライタープロフィール
南健汰

南 健汰/ドッグライター

大自然溢れる北海道でドッグトレーナーとして犬を訓練した経験を活かし、2012年より執筆活動を開始。ボーダーコリー2頭、サモエド2頭、猫2頭と暮らしている。犬との生活で大切にしているのは、犬も自分も思い切り楽しむこと。訓練士協会A級ライセンス保持。

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