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食べもの

2020.05.25

手づくりごはん|パートナーに優しいレシピ|vol.5

パートナーに優しいレシピ|犬の膝蓋骨脱旧と関節ケアに良い食べ物

私の犬は、右後肢に「膝蓋骨脱臼」があります。 ふとした拍子に膝関節がずれてしまうのです。 右膝に違和感があると、人間の「お姉さん座り」のように、右後肢を内側に曲げて座り込みます。 この疾患とうまく付き合うにはどうしたら良いのだろう。 膝蓋骨脱臼に適した食べ物を探してみることにしました。

#パートナーに優しいレシピ

Author :さのさえこ/ドッグライター

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関節ケアとは関節軟骨をケアすること

関節の骨の先端には、衝撃を吸収する軟骨があります。 軟骨は、激しい運動や加齢、肥満による体への負担により、消耗しやすい部分です。 消耗するということは、減ること。 つまり、減ったものを補うことが必要になります。

軟骨基質の主成分は「コンドロイチン硫酸」

コンドロイチン硫酸と聞くと「何だ?!」と思ってしまいますが、これはプロテオグリカンやコラーゲンを指します。 他にグルコサミンも軟骨基質の成分として存在しています。

炎症による痛みを抑える成分もケアには必要

私の犬の右後肢は膝関節が外れやすくなっていますが、すぐ元に戻り痛みもないようです。しかし関節炎に発展すると痛みを伴います。 そのため、痛みのケアとして、「緑イ貝」「EPA」「DHA」「抗酸化物質」の摂取も必要となります。

関節ケアサプリメントで一気に栄養補給を

膝蓋骨脱臼に完治はなさそうなので、将来のことを考えて、関節ケアのサプリメントを利用することにしました。 関節のための全てが入ったサプリメントを与えています。

必要な時に適切なサプリメントを摂る

栄養素は食べ物から、というのが私の理想です。 様々な栄養素を含む食物を摂取することが自然だと思っています。

しかし、まだ若くて運動量の多い私の犬には、関節軟骨の消耗をすぐに補ってやる必要がありました。 今回はサプリメントの力を借りてみようと思います。

「子ブタの鼻」でコラーゲンを補ってみよう

子ブタの鼻をそのまま乾燥させたおやつ。 特に何かを期待して買ったわけではなかったのですが、意外にもコラーゲンが豊富であることがわかりました。 皮の部分は少し硬めですが、中はサクッとしていて、喜んで食べます。

硬い部分は茹でて食べやすくしてみる

包丁も入らないほど硬い部分は、ザックリと切り分けてゆでると、プルプルした食感の食べやすいおやつになります。 私の犬は丸呑みすることが多いので、茹でることで小さく切って与えることができました。

鶏の「ヤゲン」はコリコリの関節ケアおやつ

焼き鳥でおなじみの「ヤゲン」は、高タンパク低脂肪な、鶏の胸軟骨です。 カルシウムとコラーゲンが豊富で、スーパーで簡単に手に入ります。
無着色の子ブタの鼻は入手が難しくなってきているため、最近ではヤゲンを利用することが増えました。

膝軟骨よりも調理が簡単で食べやすい

調理はとても簡単です。 魚焼きグリルにアルミホイルを敷き、並べて焼くだけ。 両面に焼き目が付いたら完成です。

膝軟骨よりも火が通りやすく、コリコリとした食感を楽しめます。 焼いて冷凍保存できるので、作り置きをしています。 アルミホイルを敷くことで、グリルを汚さずに済むのも手軽です。 余談ですが、焼いたヤゲンを別皿に取り分けて塩を振れば、人間のおつまみにも最適です。

食べ物と運動で膝蓋骨脱臼とうまく付き合う

関節のトラブルには、肥満の防止とともに運動による筋肉増加も必要だと、獣医さんに言われました。 犬友達と思いきり遊んだり、知らない公園を探検したり、楽しみながら体を強くしてやれたらいいな、と思っています。 晴れた休日の遠征は、人間の私まで健康にしてもらえている気がします。 人間も犬も、適度な運動が大切なのですね。

◎ライタープロフィール
ドッグライター さのさえこ

さの さえこ/ドッグライター

子供の頃はアレルギーで飼えなかった犬を、大人になって初めて迎えることができました。しかし里子で迎えた初めての愛犬は、外耳炎、歯肉炎、膿皮症、膝蓋骨脱臼を持っていました。
この子をきれいな体にするにはどうしたら良いか。そんな気持ちから得た経験を、「犬の食」を通してお伝えできればと思っています。

  • 更新日:

    2020.05.25

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