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健康管理 / 病気

2020.05.24

ポメラニアンと柴のミックス「ポメ柴」の寿命ってどのくらい?健康管理のコツを知ろう

柴犬とポメラニアン。日本で人気の2種類の犬種を掛け合わせて生まれたのがポメ柴です。「シバラニアン」とも呼ばれていますが、それぞれのイイとこ取りをしたような魅力あふれる犬なのです。しかし頭数自体はあまり多くないため、詳しいことはあまり知られておらず「名前だけは聞いたことはあるよ」という方も多いのでは?そこでポメ柴がどのくらいの寿命なのか?どれくらいの運動量が必要なのか?等、ポメ柴の健康寿命を延ばすために知っておきたい健康管理のコツについて解説していきたいと思います。

#ポメしば / #ミックス犬

Author :明石 則実/動物ライター

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ポメ柴の寿命はどのくらい?

ポメ柴

ポメ柴の平均寿命は12~15歳くらいだとされていて、もちろん個体差や育つ環境にも左右されますが、多くのミックス犬と同じくらいだと言えるでしょう。少し難しいのが柴犬とポメラニアンのどちらの特性を多く引き継いでいるか?ということで、それによって食事内容・かかりやすい病気なども少しずつ違ってきます。

ポメ柴の適正体重はどのくらい?

ポメ柴

小型犬のポメラニアンの体重が1,8~2.3kg程度、中型犬の柴犬の場合は7~12kg前後となっていますが、ポメ柴の体の大きさに関しては柴犬の特性を引き継いでいるようです。そのためポメ柴の成犬の場合は8kg程度になることが多く、ケージなどの住環境もそれなりに広く取った方が良いでしょう。

またポメラニアン、柴犬とも被毛がダブルコートですから、ポメ柴の毛は長めのうえにモコモコしたような感じに映ります。そのため体重はそれほど重くなくても体が大きく見えることが特徴と言えます。

ポメ柴の健康寿命を延ばすために|かかりやすい病気とは?

ポメ柴

一般的にミックス犬は病気に強いと言われることもありますが、親犬種の遺伝的疾患や、かかりやすい病気などを受け継いでしまうこともあり、そういった点では注意が必要です。ポメ柴のかかりやすい病気を見ていきましょう。

アレルギー性皮膚炎

食べ物や雑菌、ダニのフンなどに起因するアレルゲンによって引き起こされる皮膚炎です。免疫機能の低下に伴って皮膚バリアが弱くなりやすいため、皮膚や被毛を清潔にすることが求められます。まずはアレルゲン物質を特定することによって原因を除去すること。そして場合によっては抗生物質や免疫抑制剤などの投与が必要となります。

免疫介在性疾患

遺伝的疾患である場合が多い免疫介在性疾患も注意すべき病気です。体が本来持っている免疫機能が、正常な部分を誤って攻撃してしまうもので、免疫介在性膝蓋炎、免疫介在性溶血などの疾患が存在しています。

免疫介在性膝蓋炎は膝の関節や軟骨に炎症が発生し、びっこを引いたり、元気や食欲がなくなるなどの症状が現れます。ちなみに親犬種のポメラニアンですと膝蓋骨脱臼のリスクはありますが、ポメ柴は中型犬サイズに成長するため、その心配はあまりありません。免疫介在性膝蓋炎と膝蓋骨脱臼を混同しがちですので、気を付けたいところです。

免疫介在性溶血は免疫機能が血液中の赤血球を攻撃してしまうもの。そのため貧血の症状が発生し、進行してくると死に至るかも知れない怖い病気です。

どららの病気も根本的な治療が難しく、ステロイドや免疫抑制剤の服用で炎症を緩和させることで寛解を目指していく方法が一般的です。

ポメ柴の健康寿命を延ばすために|散歩の時間・回数の目安とは?

ポメ柴

ポメ柴はとても活発で行動的な犬種です。そのため必要な運動量は必ず確保するようにしましょう。

毎日の散歩時間

1日2~3回程度で、毎回30分程度は散歩させましょう。他の犬に出会った時に警戒したり、吠えることもあるのでトレーニングやしつけは必須です。
また柴犬の部分特性からか、外でオシッコをしたがる場合もありますので、家でのトイレトレーニングもきちんと覚えさせましょう。

ドッグラン

走ることも大好きですから、定期的にドッグランを利用することも必要でしょう。ストレス発散にも効果的ですし、何より他の子たちと遊ぶことで社会性を学ぶこともできますね。

ポメ柴の健康寿命を延ばすために|ごはんの量の目安とは?

ポメ柴

ドライフードの場合は、体重や年齢に応じて決まった分量を与えるようにしましょう。フードの袋に記載されている給与量表通りで問題ありません。また日本犬は高齢になると認知症のリスクが高まりますので、柴犬の特性を受け継いでいるポメ柴もシニアに差し掛かる時期には、EPAやDHAが含まれたフードやサプリなどを与えることも効果的です。

健康生活で長寿を目指そう!

ポメ柴

特定の病気リスクはあるものの、長寿を目指すためには食餌や運動をはじめとした健康管理が欠かせません。そして飼い主さんと絶えずコミュニケーションを取り、ストレスのない生活を送ることが何より大切なのですね。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石 則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

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