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連載 / ブログ

2020.05.22

連載|シニアの愛チワワ|vol.27

君がそこにいる幸せ。君が眠る姿

愛犬が若いころに使っていた謎のドーナツ型のベッドや、愛犬が横になって眠れなくなった頃のエピソード。今の愛犬の眠りについてなど。眠りたいときに気持ちよく眠れることがどれだけ大切か、愛犬が私に教えてくれたお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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どこでも眠れる

愛犬には少し不思議な性質があります。犬用のベッドを買っても使ってくれないのです。
愛犬は小さなころから、私が作った特製ドーナツ型ベッドが大好きで、眠るときは私の布団か、ドーナツ型ベッドに入っていました。

この特製ドーナツ型ベッドとは、座布団や安定感のあるクッションに、タオルやフリースなど季節にあったものを敷き、その上にドーナツ型に丸くしたタオルを置くだけです。クッション1つ、タオル2枚があれば、どこでもベッドができてしまうのです。

ドーナツ型にしたタオルの中に、いそいそと入っていく姿がとてもかわいらしく、タオルのふちにあごをのせて眠る姿は、癒しそのものでした。

横になれない

心臓病になると、肺に水がたまる肺水腫というものも併発することがあります。
その症状がでてしまうと、腹ばいになったときに、肺がある位置よりもあごを下げると苦しいらしく、座ったままになるか、腹ばいになってもあごを床につけられなくなってしまいます。

眠いのに座ったままの愛犬。かわいそうで仕方がありませんでした。
愛犬の体調が落ち着くまで、そばで見ていて、愛犬が横になって眠ったら私も眠るという生活が続きました。

そのとき、眠れることがどれだけ大切かということを思い知らされ、少しでも早く症状が落ち着き、愛犬が気持ちよく眠ってくれることを祈るしかありませんでした。

新しいベッド

肺水腫の症状が出るようになってから、愛犬はドーナツ型のベッドを使わなくなりました。
足の調子も良くなく、少しの段差でものぼることが大変になってしまったということもあります。

日中は、愛犬がいつでも眠りたいときに眠れるようにしいたいと考え、愛犬がいつもいる場所に薄いクッション性があるものを敷き、その上にタオルやフリースを敷いて、愛犬がいる場所をベッドにしてみました。

体調がいいときは、ごろりと転がり気持ちよさそうに眠ります。
不器用に投げだした足や、無防備なおなか。なにもかもが愛おしくてしかたがありません。
愛犬の眠っている姿は、安堵そのものです。

君が眠る姿

愛犬の場合、眠れることが健康の証でもあります。
痛みや苦しさがあったころ、愛犬は眠れませんでした。そのつらそうな姿を見ていたので、気持ちよく眠っている愛犬を見ると、心から安心し、それだけでも幸せを感じます。

眠りから覚め、まんまるな目でこちらを見ている愛犬。穏やかな日々を過ごしていると、病気や老化、痛みや苦しみなど、どこかへ消えてしまえばいいのにな・・・と思ってしまいます。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

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