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犬種図鑑

2020.05.17

ベルジアンシェパードの性格は飼い主に忠実?性格を知ってしつけ、環境づくり、遊び方を考えよう

凛々しくて自信に満ち溢れた外見をはじめ、優れた運動能力や聡明さを持つベルジアンシェパードは、まさに才色兼備と言える犬種です。今回はそんなベルジアンシェパードの性格的な特徴をはじめとし、性格を踏まえたしつけのコツ、遊び方、環境づくりのポイントなどをご紹介していきます。

#ベルジアンシェパード

Author :新井 絵美子/動物ライター

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ベルジアンシェパードの性格の特徴

ベルジアンシェパード 性格

まずはベルジアンシェパードが属する犬種グループを知って、そこから得意なことや苦手なことなど性格の特徴を紐解いていきましょう。

犬種グループ

正式な犬種として国際畜犬連盟に公認された犬種は、その犬の性質や用途などに応じてそれぞれグループに分けられています。犬種グループは全部で10種あり、牧羊犬として活躍してきた歴史を持つベルジアンシェパードは、「牧羊犬・牧畜犬」の犬種グループに属しています。

防衛本能が強い、勇敢、状況を判断する能力が優れているなど、牧羊犬らしい性格の特徴が見られます。

現在は警察犬や軍用犬、麻薬探知犬としても活躍しており、優れた能力を兼ね備えている犬種です。

得意なこと

ベルジアンシェパードは、理解力や判断力が高く物覚えがよいことから、トレーニングは得意な方です。飼い主に忠実で、トレーニングに応じる忍耐力もあるので、一貫性を持って適切にしつけをすれば、スムーズに進んでいくでしょう。

苦手なこと

やや警戒心が強い部分があるので、初めて会う人や他の犬に対してすぐに仲良く遊ぶのは得意ではありません。過度に警戒しないようにするためには、子犬の頃から家族以外の人や他の動物、生活音など、さまざまなことに慣れさせておくことが大切です。

ベルジアンシェパードの性格をふまえた上手なしつけ

ベルジアンシェパード 性格

ここでは、しつけのコツについて解説します。

一貫した態度で接しよう

ベルジアンシェパードは賢くて、自立心が強い性格なので、曖昧な態度でしつけをするとそれを察知し、自分の考えで行動してしまうこともあります。しつけは一貫した態度で行うようにしましょう。

また、飼い主を喜ばせることが好きで、作業に意欲的に取り組むことができる犬種なので、褒めながら楽しくトレーニングをしていくこともポイントです。

ベルジアンシェパードが喜ぶ遊び方

ベルジアンシェパード 性格

ベルジアンシェパードはたくさんの運動量が必要なので、積極的に遊ぶ機会を作ってあげることが大切です。

運動欲を満たせるボール遊びやドッグランでの遊びがおすすめ

とてもエネルギッシュで運動欲が高いので、定期的にドッグランで思いっきり走り回らせてあげると喜ぶでしょう。他の犬と交流しながらのびのびと遊べて、よい刺激になるはずです。

また、ボール遊びなどもおすすめです。ボール遊びも運動量があるうえ、飼い主とコミュニケーションを取りながら遊べるので、楽しんでくれるでしょう。

ベルジアンシェパードにおすすめのドッグスポーツ

ベルジアンシェパード 性格

ベルジアンシェパードは飼い主と遊ぶことが好きなうえ、身体能力も高いので、以下のようなドッグスポーツにトライしてみるのもおすすめです。また、ドッグスポーツは、愛犬との絆を深められるといったメリットが得られるのもポイントです。

アジリティ

アジリティは犬と一緒に走って、決められた順番で障害物をクリアしタイムを競う障害物レースです。ハードルやタイヤ、筒状のトンネルなどの障害物をルールに従って確実に、かつスピーディーにクリアしていく必要があることから、飼い主と犬とのコミュニケーションが非常に重要になります。そのため、ドッグスポーツを通して、より関係を深めることができます。

フリスビードッグ

フリスビードッグは、飼い主がフリスビーを投げて愛犬がそれをキャッチして得点を競うドッグスポーツで、「ディスタンス」と「フリーフライト」があります。

ディスタンスは、制限時間内に犬がフリスビーをキャッチした回数を競うものです。どのような状態でキャッチしたかも採点の対象で、空中でキャッチした場合は、より高い得点がもらえます。

フリーフライトは、規定枚数のフリスビーを音楽に合わせて自由に投げ、フリスビーをキャッチする犬と飼い主の演技の美しさを競うもので、ディスタンスよりも難易度は上がります。

フリスビードッグは犬が飼い主の動きを観察し、アイコンタクトを取りながら行うことになるので、しつけにも役立ちます。

ベルジアンシェパードに適した環境づくり

ベルジアンシェパード 性格

ここでは、ベルジアンシェパードに適した環境づくりのポイントを解説します。

暑さ対策をする

ベルジアンシェパードは寒冷地出身の犬なので、暑さが苦手です。気温が高い季節は、室温を涼しく保ってあげるようにしましょう。犬にとって冷房時の室温は25~27度が適温と言われています。

舌を出してハアハアと呼吸をしていたり、水をやたらと飲んでいたりする場合は暑いと感じているサインです。愛犬の様子をみて室温を調節してあげてください。

安心して休めるスペースを作る

ベルジアンシェパードに限りませんが、犬は巣穴で生活していた動物なので、安心できる場所として狭いところを好みます。そのため、クレートやドッグハウスを用意して、落ち着けるスペースを作ってあげましょう。

また、クレートなどがあると、地震や雷などの突然のことに驚いたとき、すぐにその中に避難できるので愛犬のストレス軽減にもなります。

ベルジアンシェパードの性格を理解して育てよう

ベルジアンシェパード 性格

ベルジアンシェパードは、聡明でトレーニングは前向きに取り組めますが、賢いがゆえに曖昧な態度を取ると、自分の判断で行動するようなこともあります。飼い主がリーダーシップをとって、一貫した態度でしつけをするようにしましょう。

また、運動欲求が高いので、ドッグスポーツなどを一緒に楽しむのもおすすめです。ベルジアンシェパードの性格を理解して育て、持っている素晴らしい能力を引き出してあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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