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健康管理 / 病気

2020.05.26

話題の犬用ハーブパックとは?効果やパックの仕方を解説します。

ハーブパックで愛犬の被毛がふわふわになった!カイカイが治ってきた!そんな声を聞くと興味を持ってしまいませんか?最近、ナチュラル志向の飼い主の間で話題となっているのが犬用ハーブパックです。ハーブの力で、被毛や皮膚の状態が改善された、ハーブのいい香りがすると口コミで評判となっています。そこで、今回は犬用ハーブパックとは何か、どんな効果があるのか、自宅でできるセルフケア、料金など、犬用ハーブパックについてご紹介します。

#Lifestyle

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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犬用ハーブパックとは?

ハーブパックとは、パウダー状にしたハーブを使用して、犬のカラダ全体にパックすることで皮膚や被毛の改善を目指すものです。ハーブパックをすることで、シャンプーでは取りきれない被毛の汚れや余分な皮脂を取り除き、さらに抗菌、消炎効果から皮膚の状態が良くなるとされています。

犬用ハーブパックに有効な原材料とは

ハーブパックは、有機栽培のハーブやメディカルグレードのハーブを使用して作られます。また、犬の体質、生活環境、皮膚の状態などからハーブを選んで組み合わせることで高い効果が期待できます。ハーブパックの選び方として、市販のものを使用する、自分で調合する2種類の方法があります。

アーユルヴェーダの考えから生まれたハーブパック

エステティックサロンなどで耳にするアーユルヴェーダをご存知の方も多いと思います。アーユルヴェーダとは、インドで発祥した5000年以上の歴史がある伝統医学で、ギリシャ・アラビア医学、中国医学とともに世界3大ホリスティック医学の一つです。

アーユルヴェーダ・ハーブパックの特徴

日本の気候や生活環境を考慮し、日本に暮らす犬に最適なハーブを組み合わせて作られているのが市販されている犬用ハーブパックです。ハーブパックで使用されているハーブは、有機栽培のカシア、ニームの2種類。どちらもインドでは古くからスキンケア、ヘアケアに使用されているハーブです。

自分でハーブパックを作ってみたい

ハーブパックを自作してみる事も可能です。ハーブティーを抽出しタオルなどに浸透させたもので犬のカラダをパックする方法なら手軽にできます。この場合は、犬の体質や生活環境に合わせて、ハーブを選ぶことができます。おすすめのハーブは、被毛の健康維持や抗菌効果のあるカモミール。ゆっくり時間をかけて抽出したカモミールティーを使用することがおすすめです。

犬用ハーブパックの効果は?

犬 ハーブパック

化学成分のシャンプーは、皮膚トラブルやアレルギーを起こすことがありますが、天然のハーブは犬ととても相性が良い薬草です。ハーブには、消臭効果や抗菌効果に加え、被毛のツヤを良くしたり、皮膚トラブル改善に役立つものもあります。さらに静電気防止、毛玉防止、フワサラ効果なども期待できます。

ハーブパックは継続することが大切

ハーブパックの効果には個体差がありますが、ハーブは副作用が少ない代わりに、即効性はありません。長期間続けていくことで、効果を実感できる可能性もあります。また、ハーブの香りは犬にとってリラックス効果が高いので、シャンプー嫌いの子でも嫌がることなくお手入れをさせてくれます。

犬用ハーブパックのやり方

トリミングサロンなどの犬専用サロンでは、メニューに取り入れているお店もありますが、自宅でハーブパックをすることも可能です。サロンが嫌いな子や予約が取れない時などは、手軽に自宅でハーブパックができることも嬉しいところ。では、まずはアーユルヴェーダ・ハーブパックのやり方からご紹介します。

アーユルヴェーダ・ハーブパックのやり方

ハーブパックという名称で市販されている商品はこのアーユルヴェーダ・ハーブパック1種類です。このハーブパックは、泥パックのイメージで使用します。ハーブパックをする前に犬の体をていねいにブラッシングして、埃や抜け毛を取り除いておくことがおすすめです。

