
成犬になっても魅力満点のサモエドですが、子犬はさらに破壊力抜群です。
見たら飼ってしまいたくなるため、「サモエドの子犬は見てはいけない」と言われるほど、サモエドの子犬は魅力的です。
サモエドの子犬の魅力はどのようなところなのでしょうか?
やはりサモエドの子犬の一番の魅力は、その見た目です。
フワフワでコロコロ、真っ白な被毛が遊んでいる様子は、とても癒されるでしょう。
赤ちゃんの頃は見せなかった「サモエドスマイル」も、子犬になれば存分に見せてくれます。
サモエドの成犬にも言えることですが、サモエドの子犬は誰にでもフレンドリーです。
人間と遊ぶことが大好きであるため、子どもがいる家庭でも問題なく飼うことが出来るでしょう。
サモエドの成犬は個体差が大きく、体重が40kg程になるサモエドもいます。
大体1歳くらいで成犬となるため、産まれてから1年で40kg程になるということは、その成長スピードはかなり早いことがわかります。
ただし平均としては、大体25kg前後になるため、それを基準にサモエドの子犬の成長スピードについて解説します。
サモエドは中型~大型犬であるため、生後2ヶ月の頃でも5kg程になります。
その後は1ヶ月に2~3kgずつ増加していき、生後半年で14kg程、生後10ヶ月には23kg程にまで成長します。
このように、サモエドの成長スピードはかなり早いのです。
とても愛らしいサモエドの子犬ですが、いつ頃から散歩やシャンプーを始めれば良いのでしょうか?
すぐにでも楽しくサモエドの子犬と散歩やシャンプーをしたいでしょうが、これらを始めるタイミングというものがあります。
子犬の散歩は一般的にワクチン接種完了後20~100日後を目安にすると良いとされています。
しかし、サモエドの子犬に限らず、犬の生後3ヶ月頃は社会性を身につける大切な時期です。
そのため、獣医師と散歩の始める時期を相談したり、ワクチン接種完了前から抱っこして外の空気を吸わせるなど、外の環境に慣れさせておくことをおすすめします。
サモエドの子犬のシャンプーに関しても、1回目のワクチン接種後1週間~2週間後が目安とされています。
突然シャンプーをされるのは、子犬がびっくりしてしまい、その後のシャンプーが嫌いになってしまう可能性もあるため、まずは濡れタオルで拭いたり、シャワーの水圧を弱くすると良いでしょう。
サモエドの子犬の毎日のエサの量は、何を目安にしたら良いのでしょうか?
サモエドはほかの犬種に比べてエネルギーの消費量が少ないため、エサの量は少なくても良いと言われることがあります。
しかし、適正体重でなければサモエドの健康を保つことが難しくなってくるため、サモエドの体調や身体の様子を見ながら、エサの量を決めていきましょう。
ドッグフードには、犬種別で毎日に必要なエサの量の目安が記載されています。
基本的にはサモエドの子犬もそれに記載されている量のエサを与えれば良いでしょう。
エサの量が適正かどうかは、身体を触ってみればわかります。
サモエドの子犬のあばら付近を触り、あばら骨を少し感じることが出来ればエサの量は適正と言えるでしょう。
しっかりとあばら骨が触れる場合はエサが少ない、ほとんどあばら骨が触れない場合は、肥満気味となっておりエサの量が多いことがわかります。
サモエドの子犬は、一度触れ合ってしまえば最後、サモエドとの楽しい生活を想像せずにはいられなくなってしまいます。
それほどまでにサモエドの子犬は魅力的であり、愛情深い犬種です。ぜひ一度サモエドの子犬と触れ合ってみてはいかがですか?
南 健汰/ドッグライター
大自然溢れる北海道でドッグトレーナーとして犬を訓練した経験を活かし、2012年より執筆活動を開始。ボーダーコリー2頭、サモエド2頭、猫2頭と暮らしている。犬との生活で大切にしているのは、犬も自分も思い切り楽しむこと。訓練士協会A級ライセンス保持。