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犬種図鑑

2020.05.26

ライオンを狩る犬!ローデシアン・リッジバックの名前の由来は意外なアレ

アフリカ南部を原産とする唯一の公認犬種なのが、ローデシアン・リッジバックです。集団でライオンの狩りをしていたとても勇敢な犬種ですが、実はとても温厚で愛情深く家庭犬としても高い人気があります。ここでは、日本ではあまりお見かけすることがないローデシアン・リッジバックの歴史から特徴、育て方まで詳しく紹介していきます。

#Lifestyle

Author :関 ゆりな/ドッグライター

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ローデシアン・リッジバックの歴史

ローデシアン・リッジバック

ローデシアン・リッジバックは、南アフリカ原産のセントハウンド犬種です。アフリカで猟犬として活躍し、なんと百獣の王ライオンの狩りをしていたとも言われているローデシアン・リッジバックのルーツや歴史からご紹介します。

南アフリカの先住民が飼育

ローデシアン・リッジバックは、南アフリカの西ケープ州ケープタウンの先住民族のホッテントット族が飼育していた犬と、16~17世紀にオランダ系移民のボーア人が持ち込んだブラッドハウンドやポインターなどとの交配で生まれました。
そして、視覚も嗅覚も優れた理想の犬種として生み出され、狩猟犬や警備犬として活躍していました。

ライオンを狩る犬として有名に

1870年代には、アフリカのローデシアンへライオンを狩るために連れていかれ、猟師がライオンに近づくまでライオンを威嚇し追い詰めるという勇敢さを見せました。それから、ライオンを狩る狩猟犬として有名になり「ライオン・ドッグ」という名前で呼ばれるようになったものの、野蛮な響きがするとして現在の名前へと変化しました

1926年に南アフリカケンネルユニオンによって正式に承認され、1950年にアメリカへと渡り1955年にアメリカンケネルクラブに公認されました。現在も多くの国で狩猟犬として活躍していますが特に警備犬や家庭犬としても人気があります。

ローデシアン・リッジバックの身体の特徴

ローデシアン・リッジバック

鋭い顔つきと均等のとれた体をもつローデシアン・リッジバックは、背中にある特徴がある犬として有名です。ここでは、ローデシアン・リッジバックの身体の特徴について紹介していきます。

筋肉質で逞しい身体

ローデシアン・リッジバックの体高はオスは63~69cm、メスは61~66cmが理想とされています。体重はオスが36.5kg、メスが32kgが理想です。
体高より体長がわずかに長い体型で、均等のとれた筋肉質で逞しく美しい外見をしています。

毛の生え方がその名の由来!

ローデシアン・リッジバックの毛色は、ライト・ウィートンからレッド・ウィートンまであります。胸や足部分に小さな白が入ることと、耳とマズルがダークなものもJKCでは許容されています。

ローデシアン・リッジバックは、背中(バック)の毛が逆向きに生えており、はっきりとした隆起線(リッジ)があるのが一番の特徴です。肩の後ろから左右対称に被毛が逆向きになっており、お尻に向かっていくに連れて徐々に細くなっていきます。
ローデシアン・リッジバックの被毛はなめらかなスムースコートです。そのためお手入れは簡単で週1回程度のブラッシングで十分です。

平均寿命は10~12歳

ローデシアン・リッジバックの平均寿命は、約10~12歳です。
気をつけたい病気としては、大型犬に多い股関節形成不全があります。予防として肥満にさせないことに加えて、骨の形成が完了する1~2歳の間に股関節検査をしておくと安心でしょう。

ローデシアン・リッジバックの育て方

ローデシアン・リッジバック

アフリカ原産の犬のため、厳しい暑さにも強い犬種ですが逆に寒さには弱いため室内飼いが好ましい犬種です。
猛獣であるライオンの狩りでは勇敢に立ち向かっていきますが、普段は攻撃性があるわけではなく、温厚で愛情深い性格なため家庭犬にも向いています。ここでは、そんなローデシアン・リッジバックの育て方について紹介していきます。

しつけは一貫性を持って

頭のいい犬ですが、頑固で神経質な面もあるためしつけには苦戦するかもしれません。そのため初心者には飼育が難しい犬種と言えます。信頼する飼い主以外を信用せず、言うことを聞かないことがあり、家族のなかでも子どもの言うことは全く聞かないというケースもあるようです。
リーダーシップのとれる飼い主でなければ言うことを聞いてくれないため、小さなうちから飼い主がリーダーシップをとりきちんと一貫性を持って訓練すれば飼い主に忠実に仕える良きパートナーになってくれるでしょう。

散歩以外にも身体を動かす時間を

ローデシアン・リッジバックは、多くの運動量を必要とするため一回1時間の散歩を1日に2回は行う必要があります。ただ歩いての散歩だけでは運動欲求を満たすことはできないため、ランニングやボール遊び、ドッグランなどで自由に走らせてあげるとストレス解消になります。

ローデシアン・リッジバックと過ごす幸せな時間

ローデシアン・リッジバック

ローデシアン・リッジバックとの関係をいいものするためには、主従関係がしっかりとしていなければなりません。
しつけの知識が豊富な上級者の方で、体力に自身がありさまざまなアクティビティに連れて行ける時間のある方であれば、頼もしい理想のパートナーとなってくれるでしょう。

◎ライタープロフィール
関 ゆりな ドッグライター

関 ゆりな/ドッグライター

ビションフリーゼのココメロ(1歳)とのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。
長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。

  • 更新日:

    2020.05.26

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