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連載 / ブログ

2020.05.15

連載|シニアの愛チワワ|vol.26

君がそこにいる幸せ。愛犬の写真

ついつい撮ってしまう愛犬の写真。皆さまはどのような愛犬の写真を撮っていますか?私が愛犬の写真を撮るときの変なクセや、写真が撮れなくなった時期のこと、そして今の気持ちなど、写真を通して気づいたことのお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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気がついたら・・・

スマートフォンやパソコンの中に、愛犬の写真が大量に保存されています。子犬の頃のものからずっと見ていくと、あることに気が付きました。もしかしたら、この連載を読んでくださっている方も気付いていらっしゃるかもしれません。

気が付いたこととは、半分以上の写真が愛犬の顔のどアップなのです。写真いっぱいに広がる愛犬の顔のオンパレード。なぜこうなってしまったのか・・・。

その理由は、私は愛犬のにおいをかぐなど、愛犬を近くで見ることが趣味のひとつなので、それが原因だと思います。その感覚で写真を撮るため、近い!近い!という写真ばかりになってしまったのだと気づきました。

今、見ているその姿を

もうひとつ気が付いたことは、愛犬のしぐさをそのまま写真に撮るため、動画の一部を切り取ったような、いわば「後で見てよくわからない」写真が多くあります。
愛犬のしぐさを見て「たまらなくかわいい!」と思ったその瞬間を写真に撮るため、それが原因だと思います。

手をなめている写真。からだをぶるぶる振っている写真。シャッターチャンスを逃し、フレームアウトしている写真などなど・・・。
ですが、いちど撮った愛犬の写真はなぜか消去できないのです。

今、見ているその姿を撮りたい。残しておきたい。そのような気持ちが「後で見てよくわからない」写真を量産してしまっているのだと気づきました。

写真が撮れなくなった時期

一時期、愛犬の写真が撮れなくなりました。愛犬が心臓病と診断され、余命半年といわれたときです。
愛犬の写真を撮ることが怖くなりました。今日愛犬の写真を撮ったものが、明日思い出になってしまうかもしれない。そう考えると、怖くて撮れませんでした。

もうひとつの理由として、体調が悪いときの写真を残したくないとい気持ちもありましたし、愛犬の体調が悪いのに、写真を撮るのもどうなのだろう?という疑問もあったからです。
そのため一時期、愛犬の写真を撮れず、空白の時間となってしまいました。その時は写真を撮らないかわりに、今、見ている愛犬の姿を記憶にすべて、刻んでおこうと思っていました。

愛犬の写真

そして今、また愛犬の写真を撮るようになりました。
愛犬の体調が落ち着いているということと、この連載をさせていただいて、愛犬の写真を撮る機会が増えたということが大きな理由だと思います。
一度写真を撮り始めると、不安はあっさりと消えました。「また写真を撮るの?」と愛犬に言われそうなくらい、写真を撮っています。

今、撮っている愛犬の写真が思い出になるときが、いつか必ず来るでしょう。
1枚1枚すべてが私の目に映った愛犬そのものなら、それは悲しい思い出ではなく、愛犬と一緒に過ごした大切な思い出になると思っています。
これからも愛犬の写真をたくさん撮りたい、撮らせてほしい。そう願っています。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 更新日:

    2020.05.15

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