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2020.05.01

【ブログ】運命的な出会い?愛する柴犬「茶々」はとんだオテンバ娘だった

我が家の愛犬「茶々」は柴犬の女の子。お迎えしてから早や6年になりますが、今や家族の一員として、なくてはならない癒しの存在になっています。
そんな茶々との出会いについてお話ししたいと思います。どうか肩の力を抜いて読んでみて下さいね。

#柴犬

Author :明石則実/動物ライター

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もしかして亡くなった子猫の生まれ変わり?茶々との初遭遇

柴犬 ブログ

話は茶々をお迎えする半年前まで遡ります。私達夫婦は、ペットは飼っていなかったものの大の犬好き。
休日には頻繁にペットショップへ通っては、かわいい子犬を見ることが日課のようになっていました。

助けてあげられなかった子猫への想い

平日のある日、自転車で駅へ向かう途次、大きな交差点で道路にうずくまる子猫を見つけた私は見かねて子猫を保護しました。どうやらバイクか自転車にぶつかったのか下半身がほとんど動かない状態でした。

おそらく生後数か月くらいの子猫でしたが、痛くて苦しいのか私の手や腕を必死に掻きむしってきます。ちょうど近くに動物病院があったため、そこへ連れていくことに。

レントゲンなどの診察の結果、骨盤が折れ、内臓も圧迫されてどうやら助かりそうもないこと、手術してもおそらく小さな体では耐えられないだろうということを医師から聞かされ、もし治る見込みがあれば家に連れて帰りたい思いだった私は、「せっかく生まれてきたのに、なぜこんな目に。」と思わず涙が溢れました。

本当なら助けてあげたかった。なぜか今でも悔やんでしまう自分がいるのです。

妻の大反対を押し切って茶々を迎える

それからしばらくして、家の近くにあるペットショップへ行った時のこと。何の気なしに並んでいる子犬たちを見ていると、ふと一匹の柴犬の子犬を見つけました。

「ん?まだ耳が立ってないのか。」柴犬特有の立ち耳ではなく、耳が少し寝ている状態だったのが茶々でした。
かなり好みの顔立ちで、「ふ~ん、この子かわいいね。」と夫婦で言い合っていると、店員さんが「ちょっと抱いてみますか?」と一言。

ちょっと遠慮しつつ、それでもやっぱりかわいいので抱かせてもらうことに。「うん、めっちゃもふもふ!」
その気になりつつある私を警戒したのか、妻は「もうそろそろいいでしょ!」と若干お怒りモード。
それでも恐る恐る店員さんに生体価格を聞くと、なんと10万円!生後半年以上経つと一気に値下がりするのはわかっていたものの、茶々はその時まだ生後3か月程度。かなりのお買い得価格にビックリしました。

「他に購入希望の方がいらっしゃる。」という言葉を聞いた私は、2日間だけ待ってもらうことにして、帰宅後に妻に粘り強く交渉しました。
離婚の危機に陥りながらも、何とかなだめすかして購入に同意させ、ようやく茶々を家に迎えられたのです。

今でもその時のことを、妻からネチネチと言われますが、私はどこ吹く風。何せ誰よりも柴犬好きになったのは。誰あろう妻なのですから。

お迎えしてからが大変!茶々との格闘と病気の日々

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ようやく家にお迎えしたものの、私は以前に雑種犬を飼っていたことがあって、「今回も大丈夫。」とタカをくくっていたのですが、その考えが甘いものであることに、すぐに気付きました。
茶々との格闘と、病気との戦いが始まったのです。

柴犬のしつけは大変!生傷の絶えない日々

そうそう、なぜ「茶々」という名前にしたかというと、私は根っからの歴史ファンでもありまして。茶々というのは戦国時代に生きた淀殿という女性の名前なのですよ。茶柴ということもあって、けっこう気に入っている名前なのですよね。

歴史上の淀殿は、かなり気の強い女性としても知られていますが、柴犬の茶々のほうも負けん気が強く、頑固で独占欲の強い犬なんです。
以前飼っていた雑種のように簡単には言うことを聞いてくれず、散歩へ行く際にもリードを引っ張りまくりで、よく言えばマイペース、悪く言えば頑固。他の犬と出会えば唸りますし、今でもそういった気質はあまり治っていません。

何より閉口したのは、とにかく独占欲が強いこと。ちょっと気を抜けば勝手にオヤツは物色するし、靴下やタオル、ヘアゴムなどを咥えては自分のものにしてしまいます。
こればかりは何度しつけしようとしても一向に治りません。無理に取り上げようとすると本気噛みしてきますから、うかつに手も出せないのですよ。
そのために私達夫婦は、手や腕に生傷が絶えない毎日。和犬を飼うことの難しさを痛感しましたね。そこで何かを咥えてしまった時には、無理に手を出さずオヤツで誘導して風呂場へ連れていきます。そしてシャワーで軽く水を掛けると必ずブルブルッとするので、その隙に取り上げるという画期的な作戦を思いつきました。やはり知恵のついた犬には、こちらも知恵で対抗ですね。

オテンバ娘で困りますが、いたずらをしない時は本当にいい子。だから笑って許してしまうんですよね。

判明した免疫介在性膝蓋炎

ようやくある程度しつけも終わり、平穏な暮らしをしていたところ、突然発症したのがこれです。免疫細胞が正常な細胞を攻撃してしまい、炎症を起こしてしまうという病気です。
なかなか原因がわからず、セカンドオピニオンで今の病院で診察してもらったところ判明したわけで、ここからがまた苦闘の連続でした。

元気がなくなり、毛が抜け、痛々しい姿になった茶々。点滴を打ったり、薬もかなり高額でしたが、今はジェネリックを使っているので出費は抑えられています。
毎日二回投薬しなければならないのですが、数値や状態も安定しているため、今は安心かな。といったところ。

これからも元気に暮らしていこうね

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これまで山あり谷ありだった茶々との生活でしたが、これからは平穏無事で暮らしていきたい。そんな気分です。
苦しい思いをした分、きっと幸せな日々が待っているのではないでしょうか。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石 則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

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