カラダ全体に塗りこむことがコツ

使用する分量のハーブパックをボウルに入れ、お湯を混ぜてペースト状にします。この時、泡立て器を使用するとダマにならず、またゆるめ、かためと使いやすい硬さに調節することがおすすめです。

ペースト状のハーブパックを、シャワーで濡らしたカラダ全体に背中から塗り込んでいきます。この時、被毛の根元や指の間にもしっかりと塗り込んであげます。可能であれば顔にも塗ってあげましょう。

ハーブパックを浸透させるために、10分間ほどそのままにしておきます。この時、全身を優しくマサージしてあげるとリラックス効果が得られます。最後に、シャワーでしっかりとハーブパックを洗い流し、必要であればシャンプーします。

手作りハーブパックのやり方

もっと手軽にハーブパックをしたいと思う場合は、手作りのハーブパックを作りましょう。この場合は、好みのハーブを使用することができます。また、ハーブを常備しておくことで、いつでも手軽にハーブパックできることが魅力です。

ハーブの成分をゆっくり抽出することがコツ

手作りのハーブパックの場合は、好みのハーブでハーブティーを作ります。市販されている有機栽培のハーブティーを使用すると、さらに手軽に作れます。

ハーブを水から煮出し沸騰直前で火を止め、蓋をして10~15分程度置いておきます。ハーブの成分が十分に抽出できたら、タオルにハーブ液を浸して軽く絞ります。この時、火傷しないように注意しましょう。

人肌までタオルを覚ましたら、犬のカラダにタオルで湿布をします。首回りや腰周りを中心にパックしてあげましょう。最後に、タオルで全身をよく拭きあげます。

シャンプーができない時や、日頃のお手入れに最適なセルフハーブパック。抗菌効果の高いハーブそ使用すれば、犬独特の匂いもなくなり、また汚れを落とすことができます。皮膚の状態が悪い時にも、よく拭いてあげることでかゆみが治まることがあるので是非試してみてください。

ハーブパックはアレルギーの心配はない?

犬 ハーブパック

ハーブで副作用が出ることはほとんどありませんが、ハーブの種類によってはアレルギーになる場合があります。過去に、植物アレルギーを経験したことがある場合や植物アレルギーを持っている犬に使用する場合は、お腹などの皮膚でパッチテストをすることがおすすめです。

ハーブパックの料金はどれぐらい?

犬 ハーブパック

市販のアーユルヴェーダ・ハーブパックは、サロンだけではなく自宅でも行うことができます。

サロンの場合は、地域やコースによって価格設定がさまざまですが、最近では、お試しコースとして、定価より安くハーブパックを体験できるサロンも増えています。
また、自宅で使用できるスターターキットは、小型犬1回分のお試しサイズで1,780円と比較的お手軽な料金で体験することができます。

自作のハーブパックを使用する場合は、ドライハーブまたはハーブティーの購入代金だけですみます。オーガニックまたはメディカルグレードのドライハーブは、約100gで2,000円弱と手軽な料金で購入することができます。

ハーブのチカラでフワサラな被毛と健康な皮膚に!

犬 ハーブパック

内用にも外用にもどちらにも使用可能なハーブは、犬のヘルスケアのみならずビューティケアにまで役立つ自然が生んだ万能薬と言っても過言ではありません。

筆者も愛犬にハーブを使って温湿布パックを行っていますが、仕上がりのフワサラな手触りと香りはシャンプーにはない良さがあります。また、シャンプーの時にはじっとしていられない子も、ハーブの香りが醸し出すリラックス効果からか、とても気持ちよさそうです。

飼い主の手が荒れる心配もなく、犬が舐めても安心なハーブパックは、油分を取りすぎないためこまめに使用する事も可能です。被毛や皮膚のトラブルでお悩みの方は、是非一度試してみてはいかがですか。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士、犬の東洋医学生活管理士2級

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

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