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犬種図鑑

2020.05.04

ボストンテリアの性格はおおらか?上手なしつけ方と遊び方をチェック

ボストンテリアは同じ短頭種のフレンチブルと共に、鼻ぺちゃでユニークな風貌がブサカワ犬として人気があります。ボストンテリアは顔に似合わず、身体は筋肉質で引き締まった体型をしており、タキシードを着たような模様がスマートです。おっとりとしていて穏やかですがとても頭が良く賢い犬種でもあります。誰にでも好かれる優しい性格のボストンテリアの、性格に合ったしつけ方や遊び、スポーツなどについてご紹介します。

#ボストンテリア

Author :泉 能子/愛犬家、ドッグライター

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ボストンテリアの性格の特徴は?

ボストンテリア 性格

誰にでもフレンドリーなボストンテリアの性格や特徴を知るために、まずはボストンテリアの歴史から見てみましょう。

ボストンテリア誕生の歴史

ボストンテリアは、1860年代にアメリカ・マサチューセッツ州のボストンで生まれた「フーパーズジャッジ」という犬が原種だとされています。

ブルドッグとイングリッシュテリアを交配させて生まれたジャッジと、白くて小柄な「バーネッツジップ」という犬を交配して、「エフ」という子犬が生まれました。成長したエフはさらに小さな「トビンズ・ケイト」という犬と交配し、より軽い体重の子犬が生まれました。その子犬が現在のボストン・テリアの基礎犬となっています。
現在、世界中にいるボストンテリアは、すべてこの4頭の犬がルーツとなっています。

ボストンテリアの性格からわかる「得意なこと」

ボストンテリアはそのおおらかで優しい性格から、人や他犬に攻撃することなく穏やかに接することができます。誰にでもフレンドリーなので小さな子供とも仲良く遊ぶことができます。

ボストンテリアの性格からわかる「苦手なこと」

人見知りの少ないボストンテリアですが、意外と怖がりなところがあり自分より大きな犬を怖がることがあります。また、やや繊細なところがあり、家族の声の変化にも敏感に反応し大声で叱ったりすると萎縮してしまうこともあります。一人にさせられるのがとても苦手なので、一人での長時間の留守番は極力避けるほうがいいでしょう。

ボストンテリアの性格に合ったしつけ方

ボストンテリア 性格

ボストンテリアは性格は基本的におおらかですが、反面活発でやんちゃな性格も持っています。そんなボストンテリアの性格に合ったしつけ方とはどのようなものなのでしょうか。

ボストンテリアの個性を伸ばして育てる

同じボストンテリアであってもその子によって個性は違いますし、それぞれの家庭によってしてもらっては困ることや伸ばしてやりたいことも違ってきます。
ボストンテリアを迎えたら行動をよく観察して、その子の伸ばしてやりたいことやこれだけは守らせたい我が家のルールなどを家族でしっかりと決めましょう。一度決めたルールは家族全員がぶれることなく、愛犬に対して同じ姿勢で接することが大切です。

基本的なしつけの考え方とは?

ボストンテリアは基本的にはおおらかで優しい性格をしていますが、一方で活発で遊びが大好きなやんちゃな性格も持ち合わせています。時には落ち着きがなくわちゃわちゃすることもありますが、それもボストンテリアの愛すべきところです。無理に押え込むといじけてしまうことがあるので注意しましょう。

ボストンテリアに限りませんが、犬のしつけの基本は「してほしい事が上手くできたら大げさなくらいに褒める」と「してはいけない事をしたら完全に無視をする」の2つです。犬の行動習慣は、この行為をしたらいいことがある(かまってもらえる・ご褒美がもらえる)、この行動をしたらいやなことが起こる(無視されて相手にされない)という認識で決まります。

できなかったときに中途半端に叱ることは、犬にとってはただ単にかまってくれているだけにしかならないので効果はありません。

ボストンテリアの得意な遊びやスポーツ

ボストンテリア 性格

筋肉質でしっかりした肢体を持っているボストンテリアは、活発で元気な犬種なので飼い主と遊ぶことが大好きです。ボストンテリアに合ったスポーツや遊びをご紹介します。

ボストンテリアが大好きな遊び

飼い主さん大好きなボストンテリアは「ボール持ってこい」遊びが大好きです。
広い公園やドッグランなどで思いっきり走ることでストレスも解消され、ボールを持って帰ることで飼い主さんに褒められる満足感も得ることができます。ただし、ボストンテリアは短頭種のため夏場の暑いときには熱中症になりやすいので注意が必要です。

ボストンテリアとスポーツ

ボストンテリアは遊ぶことが大好きですが、皮膚疾患や関節疾患などを起こしやすく、また短頭種のため体温調節が苦手で呼吸器の疾患も出やすいので、スピードを競うような激しいスポーツには向いていません。
若く元気なときはフリスビーなどを楽しむボストンテリアもいますが、暑い季節を避け無理をしないように必ずしっかりと体温調節をするようにしてください。

ボストンテリアの性格にあった環境つくり

ボストンテリア 性格

家族でいることが大好きなボストンテリアに、心地よい環境をつくってやるにはどのような事に注意するといいのでしょうか。

適度な運動が必要

ボストンテリアは性格は穏やかですが、行動は活発で遊びが大好きな犬種です。運動不足は肥満やストレスの原因になりますので、散歩は1日30分か1時間、夏の暑いときは体温調節が上手くできないため、室内で軽い運動をさせるといいでしょう。

室内の空調管理が大切

ボストンテリアは短頭種のため体温調節がとて苦手です。季節に関わらずエアコンなどで常に適温管理をしておく必要があります。

ボストンテリアは穏やかさと元気溌剌のアンバランスが面白い!

ボストンテリア 性格

ボストンテリアの魅力は、ブルドッグの持つ穏やかなおおらかさと、テリアの持つ元気印のいたずらっ子のような可愛さのアンバランスさが一番の魅力でしょう。それだけにボストンテリアのしつけには繊細さと大胆さををコントロールする難しさもあります。ボストンテリアの性格の特徴を上手く引き出してやることができれば、お互いにとってのベストパートナーとなれることでしょう。

◎ライタープロフィール
泉 能子 愛犬家 ドッグライター

泉 能子/愛犬家、ドッグライター

動物が大好きで、気づけば隣にはいつも愛犬がいて、愛犬とお互いに助けたり助けられたりの共同生活をしているドッグライターです。
今までにヨークシャーとスムースダックスを育てて看取り、今は保護犬の9歳になるブラックタンのダックスと暮らしています。
人と犬が楽しく幸せに暮らすために役立つ記事を発信していきます。

  • 更新日:

    2020.05.04

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