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健康管理 / 病気

2020.05.29

ベルジアンシェパードの適正体重は?かかりやすい病気と寿命を知って健康管理!

人間と同様、犬も肥満になるとさまざまな病気を引き起こしやすくなり、寿命を縮める原因になってしまいます。愛犬にいつまでも健康でいてもらうには、食事や運動により、適正体重を維持していくことが大切です。そこで今回は、ベルジアンシェパードの平均体重やかかりやすい病気、平均寿命、体重管理の方法について解説します。

#ベルジアンシェパード

Author :新井 絵美子/動物ライター

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ベルジアンシェパードの適正体重

ベルジアンシェパード 体重

ベルジアンシェパードの体重管理をするにあたり、まず適正体重を知っておきましょう。

適正体重

ジャパンケネルクラブの犬種標準における、ベルジアンシェパードの理想体重は、オスが25~30kg、メスが20~25kgとされています。個体により骨格に差があるものの、おおよそこの範囲内を目指して体重を維持するとよいでしょう。

体重の変化

早くて生後2~3ヶ月で子犬を迎えるかと思いますが、この時期の子犬は急速に成長していき、生後5ヶ月頃には、すでに成犬の体重の半分程度にまで体重が増えます。それ以降も緩やかに体重は増え続け、生後18ヶ月頃に成犬としての大きさになり成長期が終わります。
ベルジアンシェパードをはじめとした大型犬は、生まれたときの体重から約70倍もの体重にまで大きくなるので、成長期は体の大きさが目覚ましく変化していきます。

ベルジアンシェパードの体重管理|寿命とかかりやすい病気を知っておこう

ベルジアンシェパード 体重

ベルジアンシェパードのかかりやすい病気をあらかじめ知っていれば普段から予防でき、健康寿命を伸ばすことにつながります。ベルジアンシェパードの平均寿命や、どんな病気にかかりやすいのかを知っておきましょう。

平均寿命

ベルジアンシェパードドッグの平均寿命は、12~13歳と言われています。ただし、寿命は食生活や生活習慣、飼育環境などの影響により変わってくるので、平均よりも長生きすることも少なくありません。あくまでも目安として覚えておくとよいでしょう。

かかりやすい病気

ベルジアンシェパードは、以下の病気にかかりやすいので注意が必要です。

股関節形成不全

股関節形成不全は股関節が異常をきたし、関節がうまくかみ合わなくなってしまう病気です。発症すると腰を振るように歩く、後肢を同時に動かしうさぎ跳びのようにして走る、スムーズに立ち上がれないなどの症状が見られます。
原因は遺伝的素因のほかに、栄養過多の食事や急激な体重増加なども関与していると考えられています。適正体重に応じた量のフードを与え体重管理をして予防していきましょう。

皮膚炎

皮膚炎にも注意が必要です。皮膚炎は、ハウスダストや花粉、ノミ、食べ物など、さまざまな原因で発症し、症状が長期化したり、一度よくなっても再発したりすることも少なくありません。
シャンプーやブラッシングなどのスキンケアをする、室内を清潔に保つ、食べ物が原因の場合は、アレルゲンの食材が入っていないフードに切り替えるなどして予防しましょう。

進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症は網膜に異常が起き、徐々に光を感知できなくなってしまう病気です。視力が低下してくることから、暗いところで物によくぶつかるなどの症状が見られます。
遺伝が原因で発症するので、残念ながら予防法はありません。遺伝子検査で遺伝子変異を持っているかどうかを調べることができるので、確認しておくことをおすすめします。

ベルジアンシェパードの体重管理で気を付けたいこと

ベルジアンシェパード 体重

ここでは、食事や運動によるベルジアンシェパードの体重管理の方法についてご紹介します。

ごはんの量

ごはんは、総合栄養食のパッケージに記載されている給与量を参考にして与えるようにしましょう。また、子犬、成犬、老犬では、必要なカロリーや栄養摂取量が異なるので、栄養過多や栄養不足にならないために、ライフステージに合ったフードを与えることが大切です。

散歩の目安

ベルジアンシェパードは多くの運動量が必要な犬種なので、運動が足りないと肥満になりやすい傾向にあります。少なくても毎日2時間程度は散歩をするようにしましょう。また、体力がある犬種なので、ジョギングを取り入れた散歩なども向いています。

好きな運動

運動能力が高く遊ぶことが大好きなことから、ボールやフリスビーを使った飼い主さんと一緒に楽しめる遊びなども喜びます。また、とてもエネルギッシュな性質なので、ドッグランで自由に走り回って遊ばせてあげるのもおすすめです。
運動不足になると肥満だけでなく問題行動も起こしやすくなります。積極的に運動をする機会を作ってあげるようにしましょう。

体重管理をしてベルジアンシェパードを健康に育てよう

ベルジアンシェパード 体重

肥満になると、ベルジアンシェパードがかかりやすいと言われている股関節形成不全を起こしやすくなります。食事や運動により体重管理をして、適正体重を維持するように心がけましょう。
また、ライフステージごとに必要な栄養摂取量やカロリーが異なるので、愛犬に合っていないフードを与えると、栄養過多や栄養不足になってしまいます。愛犬のライフステージに合った総合栄養食を与え、健康に育てていきましょう。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.05.29

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